ストリートファイターⅤ キャラクター紹vo.2

”ストリートファイター”

この名前を聞いたことがある人は少なくないのではないだろうか。現在の対戦格闘ゲームの基礎を作り上げたゲームで、当時は大ブームを巻き起こし、社会現象となり格ゲーバブルを各メーカーに波及させた作品となったのが”ストリートファイター”だ。

前記事、”ストリートファイターⅤ キャラクター紹介vo.1”では、格闘ゲーム界の生きる伝説”リュウ”を紹介した。
今回は格闘ゲームの女性プレイヤーキャラクターの開祖、”春麗”を紹介しようと思う。


画像1

 ”強くなるのに近道はないの。日々のクンフーの積み重ねよ。”




『ストリートファイターII』で初登場し、以降のストリートファイターシリーズ、およびVS.シリーズなどのクロスオーバー作品においてほぼ全ての作品に登場している。中国代表の格闘家。インターポールの刑事で、国際公務員である。父親がある時、突如消息不明になり行方を捜索していた。そして捜索するうちに事件の裏にあるシャドルーの存在を知り、以降はシャドルー壊滅と父の行方の捜索に向けて奔走する。
『ストⅢ』ではシャドルーが壊滅しており、一時期刑事を辞めて平和に暮らしていた。


性格

チャイナドレス風な服にふたつのお団子ヘア(シニヨン)という出で立ち。
登場時から現在に至るまで、揺るぎない人気と知名度を誇る格闘ゲーム界の元祖ヒロイン。身長は169センチ、体重は秘密。格闘スタイルは中国拳法。
『Ⅱ』シリーズでは気の強い性格に描かれていたが、『ZERO』シリーズ以降は芯のしっかりしたキャラクターが確立されていき、落ち着いた雰囲気の大人の女性として登場している。
シリーズの中でも特に「少女から大人の女性」としての精神的成長が見られるキャラクター。

性能

女性キャラクターゆえか他のキャラクターと比べると肉体的な強さはないが、他のキャラクターよりも群を抜いて圧倒的に素早く動くことができる。近距離から遠距離までオールレンジで戦え、高い機動力と高性能で使いやすい通常技が強み。
彼女の有名な攻撃手段は直立の状態で敵に途方も無い早さで繰り返し蹴りを入れる百裂脚である。

必殺技

気功拳
タメ技の飛び道具。気弾を飛ばし、一定距離を進むと消滅する。

百裂脚
高速の連続蹴り。シリーズによって大きく性能が変わる。
初期は「百烈キック」という名前だった。

覇山蹴
跳び上がり開脚して攻撃する中段技。

スピニングバードキック
逆立ちしながらの回転蹴り。途中から空中判定になる。
合計威力は高いが隙も多く、初段以外はしゃがまれると命中しない。

スーパーコンボ・ウルトラコンボetc

千裂脚
百裂脚の強化版、高威力。
蹴りを多段ヒットさせた後に百烈脚を決める。

鳳扇華
突進蹴りからの連続蹴り。千烈脚のバージョン違い。
左右交互に百烈脚を出した後、天空脚で締める。

気功掌
巨大な気の障壁を放つ。無敵時間があるため割り込みや対空に役立つ。
気功拳の強化技だが、飛び道具ではなく、近距離で巨大な気功の塊を作り敵に多段ヒットさせる。ただし気功拳が出ている間は出せない


余談

●春麗の姓については公式設定がなく、作品やメディアによってばらつきがある。ただしゲーム作品の本編では基本的に春麗の姓は一切登場しない。

●春麗がトゲトゲの腕輪をしているのはストーリー的に深い意味があるわけではない。
ただ手の位置をわかりやすくさせるためというシステム的な理由で、一応設定では前述のスピニングバードキックを使うのに体のバランスをとるための重しとのこと。あのトゲはプラスチック製らしい。

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