Ancestors:The Humankind Odyssey:突然変異や進化跳躍について

今回はゲーム内で出来る操作「世代を変える」「突然変異の発現」「進化跳躍」の3つを解説する。

この記事のねらい

ゲーム内で殆ど説明がないにもかかわらず、エンディングへたどり着くには理解が必要となる3つのシステムについて説明し、前回の記事と同じくこのゲームをやりたいと思う人の助けとしたい。

ざっくり解説

・「世代を変える」は、血統の猿たちが1段階歳をとる行為だよ

・「偶発突然変異」は、子猿が生まれた時に確率で付与される進化だよ

・「突然変異の発現」は、「進化跳躍」することで、「偶発突然変異」を使用可能にすることだよ

・「進化跳躍」は、行うと時間が一気に飛んで、それまで集めた進化の功績を元に人類に近づく操作だよ

猿の年齢

猿たちには3段階の年齢がある。
「子ども」:子猿。ゲーム開始時に操作するのがこれ。アイテムを持てず威嚇が出来ない。定住地以外で常に恐怖のエフェクトがかかる。この猿たちが進化のカギとなる。決して死なせてはいけない。
「大人」:大人の猿。一般的に操作するのがこれ。体力の最大値が最も大きく、基本的に操作するのがこの年齢の猿。
「老人」:年老いた猿。体力の最大値が低いので、死にやすく疲れやすい。ただし、未開の土地に行っても「未知への恐怖」を受けないという特性もある。

「世代を変える」について

先に説明した猿たちの年齢を1段階進める行為。

子どもは大人になり、大人は老人になり、老人は老衰で死ぬ。

この方法で老衰で死んだ猿は、「死亡数」にカウントされない。

偶発突然変異について

新しく子猿が生まれた時、画面右上に「偶発突然変異を持つ赤子」という表示が出てくることがある。

偶発当然変異というのは、ありていに言うと
「持ってない進化を手に入れるチャンスを持つ」
ということ。

この偶発突然変異はあくまで「チャンス」であり、これを他のニューロンエネルギーを入れて使える進化と同じように使うには、「突然変異の解明」と、「突然変異の発現」をさせる必要がある。

突然変異の解明

偶発突然変異を持った子猿が世代を変えて「大人」になると、画面右上に「突然変異の解明」と表示される。

この状態で進化の画面を開くと、オレンジ色の光る玉のようなニューロンがある。
「〇〇は高い消化能力を持っています」等の表示がされるはずだ。

この状態になった突然変異は、その突然変異を持った猿が生きたままで「進化跳躍」すると進化跳躍した先の世代で「突然変異の発現」となり、進化した内容が適用される。

つまり、突然変異を持った猿が事故や寿命で死んだ場合や、まだ解明されてない子どもの「偶発突然変異」は無かったことになるのだ。

そう、ゲーム内の説明ではわかりづらいが、「突然変異の解明」をしただけではその進化は使えない。

進化跳躍

恐らく最も謎なシステムがこれだろう。

寝床でEキーを押していける進化の画面で、「進化跳躍」を選ぶと行える。

他のゲームに似たような仕組みがないので端的な説明ができないが、
「それまで集めた進化の功績を使って時間を進めて、人類に近づく行為」
というのが一番近いと思う。

また、先ほど説明したようにこの進化跳躍を行うと、「突然変異の解明」まで行った偶発突然変異がすべて有効化される。

進化の功績

進化の功績というのは、進化の画面で見られる「地図職人の誕生」だとか「畏れられる種」だとかいった、いわゆる実績、トロフィーみたいなものだ。

そしてこのゲームは、進化の功績を集めて、進化跳躍で時間を進めることでエンディング(人類)へたどり着くことができる。

例えば物を両手で持てるようになるだとか、そういう進化では極論、一向に人間になることはできない。(「ニューロンを〇〇フェーズまで進めた」という進化の功績があるので無意味ではないのだが)

この進化の功績の内容を知ると作業ゲーと化すので内容については触れないが、ざっくりと
・新しい土地のランドマークを見つける
・敵対生物を威嚇する、殺す
・道具などを一定回数作る
・進化を一定のフェーズまで進める
といったことで取得できる。

また、進化跳躍する前の血統で生まれた子供の数と、老衰以外で死んだ個体の数で時間にプラスマイナスがつく。

進化の功績に関する補足

画面下の赤い線(学説)より早く時間が進んでいる状態で功績を達成すると「学説より早い+〇年」というボーナスが加算される。(例えば+2500なら、2500年分の時間が加算される。学説より2500年早いという意味ではない)

進化跳躍は猿の種族の名前(例えば「ミレニアム・マン」だとか「トゥーマイ」だとか)が変わるとき強制的に止まる。
この仕様上、最初の「?」の種族で全実績を集めたとしても最後の人類まではいけない。むしろそうすると、進化跳躍の条件である「実績を1つ以上達成する」ができず詰む。

特に3つ目の「ミレニアム・マン」になると、感情制御というコマンドが使えるようになって格段に難易度が下がるので、最初の方の世代では出来るだけ早く進化跳躍で時間を進めた方がいい。

突然変異のメリット


哺乳類の肉や魚、キノコなどの食べるとおなかを壊すものを消化できるようになるニューロンの起点となるニューロンは、偶発突然変異でしか取得できない。

ゲーム内の説明では「たくさん摂取すると進化の可能性がある」といった説明がなされるが、実際は突然変異で起点となるニューロンを取得しない限り永遠と消化できない。

それ以外に突然変異でしか入手できないものとして、「記録できる場所を増やす」(長期記憶)とか「敵に致命傷を与える確率を上げる」(深部感覚効率)といった重要な物が多い。特に後者は死ぬまで追いかけてくるガゼルやハイエナを素早く始末するのに役立つ。

なので、効率化したプレイをするなら、ひたすら偶発突然変異を解明させてから進化跳躍を繰り返すと、非常に短時間で進化を進められる。

まとめ

偶発突然変異を出来るだけたくさん解明した状態で進化跳躍する。

これを繰り返すことで、かなりの速さで進化できる。


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