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あそぶようにはたらくための本たち

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「あそぶようにはたらく」ための本を紹介していきます。
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記事一覧

澤円さんの『個人力〜やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方』からBeingをもつことの大事さを得る。

IT業界のイエス・キリストこと澤さんの新刊が出たので読んでみました。 こんな人におすすめ!きっとこの本を手に取る人は、すでに「個人力」の重要性を認識できてるはずです。ただ、実践できている人は多くないのではないでしょうか。この本では、「個人力」を全く新しい概念としてではなく、澤さんのプレゼンのような語り口で、わかりやすく伝えてくれます。 だからこそ、知ってるかどうかじゃなくて、「自分は実践できているかどうか」「どう実践すればよいのか」を澤さんとの対話の中で一つ一つ、壁打ちし

『転職と副業のかけ算』の著者 motoさんが年収5000万円でもサラリーマンである理由

さて、Twitterでも話題のハイブリッドサラリーマンmotoさんのこの本。なぜ年収5000万円なのに『転職と副業のかけ算』が必要!?と気になって購入しました。 ※副題が、「生涯年収を最大化する生き方」なので、「好きなことで生きていく」文脈とはちょっと違って、あくまでサラリーマンと副業を組み合わせ、安定して稼いでいくためのノウハウ本と言ってよいと思います。(motoさんは稼ぐ事自体がきっと好きなことなんだと思いますがw) あらすじ年収240万円の地方ホームセンター勤務から

パラレルワークと子育て期間の心のブレーキの外し方〜『成長マインドセット 』を読んで

この1、2年、どこか自分にブレーキがかかっているなあという感覚を持っていたのだけど、『成長マインドセット 〜心のブレーキの外し方〜』を読んだらこの2つのブレーキが外れる感覚を持てたので、ここに記しておきたい。 ※タイトルに成長!とあるのでマッチョな印象を受けるが、内容は副題の「心のブレーキの外し方」についてストーリー仕立てなので、優しい気持ちで読めると思う。 成長マインドセットとは著者は、スタートアップへの投資やアドバイザー、顧問をされている吉田行宏さん。支援先としてご一

そろそろ東京から離れる時期かと思う〜鎌倉資本主義メモ〜

東京在住35年。 僕は釣りが好きだ。2018年で一番釣りに行ったのは相模湾だが、海と富士山、そしてそのあたりの人達に呼ばれることが多いと感じる2018年後半だった。葉山に移住したミュージシャン、逗子に移住したクリエイター、鎌倉の経営者などなど近くにこんなにもいたんだと気づく。 なぜ東京にいるのか、という問いこれまで当たり前のように東京で学校に行き、仕事をし、2時間以上かけて釣りに行っていたけど、今のスタイルで仕事で打ち合わせがあるのは週2.3回くらい。拠点をどこに移しても

ナイキ創業者の『SHOE DOG』をあの時に読みたかったなあと振り返る件

Bucket List(人生でやりたいことリスト)をベースにしたサービスを作りたいと思って、『最高の人生の見つけ方』という映画を見返してみた。余命半年を宣告されたジャック・ニコルソンと、モーガン・フリーマンが意気投合して旅に出る最高の映画だ。 そして、たまたま積ん読してあった『SHOE DOG』を読んだらフィル・ナイトもこの映画を見ていて、リストを作ったとあった。 今更だけど、めっちゃ面白くて一気読みした。ナイキがオニツカタイガー(ASICS)の代理店をやっていたように、

『お金のいらない国』を読んで、本当にお金のない世の中をつくりたいと思った件

先日、ZOZOの前澤さんが「影響を受けた本」としてツイートしていた『お金のいらない国』を読みました。 これからベーシックインカムが導入される国や、ヒマになっていく世界において、人間はどのようになっていくのか、お金とどのように付き合っていくのかの最終型がイメージできると思います。元・電通の方が書いているのもなんだか面白い。 この本は、伝えたいことをわかりやすいストーリー仕立てにしているのが特徴で、理論的には正しそうだけど、なにか腑に落ちない、みたいな未来の様子を描くには最適

『10年後の仕事図鑑』を読んで未来の心配をやめた話

僕のテーマは「あそぶようにはたらく」なのですが、仕事がこれからどのようなものになるか、実験し、人と話し、時には本を読みながら考えています。今回はホリエモンと落合陽一さんの『10年後の仕事図鑑』 を読んでみました。割と図が多くて、Kindleでサッと読めちゃいます。注目のライター、編集者の長谷川リョーさんがライティングを担当したということで、非常に読みやすかったです。 堀江さんとか落合さんの場合はインタビューや対談をそのまま書き起こして本にする、ということが多いと思います