ザ・カルト
今話題の、**教会という宗教団体の話で思い出した人がいる。その人とはバイト先で出会ったのだった。私がアメリカから、出稼ぎ?で一時帰国した1992年だったと思う。記憶が定かではなく、経緯もあまり覚えてはいないけど、大体の流れはこんな感じだった。
この女性(以下Aさん)とはバイト先で話をするようになって、私がシカゴ近郊に住んでいて、今一時帰国してお小遣い稼ぎをしているんだと知ると、彼女は「私の婚約者もアメリカ人なんだ」と言った。続けて、「私の知り合いもシカゴに住んでいる」という事で、住所交換をしたように思う。まだスマホがない時代の話。
私は、Aさんの知り合いの、シカゴ在住の日本人の女性(以下Bさん)の住所と電話番号を貰い、Aさんには、アメリカに帰った時にBさんに連絡をすると言って日本を出た。Aさんがいつ話してくれたかは定かではないが、Aさんは、**教会の信者で、例のマッチングによって、そのアメリカ人と結婚することになったと言う経緯だった。婚約者の写真も見せてもらった。
その話を聞いたときは、この人もしかして、怪しい人? と構えたけど、話をしてみると、まずまず普通で、どちらかというと、いい人の様だった。
シカゴ郊外のBさんの家に、彼女が遊びに来た時も、Bさんに頼まれ、私はAさんと一緒に、シカゴのダウンタウンへ電車で出かけた記憶がある。うちの近所のアムトラックの駅にBさんが車で私たちをピックアップしに来たのを覚えてる。そのBさんが、シカゴ郊外からアトランタに引っ越しをされるときも、お掃除のお手伝いに行った記憶がある。
私は興味があったので、Bさんに、「Aさんとはどういうご関係なんですか?」と聞いたのだが、その時のBさんの話では、彼女が若い時に、Aさんのお父様にお世話になったとおっしゃられていた。なるほど。仲の良い友達というのではない様だった。
その後、Aさんは、DC近郊の私たちが住んでいた、ちっぽけなアパートにも遊びに来た。フランスパンが凄くおいしいね!と言って、スーパーで買ってきたバゲットにバターをたっぷりつけてパクパク食べていたのだった。笑 Aさんは、体系的にそんなに太ってないけど、ストレス食いが凄いと彼女自身も言っていた。
その時は、マッチングしてもらったアメリカ人と婚約中だと言っていたように思うけど、その後、記憶違いでなければいいのだが、そのアメリカ人との結婚話は無しになって、今度は韓国人の婚約者がいると言っていた。今、Aさんがどうしているか私は全く知らない。今から、30年も昔の話。
あの時、私とは、ニコニコと笑いながら話はするものの、Aさんはかなり緊張していたと思う。お金の話(献金)についても、ちょこっと聞いたことがある。支払いみたいになってて、それでも払うものは払わないとという義務感から来るような言い方で、基本、**教会の話は私にしたがらなかった。私は、なんでAさんはそんな宗教に入っているんだろう?と不思議でたまらなかった。
今回のあの事件で、あの宗教の信者であるAさんとの不思議な出会いを思い出したのだった。とても仲のいい友達ではなかったので、私も、**教会について批判することはなく、Aさんが幸せならいいやと思うまでだった。
その、Aさんと一緒に観光したDC。彼女と一緒にワシントンモニュメントの天辺まで階段を上た時だった。ピラミッドの頂点のすぐ下で、私は上に引っ張られる感覚がして、「いや!ナニコレ!気持ち悪い!ねえ、髪の毛をつかまれてるような、上に引っ張られる感じしない?」と、目の錯覚か何かがが、彼女にも起こってるのか知りたかったので、Aさんに聞いたら、Aさんが、「またまた~!笑笑」 と流されてしまった。笑
本当に不思議な体験だった。確かに、体がピラミッドの頂点に向かって吸い取られそうな感覚だったのだよね。体が浮いてくるような感覚もあった。物理的に不可なのは頭では理解できるけど、体験してることが頭で思ってる事とマッチしないので焦った。自分の体調が悪いのかと思った程。あの時何があったんだろう?ピラミッドパワー?スターゲート?ナニ?
もし、ワシントンモニュメントに上った時、同じ感覚があったよ!っていう経験者がいたら教えて欲しい。なんでそうなるのか。私は目の錯覚かなんかでそんな感じがするのかと思うのだけどね。
トップの写真は、この前の東海岸を旅行した時に立ち寄ったワシントンDC。この日は、本当に美しい日で、DCという土地が ウェルカム・バック!って、私たちに言ってくれてるような気がする、いいお天気の日だった。写真でも分かるように晴れた空が印象的だった。
この前行った時は、コロナで絶対入館できないだろうと思ったから、モニュメントには、わざわざ行かなかったけど、そのすぐ横を歩いた。
不思議な建物だ。あの体験は何だったのだろうね?(まだ言ってる)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?