24歳最後の日に思うコト

あと数十時間で24歳の私に終わりを告げ
2020年残りを25歳として生きることになる

25歳を目の前にして思うコト
いつの日か思い描いていた25歳は凄く大人だった
あの日描いていた光景には大切な人と子供の姿が
映っていたはずなのにふと目を覚ますと
あれはあくまで夢だったことを知らされた

24歳の私は大人になりきれないまま
また1つ歳を重ねることになった
確か18歳の冬も21歳を迎えたあの日も
23歳の夏も同じようなことを言っていた

好きだと言ってくれた今の彼と付き合って2ヶ月半
抱いてもらえないコトに違和感を覚え
血迷って元彼に連絡してみたりなんかして
面倒臭い女だと思われただけで
今日という日が終わりを告げた
そしてまたあなたの夢を見る

今年の夏はなんだか不思議な夏だった
去年の夏のことはもう思い出せなくて
思い出したくない過去の自分とひたすら葛藤して
今の彼氏に絶望するのだ

元彼にもその前の彼氏にも同じコト言ったよな
って思いながらまた同じことを言わなきゃいけなくて
もう人生で後何回言えば済むのか出来れば
教えてもらえると有り難い

「あなた女の子と付き合う資格ないよ」

大切にできないなら付き合おうなんて
言うべきじゃないってこと
適当に都合のいい女扱いしてればいいの
我慢しすぎて最後に原発落としがち

若者達よ。聞いてほしい。

いい大学に通って卒業したって
そんなのインスタでは1つも映えないし
映えるのは紙っぺらの上でだけだった

好きだと言ってくれたあの人は
甘い言葉をあなたの友達にもきっと掛けてるし
腰を振った数だけ信用の数も失った
そして最後には小さかった命までを傷つけてしまった
それで「あ、自分何やってるんだろ」って
現実世界に戻ってからが生き地獄

物心ついた頃から2人の私が1つの身体の中で
共存して上手く闘っている
たまにうまい具合に傷の舐め合いをする

好きな人がいるなら考えなくていいように
筋トレをすれば良い
筋トレは苦手だけどドMな自分が好きだから
その分偉そうにしてるおっさんの上に跨って
全力で痛めつけてあげれば良い
優しくなんかしなくていいのよ
背徳感たまらないよね
分かるよくすぐったいくらいに

24歳は人間に最高に絶望出来た
人生で唯一私を愛してくれたあの人を失ってから
この1年一度もお顔を拝見できませんでしたね
寂しかったよ。きっと25歳も凄く寂しいけど
その寂しさにひたすら溺れるのも悪くない

「私のことを大切にしてくれない

 あなたなんていらない」

あなたのことを好きでいるうちはまだ
あなたには会えないみたい

24歳の最後の日は1人ベッドの上で
シャンデリアを見つめながら問いかけてみた

「25歳の私は大人になれましたか?」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?