二次面接の対策まとめ

一次面接通過、おめでとうございます!
次回は「二次面接」になりますが、ワンスターの選考においてはこの「二次面接」が鬼門となっています。

この記事では二次面接に向けた対策ポイントをまとめています。
事前にご一読いただき、必要に応じて自己分析や業界分析を見直した上で面接に臨んでいただけたら幸いです!


はじめに

これまでの面接では「過去」について中心にお伺いしましたが、次回の二次面接では「現在~未来」にかけて大切にしたいことをお伺いしています。

▼これまでの面接
学生時代に成長・熱中した経験など過去に取り組んだこと

▼次回の二次面接
「就活軸」や「将来のビジョン」など現在~未来にかけて大切にしたいこと

ワンスターが企業理念として掲げている基本的価値観の1つに「Win-Win」があります。
会社と社員のWin-Winを叶えるためには「自分自身がどうなりたいのか・何をやりたいのか」「それはワンスターで実現できそうか」をワンスターとみなさんの双方で確認した上で入社を決めていただく必要があると考えています。
面接は企業に選んでもらうための場ではなく、自分と企業がマッチしているか双方が確認するための場です。
その場しのぎの話ではなく、みなさんが本心から思っている自分の将来のために大切にしたいことを知りたいと私たちも思っています。
「就活軸」や「将来のビジョン」について詳しくお伺いした上で、お互いにマッチしているか判断することが長期的なWin-Winにも繋がると思うので、これから記載する方法を参考に今一度整理してみましょう。

二次面接に向けた対策まとめ

ここからは二次面接に向けた対策を5つのステップでまとめています。
大前提として「現在~未来」にかけて大切にしたいことには答えがないので、この5つのステップを踏めば万全ではなく、さらに深掘りしていこうと思えばいくらでもできます。
”ワンスターの面接対策として”だけではなく、就活全体をより良いものにするためにも、今回限りではなく、定期的に見直していくと良いと思います。

①ビジョンと就活軸の大枠を整理する

この図は、ビジョンや就活軸を整理する上での大枠の考え方を示しています。

考え方は様々ありますが、筆者としてはビジョンなど将来像から逆算して考える方法をおすすめしています。
何でもそうですが、ゴールが不明瞭なまま走り出すより、一旦仮でもゴールを定めて走り出した方が目標と現状のギャップがより明確になり、実現可能性が高まると思います。

また、就活軸を設けることでより効率的に企業を絞り込み、自分にマッチした企業を見つけやすくなります。
ビジョンや理念の実現に向けて手当たり次第に企業を見るのも悪くはないですが、日本だけでも数百万ある企業をすべて見切るのはほぼ不可能です。
であれば、業界や社風、組織規模など絞り込みがしやすい指標で自分にマッチする企業の基準を持っていれば、限られた時間の中でより有意義に企業探しができると思います。

この図に当てはめて、具体例を挙げるとこういったイメージです。
このままだと少し抽象的なので、より具体的に深掘りしていく必要はありますが、まずはこの図を参考に大枠を整理してみましょう。

②ビジョンと理念を深掘りする

次に「ビジョン」と「理念」の箇所に書いたことをより深掘り&具体化してみましょう。
問いの立て方としては、こんな感じのイメージです。

深掘りについては、「なぜ」を3回繰り返すこと。
具体化については、将来のことだから分からないと思考停止するのではなく、いま出来る限りで言語化すること。
これらを意識してみましょう。

具体化する部分については、社会人になってみないと分からない部分や変わる部分は必ずあると思いますが、大切なのは今、将来のために思考停止せず考え抜くことです。
また、筆者はよく面接の際に社会人に対して今の時点で考えていることの壁打ちをしていました。
学生では分からないことは、社会人に聞けばいいのです。
「自分はこう考えているけど、この業界で実際にこういう経験ってできるのかな?」といった疑問を面接でぶつけていくことでビジョンやそこに至るまでの道のりをよりクリアにしていくことができます。

③企業選びで重視したいことを洗い出す

ビジョンや理念がある程度固まったら、それを実現するためには具体的にどんな企業で働くべきかを整理していきます。
ビジョンや理念から逆算したときに、これだけは譲れない!という軸を明確にしましょう。

ただ、最初からピンポイントで明確にすることは難しいので、一旦箇条書きで洗い出してみるのがオススメです。
粒度(具体度・抽象度)も気にせず、思いつくまま書いてみましょう。
セットで考えの背景や原体験も書いておくと◎です。

ひと通り洗い出したら、グルーピングしながら抽象度・具体度を整理し、ひとまとめにできるものはまとめてみましょう。
あくまで一例ですが、こんなイメージです。

④洗い出した軸に優先順位をつける

軸を整理してみると、最初から2~3つくらいという方もいれば、5~6つ出てきたという方もいるかもしれません。
筆者としては最終的に大体3つくらいの軸に整理できると良いと思います。

まず大前提として、自分の理想をすべて叶えられる企業なんて存在しません。
「トレードオフ」という考え方がありますが、人生や就活においても同じで、何かを手に入れたければ、何かを捨てる覚悟を持つ必要があると思います。
だからこそ、「何は譲れなくて、何だったら捨てれるのか」を予め明確にしておくことをオススメします。

⑤軸を図る「ものさし」を持つ

自分にとって譲れない軸がある程度明確になったら、その軸を持っている企業を見極め方(=ものさし)を考えてみましょう。
「裁量権のある企業がいい!」と思っても、「裁量権のある企業の見極め方」を知らなければ本末転倒です。

また、この見極め方(ものさし)は主観的な印象・感覚ではなく、客観的な根拠のある指標をもとに設定できると尚良しです。

(例)軸:小規模の会社が良い
小規模とは具体的にどれくらい?⇒10人?100人?1000人?
といったイメージです。

この点も分からなければ、先輩や社会人に聞いてみましょう。

筆者は以前中途採用人事もやっていましたが「何となく」で判断をして、後悔をしている転職中の社会人を何度も見てきました。
より充実した社会人生活のためにも、妥協せずに向き合いましょう。 

最後に

ワンスターの面接では直接的に「志望理由」を聞くことはほとんどありません。
ビジョンや軸などを聞けば、自ずとワンスターを受けてくださってる理由が分かるからです。
面接ではワンスターに合わせてビジョンや志望理由を話してくださる方もいらっしゃいますが、それよりも「あなた自身がどうなりたいのか・何を大切にしたいのか」を知りたいと思っています。
冒頭にもお伝えしましたが、企業と学生の双方が本心で向き合うことがお互いにとっての長期的なwin-winに繋がるからです。
嘘をついて入社してしまうとただ辛いだけです。

自分は何をしたいのか、何を大切にしたいのか、答えのない問いに向き合い続ける自己分析はとても大変な作業ですが、この数ヶ月の向き合い方によって、その後の何十年の人生が大きく変わると思います。
面接の中でみなさんの本心をしっかり引き出せるように私たちワンスターの人事も誠心誠意向き合っていく所存ですので、みなさんも自分のことをしっかり伝え切れるように準備をした上で臨んでいただきたいです。

それでは二次面接にてみなさんとお話できることを楽しみにしています!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?