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野洲のおっさん「子ども塾」レポート 5/16(木)「秩序の光」

野洲のおっさん「子ども塾」レポート 5/16(木)

「秩序の光」

今週は、5年生7人、4年生2人、2年生2人、1年生1人の合計12人が来てくれました。

子ども塾が少しずつまとまって来ました。

「マッドマックス」のような「北斗の拳」のようなルール無用のカオスの世界にだんだんと秩序の光が射して来ました。

秩序の光①

「おにぎりの個数が合うようになった。」

以前は、おにぎりを16個用意して、7人来て一人が一個ずつ持って行くと・・・、何故か残は4個になっていました。

塾の時間ずっと、おにぎりが減らないように横目で見張っていました。それでも何故か足りなくなりました。子どもに頼まれて鋏を取りに行って戻ったらおにぎりが減っていたということもありました。それが、最近は個数が合うのです。16個用意して8人来たら残りは8個、引き算が成立する世界になりました。

秩序の光②

「お菓子を持って帰らなくなった。」

「教室内は食べてな。持って帰るのは止めてな。」とずっと言い続けてました。おにぎりよりもこれはムツカシイやろうと思ってました。なんせお菓子はおにぎりに比べて小さい。また個数も管理できるレベルではない。どっさりあったお菓子の山から一握りバッグに入れる子がいても私は気づない自信があります。(さすがにジャイアンがお菓子の山の約半分をバッグに入れた時は、ペシャンコのバッグが急にパンパンになったので気付きましたが・・・。)ところが、最近は教室内で食べてくれています。いっぱい食べる子はビックリするくらい食べて、グミなんか二人で瞬く間に食べ尽くすこともありますが、持って帰るのはなくなりました。これは、スゴイ成果だと自分では思っています。

秩序の光③

「勉強する子が格段に増えた。」

正直に言います。少し前まで、勉強する子は殆どいませんでした。

「勉強はしてもいいし、しなくてもいいよ。」と初めに説明すると、みんな「勉強をしない。」を選んでました。

それで、みんな勉強していない所に始めて来た子は当然のように勉強しませんでした。

ところが、最近来た子は「勉強はしてもいいし、しなくてもいいよ。」と同じ説明をしているのに、何故か勉強します。

そうすると、ナント!前からの子もちょっと宿題をするようになりました。最近では、全く勉強をしない子が少数派になりました。

「悪貨は良貨を駆逐する」と言いますが、逆もあるんやなぁと知りました。

秩序の光④

自分でやる子が増えた。

前は、何かあると「先生!」と呼んで助けを求め、私の作業を待っているという感じでしたが、今はまず自分でしようとしてくれます。と言うのは、子ども塾は私のワンオペで、私に助けを求めても「ごめん。ちょっと待って。」ということが多く、やっと来てくれたと思ったら「うわ、それ分からんは。」と言って、「〇〇ちゃん分かる?」と他の子に助けて貰おうと私がするので、だったら出来るだけ自分でやろう、初めから近くの人に助けを求めようし思い始めてくれました。実はこれは私の思惑通りです。複数学年の子どもを一緒にして、不足があれば自立と助け合いは自然発生すると自分の子ども時の経験で私は知っていました。

いっぱいいいことを書き連ねました。

今読み返して、「針小棒大」ちょっと浮かれて良いように書き過ぎたと感じました。

でも考えたら浮かれるのは私の良い所なので、これからも浮かれながらガンバリます

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