モンゴル②ゲルキャンプツアー開始 ハラホリン観光

7時過ぎに起床。
今日から5日間キャンプツアー
迎えが8時半に来るのでまったり支度をする

アパートの下に降りて、ガイドのムンニャさんと合流
めちゃ優しそうな女性。聞いたら60歳とのこと
いままでガイド兼ドライバーって男性ばっかりだったから新鮮

「昨日何してたのー?」って聞かれて「戦車が好きだからそれ見に行ったよ」って答えたら「戦車が好きな人間なんて聞いたことない!!!」って言われてワロタ

市街地の道はいつも通り渋滞。
1時間ぐらいかかって脱出して、カルフールで御飯の買い出しと給油をする
今日の目的地はハルホリンっていうざっくり言うと日本の京都的なところ。
ウランバートルから西に350キロの移動である

道中ムンニャさんがいろいろ話をしてくれる。娘と息子が2人いて、娘はオランダ人と結婚してオランダに住んでいるらしい。
息子は良い年して独身で困る、とのこと。二人とも弁護士らしい。
ムンニャさんは大学で地質学勉強したあと社会人になって、フルタイムで働くのは無理!ってなってガイドになったらしいけど、モンゴルの中ではめちゃエリートな家族なのでは、、、??

サービスエリアでアイス買ってくれた ピンクのワンピース着てるのがムンニャ
切迫感のあるトイレ

大草原の中をひたすら車で走っての移動
最初は牛とか羊とかヤギとかタカとかにわー!ってなってたけどそのうち慣れる。慣れるぐらいたくさんいる。

菜の花畑の黄色と、小麦畑のオレンジと、赤土のピンクが美しい

お昼休憩はまさかの昨日と同じレストラン
国民的チェーンのようである

蒸し餃子と観光風チキンスープとレーズンジュース

途中お昼休憩挟んだりして、到着したのは15時30分だったので6時間ぐらいのドライブ。ムンニャさんタフだな


そんなこんなで今日泊まるゲルに到着

かわいい
かわいい


思ってた数倍キレイで嬉しい(掘っ立て小屋みたいなトイレとシャワーだと思ってた
温かいシャワーと電源完備とネコちゃんワンちゃんお馬さん完備。素晴らしい。


ちょっと休憩してからハルホリン観光へ

亀石
大事に思ってる人数分の小石を拾って、一周しながらそれを投げていって願いを叶える、的なもの。わりとそこかしこにある
後ろが雨雲で惜しい
ペニスストーン。子宝に恵まれるらしく、ムンニャに無理やり座らされたwww
ハラホリン博物館。入口がチェスになってる
首都だったときのジオラマ。たくさんの人種がいたので寺もモスクも教会も存在してたらしい。多様性。
鷹、めっちゃ重い。


ロングドライブで疲れたので今日の観光はおしまい。
ゲルに戻ってムンニャが作ってくれた夕食をたべる

昼は蒸し餃子だったので夜は揚げ餃子にしてくれた。どっちも美味しい

ビールを頼もうとしたら、「モンゴル料理と冷たい飲み物は組み合わせよくない!(羊の脂の融点が低いので冷たいもの飲むと油が腸の中で固まっちゃう)食後にしなさい!」って言われる。ママー!

大人しく従って紅茶を飲みながらもぐもぐ
たしかに脂っこいモンゴルの食事は温かい紅茶とよく合う

ムンニャママに「きゅうりは肌にもいいし、モンゴルのきゅうりはフレッシュだから美味しいよ!食べなさい!」ってきゅうりハラスメントを受けながらも断固拒否
これ結構今まで行った海外ガイドズに結構言われるんだよね。その自信はどこから来るんだ、、、、


食事を終えて1時間の脂消化休憩
からのビール!!うま!!!!ガゼボみたいなところでまったり

東京がありえん暑さなので出来なかった外飲みをいま解禁してる感じ
幸せ


夕日がきれい

日没後は結構冷える。のでビールはやめて昨日買ったウォッカを飲む。うまー

1時間ぐらいしたところでムンニャがわたしたちの様子を見に来て「あなたたちウォッカ飲んでるの?!www」って笑われる

なにやらガイド部屋の同室の男性が有名な馬頭琴演奏者で、フランス人のツアー客に演奏を教えるワークショップをした帰りにこのキャンプに泊まってるらしい。

私達のために彼が特別に演奏してくれるって言ってるけどどう?(というかムンニャにとっても滅多にないチャンスだから、一緒にきかない?みたいな感じ)って聞かれたのでそりゃあもちろん是非!とお願いする

彼の準備が整うまでムンニャと3人でウォッカを飲む
彼女はそんなに強くないらしく(というかモンゴルの人あんまりお酒飲まないのかも。車社会だからかな)一杯だけだったけど、チーズ差し入れしてくれてその塩味がウォッカにちょうどよくてとても嬉しかった

準備ができたということなのでガイドさんたちのゲルにお邪魔してプライベート演奏会
どうやら彼、まじで凄い演奏者らしく、招かれて東京に行ったこともあるらしい。

はじめての馬頭琴に感動
3曲弾いてくれて、一曲目はホーミーの凄さがよくわかる曲で、2曲目は弦が奏でるしなやかさと強さがよくわかるインスト曲で、3曲目は2曲目+ホーミー、って感じのセトリ(動画は2曲目

2曲目が馬が駆ける様子を表した曲で、曲に合わせてムンニャが騎手の手綱の感じを表現してたんだけど、途中からカンナムスタイルになるwwwお酒入ってたこともあって大爆笑カンナムスタイルは偉大


良いチャンスには良い報酬を、ということでチップを払って記念撮影&一服(私以外全員吸う

彼が「日本行ったときのアサヒビールが恋しい」って言ってたので、「でもモンゴルにはゴールデンゴビがあるじゃない!テムゲ(昨日の旅行会社のひと)はゴールデンゴビが最高って言ってたよ」って返したらムンニャが「テムゲに会ったの? 」と。
昨日会ったし良い奴だったよって言ったら

テムゲは私の息子なのよーー

と。

What???!!!!!!!!!

良い奴で弁護士でゲストハウスも経営しててしごできなのに独身の息子さん=テムゲ!!!!

まじ???!ってムゥと爆笑


そっか親子なのかー。そりゃムンニャさん良いガイドな訳だわ。他にも日本人のツアー入ってるって言ってたのに私たちにママをあてがってくれてありがとう。という気持ち

こうしてキャンプ初日の夜が終わっていくのでした。



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