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野良猫の命を救う小道具たち4/愛情&根気

笑笑 とうとうクロちゃんに触れるようになったんですよね~!アップで見ると、意外にも綺麗な猫ですね!毛も柔らかくっていい毛並みをしています。最近餌をやる時や、夜用にお部屋を準備する時にスリスリしてきて、普通に触れるようになったんです。この猫は捨てられた猫か、迷子になった猫でしょうね。野良猫仲間だった、迷子猫のニュークロちゃん(ネーミングw)が自分のお家に帰ってしまったので、かなり寂しいみたいです。私はその寂しさを感じましたわ。

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私の手は、良く言えば働き者の手。笑 昔20代の頃の男友達にバカにされた手です。「お婆ちゃんの手みたい!」って。(失礼ね)そのまんま、アラカンに突入してます。見苦しくって失敬。

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獣医さんでカットしてもらった耳は、ヘタクソ過ぎて、噛まれたあとみたいになっちゃってます。誰がやったんだろ?笑

一応、NextDoorで聞いてみようかと思います。「誰かこの猫、飼ってたんじゃないですか?」と。

今年に入ってからですので、外で暮らして長い猫っぽいので、どうなるかな?って思いましたが、結局触れましたよね。人間に餌を貰ってた事のある猫っぽいです。

道理で、窓からうちの中を羨ましそうに見てたんですよね。あと、目がたまに潤む時があって、悲しそうな感じでしたね。まあ、犬猫の知能は人間の4歳児程度って言いますから、大雑把な感情表現は人間に伝わるんだと私は思ってます。

保護猫活動で、一番大切な小道具こそが、愛情と根気 なんです。今までに、「この猫はダメだろう!」と夫が言ってた猫は、何匹となく、家に入れてますよ、私!ストちゃんも、オレンジーナも、ナッキー3もキャラ子も。ほぼほぼ、飼い猫化に成功してます。時間は相当かかってますけど。(テヘ)

夫と私の大きな違いは、この愛情と根気なんです。ほんま。私の方が器がデカい!この部分では、夫には絶対負けない自信があります。笑 

なので、ただただ可哀想だけで野良猫に餌を上げるのはやめて欲しい。何故か?・・・これから説明しますね。夫の母、つまり義母のした行動を例にとって説明します。

今は、老人ホームで暮らす義母ですが、その前はサンアントニオに家を持っていました。その裏庭で野良猫達に餌をやっていた母は、どんどん可哀想な猫を増やしてしまい、挙句、仲の良かった隣のうちに住む人に、アニマルコントロール(日本で言えば保健所)に連絡されてしまったんです。トホホ。

その前から、私達は言ってたんですよね。アニマルシェルターにどうしたらいいか聞いて、処置策を取れと。一応、連絡をしたらしいのですが、言い訳は、They don't help me.でした。彼女は、シェルターの人が来て、トラップを置いて、捉えた猫を持って行ってくれると思っていたらしいんです。いい歳して、そんな都合のいい話があると思っていた母にもビックリです。そうじゃなく、そのプロセスをすべて自分でしなきゃならないんですよ。ハロー?

当たり前やろ!と思ったのは私。自分で蒔いた種、自分で刈るのが当たり前やろ!と。婆さんだからって逃げられると思ったら、大間違いやし!とね。

実は、こう言う人が世の中とても多いんですよ。最後まで出来る見込みがない人は、ホンマ、見て見ぬふりの方がよっぽど人間らしいと私は思ってますよ。

自然淘汰。悲しいかな、それのお世話になるしかないんです。が、私の様に愛情と根気、それプラスで、時間とお金に少し余裕のある人なら、個人的に保護猫活動を責任もってする事は可能です。だから、出来ないなら、出来る人にお願いしても、全然悪くない。地元のアニマルシェルターや獣医さん、動物保護のNPOなんかに相談する事をお勧めします。

しかし、義母の様に、出来ない事をして、命の無駄 を作る悪循環だけは、絶体に避けて欲しい。自分でトラップ出来ない猫に餌を与え続けて、子猫が他の猫に殺された!っていうのを聞いた時に、怒りが爆発しましたわ。笑 

と言う私も、今年は義母の「ご要望」通り、アマゾンのギフトカード100ドルをクリスマスのギフトにしました。甘やかしちゃいけないと思うけど、それとこれとは別っこよ!老い先短い老人の希望を出来るだけ叶えてあげないとと思うのが人間でしょう?

けど、その母に育てられた夫は、「あげる必要ない!もうあげなくっていいぞ!」(ケチ!)でした。その度に言うんですよね、「まあ、来年には生きてないかもしれないからさ。なんで、そんなに冷たくあしらう?アホか?アンタは?」って。返すんです。笑 (この差よ、この差w)

皆さんも、親孝行の子供が欲しかったら、子供に対して、責任もって、愛情と根気をもって接しましょうね!!!必ず自分に返ってきますよ。野良猫も子供もそう言う点では同じですから~!(注:夫と義母は猫以外の案件でも色々あります)

で、アメリカに住んでいるので、日本ではどうか分りませんが、アメリカだと、例えばうちの近所なら、アニマルシェルターのプログラムで、TNRは5ドルでやってくれます。トラップで捕まえて、決められた日に持って行けるなら、5ドルで、命の無駄 が出来ないで済むんです。術後は外に放して構いませんし、餌を与えたければ与えても子猫が増える事はないですから。

何故、野良猫に餌だけやっちゃいけないかお解りになったら、早速、地元のシェルターにTNRのプログラムはないか聞いてみてくださいね!責任持てない事は最初っからしない!保護猫活動の掟ですかね。




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