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【PMP試験で正解を選ぶコツ②】 PMは、反対・否定する人を「なんとかしよう」としてはいけない

夫が先日(2022年11月)にPMP試験を合格して帰ってきました!

実は夫は、一度試験に落ちてから、


と、合格するための勉強方法がわからず絶望していました。


最初は、

と、日々プレッシャーをかける意地悪なわたし。。。笑
でもたしかに勉強方法がわからなければ、やる気もでないよな〜と思って、一緒に合格のための勉強方法を模索してみることにしました!


そこで、一緒に2週間くらい勉強したら、自信をもって合格できるようになりました!(たまたま?笑)


https://note.com/embed/notes/nd643f5228917

※最近(2023年1月現在)になって合格体験記も増えてきましたが、2022年夏当時は、これさえ勉強すればよい!というよい問題集もなく、合格するための勉強方法が明らかになっていませんでした


ですが、PMP試験勉強をする上で、正解を選ぶコツが見えてきました!
※ただし、このコツは「お・そ・ら・く」の独断と偏見によるものです。



PMP試験の勉強をしていると、プロジェクトマネジャーはステークホルダーをうまくマネジメントすることが重要ということがわかります。

すなわち、「ステークホルダーをうまくマネジメント」=「プロジェクトマネジャーがプロジェクトを進める上で課題になってくる人をうまくマネジメント」することが、とっても重要であることがわかります。

そんな中、よく出てくる問題がこちら。

例題)
権力は高くないが、プロジェクトに対して頻繁に否定的な意見を述べるステークホルダーがいます。ステークホルダー間での意見がまとまらないため、物事が決まらずプロジェクト進捗に影響が出ることが予想されます。この状況下、プロジェクト・マネジャーがとるべき行動として、最も適切なものを選びなさい

A)会議前にそのステークホルダーに対して、事前に合意をとっておく
B)そのステークホルダーがいない場で決める
C)そのステークホルダーを呼び出して、否定的な意見ばかり述べないようにメンタリングする
D)ステークホルダーエンゲージメントマネジメント計画書を更新する


このように、一見プロジェクトを進める上でやっかいとなる「ステークホルダー」が登場してきました。

ですが、ここで、最重要のコツです。

否定・反対をしてくれる人が出てきたときは、「もしかしたらその人だけが正しいのかもしれない!!!」と思った方がよい。
むしろ、自分の過ちを気づくきっかけを与えてくれてありがとう!くらいに。

ということです。否定・反対してくるひとを「やっかい」と思ってはいけないのです。「もしかしたらこの(プロジェクトマネジャーが正しいと思っているやり方等に)否定・反対してくれる人は、正しいのかもしれない」と思うことが必要です。


その考え(「否定・反対してくれるひとありがとう!」)で、もう一度問題を見てみます。

例題)
権力は高くない
が、プロジェクトに対して頻繁に否定的な意見を述べるステークホルダーがいます。ステークホルダー間での意見がまとまらないため、物事が決まらずプロジェクト進捗に影響が出ることが予想されます。この状況下、プロジェクト・マネジャーがとるべき行動として、最も適切なものを選びなさい

A)会議前にそのステークホルダーに対して、事前に合意をとっておく
=そのステークホルダーが誤っていると決めつけている。

B)そのステークホルダーがいない場で決める
=そのステークホルダーを除外しようとしている

C)そのステークホルダーを呼び出して、否定的な意見ばかり述べないようにメンタリングする
=そのステークホルダーの否定的意見を除外している

D)ステークホルダーエンゲージメントマネジメント計画書を更新する

よって、ここで正解はD)です。


*** PMP試験で正解を選ぶコツ② ***

プロジェクト・マネジャーは、否定・反対をしてくれるひとを「なんとかしよう」としてはいけない。

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