見出し画像

季節性うつ病のお話

ごきげんよう、おすみです。

5月も下旬に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

おすみは年に数回(2月と今の時期と7月)はあるメンタルヘルス不調に陥りやすい季節に入ったのでより一層自分の体調に気を配りながら生活しています。

今日はそんな季節性うつ病について調べてみました。

季節性うつ病の歴史

季節性うつ病が世界で初めて報告されたのは1984年まで遡ります。
当時は秋から冬にかけてうつ状態に入るが春先には回復するという周期性か認められることから冬季うつ病と呼ばれていましたが、その後の研究で冬季以外にもうつ病の周期性の例が数多く診られたために季節性うつ病(季節性感情障害・SAD)と呼ぶようになりました。

季節性うつ病のメカニズム

前記しました通り、おすみは2月と5月末と7月の年に計3回うつ状態などのメンタルヘルス不調に陥りやすい時期があります。

もうここまで多いと季節なんて関係ない気もしますが(-_-;)、季節性うつ病が起こる裏側には、当事者にとって大きな心理的負担が掛かる出来事が過去にあったことが原因の一つとして挙げられ、お医者さんによる季節性うつ病の診断基準もその点なんだそうです。

おすみの季節性うつ病の実例(2月)

実際、おすみは中学校1年2月に希死念慮を覚えました。
2年の2月にはいじめに耐えられず朝礼時に学校から逃げるように飛び出したこともありました。
高校の1年のスクールカーストの下位にいた頃のいじめのピークも2月でした。

凍てつくような寒さと同時に悪い記憶は容赦なく襲い掛かります。

おすみの季節性うつ病の実例(5月)

季節の変わり目はうつになりやすいとよく言われますが、おすみも例に漏れず、特に春から夏に季節が移り替わる5月下旬から6月上旬はまず身体が季節に順応できません。

そこに、五月病に気をつけようと頑張りすぎたツケが回ってきて免疫力が落ちて体調を崩しやすくなります。

季節の変わり目という事を意識するようになってからは少しずつ克服できている手ごたえも感じていますが、過去にはこの時期が一番希死念慮がひどく、閉鎖病棟に入院したのもこの時期でした。

おすみの季節性うつ病の実例(7月)

ライフイベントには想像以上のストレスがかかると言われていますが、おすみにとって毎年やってくる最もストレスがかかるライフイベントが7月11日の誕生日です。

わがままでケチに聞こえるかもしれませんが、誕生日を祝っていただけることは非常にありがたいことですが、おすみはそのお返しを充分にできる自信が正直ありません。

なので誕生日前になるといつも以上に反芻思考に陥ります。

季節性うつ病を乗り越えるために

自分自身の苦手な季節を理解するには

時間は何年と長い期間は掛かりますが、日記やブログ・SNSで記録を残して見返すことで自分自身の苦手な季節がいつ頃なのかを理解することができます。

季節性うつ病を理解するメリット

苦手な季節がわかれば、その対策を事前に考えることができます。
例えばそのことをメンタルクリニックの先生に相談すれば、医学的根拠に基づく対策を享受してくれたり、薬の処方を変えてくれたりしてくれます。

障害者雇用の場合、障がいに対する配慮事項となりますので、例えば『2月は季節性うつ病からメンタルヘルス不調になりやすいので…』と事前に事業者へ報告しておくとその時期は勤務時間や仕事内容で何らかの配慮をしていただけます。

日常生活においては周囲の人に季節性うつ病を周知させ、いい意味で周囲を巻き込んで治療に取り組むと乗り越えられると考えています。

そもそも、うつ病は自分自身の治療に対する前向きな姿勢も必要ですが、すべて一人で乗り越えられる病気ではありません。
周囲の方々もどうか優しい気持ちでその手を差し伸べてあげてください。

皆さんにとって、苦手な季節ってありますが?
良かったらコメントで教えてください(*^^*)

おすみのTwitter
おすみのInstagram

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?