おみやげ と じぶんメモ
昨日、藤原華さんのコンテストの中間結果が発表されました。
私は「栄えある」落選組です。(泣)
「栄えある」経験にしたいので、ない知恵絞って反省会したいと思います。
審査を担当されたマネージャーのジャスミンさんが、落選者に向けて1万6千字に及ぶ落選理由を書いてくださいました。
これ、ラジオ体操の参加賞みたいな鉛筆1本とかペラペラの自由帳じゃなくて、昔話で欲深な爺さんが選ぶようなずっしり重いつづらに入った「おみやげ」だと思います。
お一人で、1対162(落選記事数)に向けて書いてくださっている。
募集テーマは「なぜ書くか」なのに、審査するジャスミンさんは「なぜ読まれないのか」と考えざるを得なくなる。(って、得なくさせてる張本人がエラそうにすみません)
落選理由や華さんとのやりとりを何度も読みました。落選理由を書く動機、書く姿勢。真剣に向き合ってくださってることが伝わってきました。言いにくいことも、「いまからナイフ出すよ」と刃をちらつかせて前置きしてる。
丸投げしてたかもしれないと思いました。(かもじゃなくてしてた)
応募するという行為、内容について。
血の通った相手が読むことをちゃんと考えたか。
「このような機会をありがとうございます」という上辺の言葉で取り繕うんじゃなくて。
募集要項、華さんのお手本記事のねらい。
読んでもらえるような、選んでもらえるような配慮や工夫をしたか。
もろもろ考えなきゃいけないことがあったはず。
そもそもの記事の姿勢として、読んでどうなってほしいという読者ファーストがあったか。(イヤーん耳が痛い)
読んだ人を
で? 知らんがな。
ってさせてる。
んんんー難しい。
テーマの問題か配慮の問題か両方なのか。別の問題があるのか。
日頃好き勝手に殿様商売みたいに書いてるとスコーンと抜けてしまう。
宿題として(好き勝手にnoteを書きながら)じわじわ考えていきたいと思ってます。
🍩(スコーンじゃなくてドーナツ)
知らんがなと じぶんメモ問題
藤原華さんの別の有料記事で気になることがありまして。
無料部分に目次があったので、その項目を引用します
私はもともとアニメや本のことを書きたくてnoteを始めたので、その通りです。自分のメモです。誰かと繋がれたらいいなくらいの。
藤原さんも自分のメモみたいな記事そのものは否定されていないと思います。ただし「読まれたい」ならそうではいけないと。
有料部分なので詳細は書けませんが、「善人のふりをして自分のエゴを垂れ流してないか?」というニュアンスは深いなあと思いました。これは記事だけでなく日常生活でも無自覚にやってるかも。
(この記事もそうだけど言わないであげて💦)
以下は考えがまとまらないのですが、
他の方のアニメの感想&考察記事で本当に深いなあ、私が気づかない視点をもらえたなあ、という「おみやげ」をもらった記事もあります。読む対象を選ぶけど、テーマそのものが問題ではないはず、たぶん。
その一方で、日常系のエッセイで他の方が絶賛しているのに自分にはピンとこないものもある。(私目線の「知らんがな」私がおかしいのか?)
テーマというより「ねらい」によるのか?
もしかして読まれる記事は「お悩み解決系」?
アニメ感想であっても「お悩み解決」になりうる?(モヤモヤを解決したいとか感動を言語化したいとか。。。こじつけ?)
※余談ですが、華さんが受賞された記事や、別の有料記事で添削された方の記事は「お悩み解決」に斬新な手法を取り入れたことが目からウロコの大きなポイント(おみやげ)になっていたのだと思います。
いやいや「お悩み解決」だけじゃない。
私がずっと前に惚れ惚れしたあるエッセイは、文章が美しくて異国の情緒が立ちのぼり爽やかな読後感がありました。
別の惚れ惚れエッセイは、素直にすすっと読めて情景がパッと浮かんで最後にじんわり沁みました。
また別の、あるnoterさんのファンになったきっかけの小説は、ちょっと不思議な要素があって、読み進めていくと登場人物の心にしっかり寄り添ったお話になっていました。この方の小説やエッセイからは人を信じる温かさをいつも感じます。小説だけでなくエッセイにもストーリーがあって魅力的なんです。
この惚れ惚れ三選は決して「お悩み解決系」ではないんですよね。でもしっかり無形の「おみやげ」をもらえてる。
惚れ惚れ三選も、元をたどれば思いつきやアイデアメモだったのではないでしょうか。
😻(惚れ惚れの図)
華さんの有料記事に「落選は人格否定じゃない」という言葉があってその通りだと思いますが、落選の事実は多少なりともショックでした。
(で、ですよね同志の皆さん)
いまの私の密かな野望(えいえんのテーマ)は
自分メモをどうやったらお土産にできるか
です。
ちなみに私のスマホメモの一部
・れれれのれいわん
・アニメの幼女三選
・シュガーラッシュの法則こんなの誰が読むねん!(追記 いや、読まれなくても書きたい。愛すべきアホなメモたち)
自分でツッコミつつ終わります。
重いつづら、ありがとうございました。
(おわり)
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