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じゃがいもで味噌を作っています。

ある時、育てた野菜が全部売り物になっているわけではないことを知りました。規格外野菜と呼ばれています。    ゴルフボールよりも小さなじゃがいももたくさん廃棄されます。

これを発酵させて味噌が作れないだろうか? 
ふと思いつき調べてみました。
でん粉を発酵させられることを知りました。 
            
そして、試作をしてみました。
仕上がった味噌は、じゃがいもの香りがします。
そして独特の甘みがあります。
しかも爽やかです。 
以来我が家の定番となりました。 
何かをしようとする時、面倒なのは苦手です。
自分の課題は、簡単にできることです。 
これから紹介するレシピも、始めての方でもトライできるものです。                  
世の中にじゃがいも原料の味噌が広がってくれたらこれほどうれしいことはありません。
失敗覚悟で一度チャレンジしてみませんか?

今回は、特別な器具を使わずに家庭にあるもので作ることができるように工夫して紹介します。

じゃがいもが1Kgで 約2Kgの仕込みができます。                         

材料 仕上がり約2Kg
1.じゃがいも 1Kg 
2.大豆 200g
3.糀 650g
4.塩 250g

じゃがいもは、今年9月に頂いたものです。                                大半はすでに仕込みを終えていますが約1.6kg残っていました。     
かなり発芽してしまいました。                      発芽部分を除きます。                                                              新じゃがいものときは、皮ごと仕込みますが今回は、皮も剥きました。                      
ちょうど1Kgが残りました。

大豆とじゃがいもを煮ました。                        

大豆は前日に浸水しています。                       豆が指で潰せる程度の硬さに煮上げました。 
じゃがいもの色が違うのは違う種類がまじっているせいです。                    

まず大豆を潰しました。 

縦長の湯のみ茶碗に入れてすりこぎ棒で押しつぶしました。        すりこぎ棒がなければご飯ベラで押しつぶしてもいいですね。

じゃがいもも同様に潰します。
右は大豆とじゃがいものマッシュです。                 
左は、糀と塩を合わせた鍋です。
大豆とじゃがいも塩、糀を合わせて満遍に練り上げました。
ジッパー袋Mサイズに入れました。 

空気を抜いて密閉します。                         重すぎるくらいの重しをして寝かせます。                  漬物の極意は、重しです。 
極端に重くしてください。
1〜2日で水が上がるともう重しは要りません。
後は一日1回程度上下をひっくり返して塩水が全体に行き渡るようにしてください。                               
その期間は、2週間位です。 
後は、発酵ガスの発生を待ちます。                    味噌の場合は、真夏でも自然気温で寝かせています。              当然夏は早く発酵がすすみます。
1〜2ケ月でガスが発生してきます。                       袋が膨れてきたらジッパーを開いてガスを抜き再び密閉して寝かせてください。

食べられるまでの期間は、夏なら冷暗所で2ケ月、         冬なら室内の涼しいところに寝かせて3ケ月くらいです。

質問がありましたらコメント欄でお気軽にお寄せください。


                      


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