人の行動が丸見えになる、アナリティクスを見てないとオワコン化します。
SNSやブログ、YouTubeなどを運営していると、「アナリティクス」というものが見えます。
これが見えるネットメディアの運営者と、そうでない人とでは、マーケティングの面で雲泥の差があります。
アナリティクスとは?
アナリティクスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
SNSやブログ、YouTubeで発信しているとアナリティクスというモノを見る機会が増えます。
ただなんとなく発信しているだけの人には馴染みがないかもしれません。
論理学でいう分析論、分析性…、
なんていう難しい説明はこの際置いといて、
ネットの世界でいう「アナリティクス」とは
要はアクセス解析の細かいヤツのことです。
一番一般的なのがGoogleの「Googleアナリティクス」という機能。
自分のWEBサイトを見に来てくれた人の行動や属性なんかが細かくわかります。
・どこのページが読まれたか。
・時間帯は?
・どれだけ滞在したか。
・どのページに飛んだか。
・どのサイトから訪れたか。
・離脱したか。
・新規ユーザーか、リピーターか。
さらに、住んでいる地域、年代、性別…
などなど、
驚くほど細かく調べることができてしまいます。
テレビや新聞などのメディアで広告を扱ってきた僕のような中年からすれば驚くべきことです。
エンゲージメントって?
聞きなれない横文字をもう一つ。
エンゲージメント(engagement)とは、直訳すると「従事」「婚約」「契約」といった意味を持つ言葉。
ビジネス用語でいうなら、 企業や商品、ブランドに対する、消費者やユーザーの愛着度を意味します。
なじみ深いSNSでいうと、反応率といってもいいでしょう。
1つの投稿に対してどれだけの人が反応してくれたかということ。
具体的にいうと、投稿が
・リツイートされる。
・コメントをしてくれる。
・いいねを押してくれる。
・投稿した写真や動画をクリックしてくれる。
・本文に付けたリンクをクリックしてくれる。
・プロフィールをクリックしてくれる。
などです。
その投稿に何かしら関心を持ったからこそ、反応してくれたわけです。
たくさんの人の目に触れたとしても、エンゲージメントが少なければ、それほど深く興味を引けなかった投稿といえます。
これは今までのテレビや、ラジオ、新聞にはなかった概念ですね。
大切なのはエンゲージメント数
もうお分かりだと思いますが、いいねの数を増やすことは大事ですが、
アナタの投稿を見た人が、内容を読んだり、写真やリンクをクリックしたりしてリアクションした、「エンゲージメント」を増やさなければ意味がありません。
どんなに人通りの多い場所にポスターを貼りだしても、それを見て、内容に興味を持ってもらえなければ、貼った意味はありません。
テレビには視聴率の測定方法があって、世帯視聴率のほかに個人視聴率などもありますが、インターネットのようにエンゲージメントはわかりません。
さらに、新聞や雑誌なんかは、購読部数しかわからない。
ところが、ネットメディアはすごいです。
YouTubeなら視聴回数、平均視聴時間、年齢性別などのユーザー層、地域まで事細かにわかります。
ツイッターでもエンゲージメント数、が分かるし
ブログでも閲覧時間、離脱ページ、流入、離脱まで全てわかる。
これがネットの凄いところ。
ネットで情報発信をしているからこそ、マーケティング力を養われます。
アナリティクスやエンゲージメントが見えない、既存メディアがオワコン化するわけです。
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