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幻想ホロスコープ 毛利小五郎

今年もあと数日で終わろうとしている。

クリスマスが終わり、お正月を迎えるまでの間はなんとなく宙ぶらりんな気持ちになる。
それでいて、まだ今年やり残したことがあるのではないかと理由もなく気忙しい。
年末あるあるだ。(わたしだけ?)

そんなわけで、今年もせっせと大晦日に向けてひた走っている次第である。

目下、今現在必死に取り組んでいるのは『名探偵コナン』である。

もう一度言おう。
コナンである。

YouTubeの「名探偵コナンチャンネル」では、シーズン1からシーズン5までを今年の年末まで公開している。
1年をかけて、少しずつ公開するという取り組みだったそうだが、わたしが知ったのは11月の末だった。
以来、ほぼ毎日時間があれば観ているのだが、どうやらわたしは随分ヒマ(!)らしく、残りあと30話ほどになった。

『名探偵コナン』は薬で小さくされた高校生探偵の工藤新一が、毛利小五郎の探偵事務所に潜り込み、様々な事件を解決しながら元の姿に戻るために奔走する物語である。

物語をご覧の方はご存知と思うが、大抵の事件はコナン(小さくなった工藤新一)が毛利小五郎を麻酔銃で眠らせ、ボイスチェンジャーを使って解決する。

今回、アニメを観ていて、毛利小五郎はめちゃくちゃ海王星が効いてそうなホロスコープだったりするのかな、と思ったりした。

海王星は夢、幻想、精神性などを表す星だ。
他には薬物、アルコール、嘘、自己犠牲なども表している。
曖昧というか、無限に広がるイメージで、ファンタジックで優しい星だ。

小五郎のおっちゃんは麻酔銃で眠らされている間に、コナンに事件を解決されているが、記憶が曖昧でも周囲から褒められれば自分の手柄にしてしまう。
自分ではほとんど事件を解決していないにもかかわらず、名探偵として名声を得ているのだ。
加えて、小五郎のおっちゃんは大酒飲みだ。

なんだかとても海王星チックではないか。

占星術の世界を知るようになってから、小五郎のおっちゃんをみていると、そんなことをぼんやりと(海王星だけに!)考えてしまった。

あんなに毎回首筋に麻酔銃を打たれて、彼は大丈夫なのだろうか。
たまにお尻に打たれているときもあって、あの麻酔銃はどれだけ強いものを打たれているのだろうか。

ほんとうはコナンのことを知っていて、麻酔銃に打たれるという「自己犠牲」をしているのか…。
まぁ…それは、ないか…笑

でも、大人になって小五郎のおっちゃんをみていると、案外優しいなぁと思うようにもなった。

なんだかんだ言いながら、蘭ちゃんやコナンくんを大事にしているよなぁと思うようなエピソードもあったりする。

架空のキャラクターだからこそ、あり得るホロスコープというのもあるのかもしれない。
絶対に生きている人間にはあり得ないようなアスペクトだったりするのではないか。

それはそれで面白い。

さて、そろそろまた観よう。

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