親トランプの郡は今、COVIDの死亡率がはるかに高い。誤った情報が原因〜すべてがNになる〜
更新日：2021年12月5日午前10時27分（日本時間
モーニング・エディションで聞いた話
2021年5月以降、前回の大統領選挙でドナルド・トランプ氏に大きく投票した郡に住む人々は、現大統領のバイデン氏に投票した地域に住む人々に比べて、COVID-19で死亡する確率が約3倍になっています。NPRは、政治的偏向と誤った情報がパンデミックによる死者の大きな割合を占めていることを分析しました。
NPRは、予防接種が広く普及した2021年5月から、全米の約3,000の郡における人口10万人当たりの死亡者数を調べました。2020年11月にトランプ氏に60％以上の支持が集まった郡に住む人々の死亡率は、バイデン氏に支持が集まった郡の2.78倍でした。トランプへの投票率がさらに高かった郡では、COVID-19の死亡率が高かったようです。
医療アナリストのチャールズ・ギャバ氏は、このパンデミックの間、党派性の傾向を追跡しており、NPRの調査方法の見直しにも協力してくれました。この数字は、最近の数週間でわずかに減少しており、ギャバ氏は「5.5倍程度に戻っています」と述べています。
ドナルド・トランプ氏の支持率が高かった郡では、ワクチン接種率が大幅に低下し、COVIDによる死亡率が大幅に上昇しました。
この傾向は、COVID-19死亡率の主要な人口統計学的リスクである年齢をコントロールした場合でも、強固なものでした。また、このデータから、死亡率の差の大きな要因が明らかになりました。トランプ氏の得票率が高ければ高いほど、ワクチン接種率は低くなります。
今回の分析では、COVID-19による死亡者の地理的な位置のみを調べました。今回の分析では、COVID-19で死亡した人の地理的な位置を調べただけなので、この病気にかかった各人の正確な政治的見解はまだわかりません。しかし、この関連性の強さは、ワクチン接種に関する世論調査の情報と合わせて、共和党員が不均衡に罹患していることを強く示唆しています。
最近の世論調査では、党派性がワクチン接種を受けるかどうかの最も強力な予測因子となっています。また、世論調査によると、COVID-19やワクチンに関する公式な情報源への不信感や誤った情報への暴露は、共和党員の間で高くなっています。
「ワクチンを接種していない人は、共和党寄りになる可能性が民主党寄りになる可能性の3倍になります」と語るのは、超党派の医療政策シンクタンクであるカイザーファミリー財団で、ワクチン接種に対する態度を追跡調査している世論調査担当副社長のLiz Hamel氏。もし誰かが予防接種を受けているかどうかを推測し、その人について一つのことしかわからないとしたら、おそらくその人の所属政党を尋ねるでしょう」と彼女は言います。
昔からそうだったわけではありません。パンデミックの初期には、さまざまなグループがワクチン接種に躊躇していました。アフリカ系アメリカ人、若い世代のアメリカ人、農村部のアメリカ人など、いずれもワクチン接種に抵抗を示す層がかなりありました。しかし、カイザー社が発表した最新の数字によると、時間の経過とともに、これらの層のワクチン接種率は上昇しているのに対し、共和党員のCOVID-19に対するワクチン接種率はわずか59％と横ばいになっています。それに比べて、民主党員の91％がワクチンを接種しています。
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どうする！？日本の反ワクチン派
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