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クリエイティブと向き合ってみた 3ヶ月を終えて #研究報告書

風が生温かくなってきた春の終わり、今後の働き方に対して悩んでいた私はランサーズの主催する「新しい働き方実験」と出会いました。
研究員を広く募集し、研究サポートまでご用意いただけるとのこと。悩み疑いながらも未知の世界に飛び込んでみたお話のまとめをしようと思います。

◆実験の目的と背景

私がこの研究員制度に惹かれたのは「クリエイティブな仕事をしている人」への憧れと妬み嫉みが根底にありました。
印刷会社の企画営業職として働くうえでAdobe社のIllustratorやPhotoshopを使用する機会は多いものの、簡単なDTP(あるものを組み立てる作業)が大半でした。Adobeツールを「自分の中のクリエイティブ」に使うことはできるのか。そもそもセンスのない自分のなかにクリエイティブはあるのだろうか。大きな不安と、ほんの少しの期待を胸にチャレンジを始めることにいたしました。


◆検証したいと思っていたこと

「クリエイティブを身につけると、
 仕事や働き方にどんな変化が起きるのか」

クリエイティブの作業にかかせないツールを提供している企業、Adobeスポンサーの指定企画に参加をさせていただきました。

チャレンジ内容は個々で決めて良いということでしたので、わたしは7つの項目を掲げてみました。
決してゆるワークではない本業をしながらのチャレンジなのでどこまでできるのか迷いもありましたが、まずはやってみる!の姿勢です。


◆研究活動の概要

こちらが7つのチャレンジ項目です

1.2週間に1回のAdobeのクリエイティブチャレンジ
2.ブートキャンプのイラストレーター講座からイラレの基礎を学ぶ
3.LINEスタンプをクリエイター作品として販売(1テーマ/月)
4.一眼レフ持参で出かける(処理まで含め100枚/月)
5.AdobeCCを使用してみたものはお蔵入りさせずにTwitterに出してみる
6.ランサーズのコンペに応募してみる
7.ポートフォリオを作ってみる

正直、出来たものより出来なかったものの方が多いです。
ただ、出来なかったことから学べたことも多くあります。

1.2週間に1回のAdobeのクリエイティブチャレンジ提出
 △全8回のうち2,8回目を除く6回分提出
 5回目以降に開催されたフィードバック会への参加(3回)
 提出期限に間に合わないこともあったが、毎回初めての挑戦をしながら
 課題に向き合うことができた

最終報国書用_アートボード 1

2.ブートキャンプのイラストレーター講座からイラレの基礎を学ぶ
  △シモカタ先生の講座 アーカイブ含め全5回参加
  振り返るたび後悔しかないが、講座開催時期に繁忙期が重なり体調を崩し、講座参加が叶わないことが多かったので後々アーカイブで勉強

3.LINEスタンプをクリエイター作品として販売(1テーマ/月)
 ×作り始めたが、納得がいくものを作ることができず保留中
  イラストってどうやって描くの?から描いてみるところまで進歩。
  イラストの世界は甘くないと実感。

4.一眼レフ持参で出かける(処理まで含め100枚/月)
 〇達成:年季の入ったデジ一に加えて、軽量のミラーレス一眼を購入
外出時に持ちだし、帰宅するとLigthroomで調整する流れが身に付いた。
Facebookで発信したところポートレート撮影依頼が入った(2件)
個人情報のある名刺の写真や個人写真を除く写真の一部 ↓↓↓

写真一覧2.3_アートボード 1


5.AdobeCCを使用してみたものはお蔵入りさせずにTwitterに出してみる
 △ほぼ未達成:Twitterでの発信が継続できず。Facebookに少々。

6.ランサーズのコンペに応募してみる
 〇達成:一般公募のコンペに参加
 選出はいただけなかったが、ランサーズのプロフィール登録や認証、
 コンペ参加の流れを勉強することができた

7.ポートフォリオを作ってみる
 ×未達成
 作るための材料を入れるフォルダは作った

【追加】
8.AdobeCreative道場を視聴→実際に手を動かす
 〇達成:11月27日現在公開されている372講座のうち24講座を視聴
 自分が使いこなせるところまでは未達のものも多いが、Adobeツールでできることの引き出しを増やすことができ、大変勉強になった

9.その他 オリジナル商品製作
 〇達成:こんなものが欲しいと声をかけていただいたものを試作→納品
  今後定期受注したいとの話もあり、広がる予感

写真一覧2.3_アートボード 1 のコピー


◆結論と根拠・気づき

結論:クリエイティブを身につけると、日々が彩りゆたかになる。
そして新しい仕事の可能性が広がる。

根拠
① ランサーズのコンペに参加する一歩を踏み出せた
② 知人からポートレートの撮影依頼・ECサイト制作の依頼が入った
③ 周りから作品を褒められたり、こんなものを作ることはできるかといった話をいただいたりするようになった
④ Adobeスキル向上が本業(印刷/DTP)で圧倒的に役立つようになった

気づき:
周囲からクリエイティブなことをしている人だと評価し、相談をしてもらえる機会が目に見えて増えた。これまで他人と比べてしまい、低く評価していた自分のスキルに少し自信がつき、3ヶ月の成果を実感し、クリエイティブ=わくわくできるようになった。

◆研究に関する考察・これから

3ヶ月まずはやってみる、をしてみた結果、自分自身の心持の変化が大きく、ポジティブにクリエイティブと向き合えるようになった。
周りの方々から声をかけてもらえるようになったことで、やってみたらできるかもしれないという自信につながった。

<考え方・価値観>
クリエイティブは怖くない!
持って生まれたセンスがなくても、顧客に寄り添う想いと確かな技術があればクリエイティブを味方につけることができる気がする。

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
・躊躇なくパソコンを開く(Adobeツールを起動)できるようになった
・作品を自分の名前とともに誰かの目にふれる場所に出すことへの恐怖が減った
・自分の得意不得意がみえてきた

◆全体振り返り

この3ヶ月を通して、できない自分を受け入れてあげられるようになりました。同時に新しいことへのチャレンジを怖がって保守的になってしまっていた自分に気が付くこともできました。
私の抱えていたクリエイティブを仕事にしている人への憧れ・妬み嫉みは、自分自身が避けてしまっていた「新しいことに果敢に挑むこと」や「ワクワクしながら作り上げていく姿勢」に対してのものだったと思います。
今の自分は3か月前の自分よりもずっとクリエイティブで、そんな自分がちょっといいなと思える自信がつきました。
今後の課題は何を自分の強みとしていくかを見極めていくこと、そしてその強みをSNSで発信していくこと。この3ヶ月で、副業しいては本業としていけるよう励む勇気をいただきました!
まだまだこれから!を楽しみながら、成長していけるように頑張ってまいります。

◆その他

積極的に参加することはかなわなかったものの、SlackやTwitterを開くと同時に頑張る研究員の姿をみることができ、心の折れそうなタイミングで何度も助けていただきました。
そして、運営・講師陣の皆様に支えていただきながら無理なく歩みを進めることができたことで、なんとか最終報告書の提出まで踏ん張ることができました。

たくさんの感謝を、今後の活躍でお返しできるよう歩みを止めずに頑張りたいと思います。

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