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陰嚢(いんのう)湿疹と戦った男の話【第2話】~カユ美との秘密の生活~

男性の5人に一人がなるといわれる「いんのう湿疹」。

陰嚢湿疹を患ってしまった私が、男としての困難を乗り越え、無事完治した話を何話かに分けて綴りたいと思います。

陰嚢(いんのう)湿疹に悩む方への参考になれば幸いです。

「第1話陰嚢湿疹との出会い」はこちらを)

【第2話】カユ美との秘密の生活

オマ田カユ美とは、まあそんな感じでダラダラ付き合っていました。

私も男だし、まあそれなりに持ちつ持たれつ、腐れ縁的に思っていたのです。

しかし、付き合いだして1年程たった頃から、

だんだんと、カユ美の様子がおかしくなってきました。

夏場でもないのにカユ美が頻繁に表れ、ペーパータオルでスースー慰めてやっても、カユ美インターバルが持続しない…。

すぐさま、カユ美が襲ってくるのです。

特にお風呂などで体温が上がり、カユ美が興奮状態になると、手が付けられません。

一旦掻き始めるとカユミは益々増していき、私の大事な玉袋は真っ赤にかきむしられ、ヒリヒリとしてきます。

日中、何も起こらない時は、まったくもって平和なのですが、

夜になり、食後や寝る前など(時間帯が関係あるのかどうかは不明…)

カユ美がやって来ると、ボリボリと袋を掻き出して、痛くなるまでやめられない、止まらない…。

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カユ美のことは、家族にバレないようにしていました。

特にウチは私以外はすべて女性なので、オマ田カユ美の存在は、理解されないだろうし、変な病気だと疑われるのも嫌でした。

そうこうしているうちに仕事中でもカユ美が顔を出すことが増えてきました。

カユ美を慰めるにはデオドラント用ペーパータオルが一番です。

トイレでパンツを膝まで下げ、袋のシワを伸ばすように丹念に吹き上げる。

掻きむしった後などはヒリヒリするのですが、その後には爽快感が広がります。

職場は座り仕事が多く、夏場などは特に股間、お尻、など椅子との設置部分が蒸れます。

メッシュ地の座布団を敷いたり、タオルを敷いたりして、極力蒸れ回避に努めました。

今思えば、

この頃はまだ…カユ美の本当の恐ろしさを知らなかったのです。

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(第3話~下着を疑う~に続く)

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