見出し画像

心に刺さる名刺の作り方(2019.02.09)

名刺って必要だと思いますか?

アナログからデジタルへの過渡期である今、みなさんはどう考えられていますか?




2019年2月9日 上司ニシグチさん&くわたぽてとさん主催、
心に刺さる名刺の作り方セミナーを受講しました。

3ヶ月の熟成期間を経て、参考にさせていただいていることを書いていきます。

【ずるい名刺:くわたぽてとさんのお話】 ・パーソナルブランディング ・深堀されたペルソナ設定 ・91×55 にかける想い
【ストーリージェニックな名刺:上司ニシグチさんのお話】 ・ストーリーをデザインする ・リサーチ力 ・徹底された拡散戦略
【そもそも名刺って必要?】

【ずるい名刺:くわたぽてとさんのお話】 


・パーソナルブランディング 

ぽてとさんの名刺の作り方は、ただのデザイン作業ではありません。 

 パーソナルブランディングの域に入ります。


ぽてとさんは、「なんでも屋」は依頼されにくいということを
ご自身のクリエイター活動の中で実感されたそうです。

○○専門、と入り口は狭めておく方が、本当に必要としている方から見つけられやすく、
はじめての依頼がされやすいそうです。

たしかに普通のパン屋さんのメロンパンよりも、
メロンパン専門店のメロンパンの方がおいしそうだもんなと納得しました。

クライアントの強みは何なのか、それを突き詰めて差別化をはかります。


・深堀されたペルソナ設定 

恥ずかしながら、わたしはペルソナ設定という言葉をこの時にはじめて聞きました。

なんとなくターゲット像はあったものの、クライアントとどこで出会うか、
クライアントはどんな悩みをもっているか、どうやってその悩みを解決していくか。

そこまで具体性を持って考えたことがありませんでした。

ぽてとさんはヒアリングシートをもとに、ひとつずつ丁寧に掘り下げられていました。


・91×55 にかける想い 

名刺とは、相手の名刺入れに入ることが最低条件。

これより大きいサイズになると名刺じゃなくてチラシであると、定義されていました。

わたし自身が普段持ち歩くカバンが小さいタイプなので、これには深く頷きました。

交流会でフライヤーを頂いて、どうやって持って帰ろうかと悩んだ経験があります。

ぽてとさんの優しい心づかいを感じました。




【ストーリージェニックな名刺:上司ニシグチさんのお話】 


・ストーリーをデザインする 

クライアントが依頼する時に不安に思うことの一番の要素。

「価格以上の価値があるのかどうか」

デザインを見せただけで、相手の琴線にふれることは無いと言い切っていらっしゃるのが印象的でした。


クリエイターとして活動する方が、一度はぶち当たる壁かと思います。

ものづくりをする中で、成果物だけでひとを感動させたいという想いはもちろんあります。

でも一般の方にとってデザインの良し悪しは分かりにくいもの。

丁寧に説明して、価値を分かってもらう努力が必要になってきます。


そこでニシグチさんは過去の成果物の完成形だけでなく、

依頼からクライアントの手に渡るまでの導線すべてをデザインされたそうです。

ストーリー化し、コンテンツにまで昇華させることで、新たなクライアントは安心して依頼することができます。

人が行動する時の動機は総じて『確認作業』だ という西野亮廣さんの文章を思い出しました。


・リサーチ力 

ニシグチさんは物事を分析、検証される能力が非常に高いと思います。

中吊り広告コピーの法則、バズりやすいブログ記事名、拡散されやすい時間帯など。

ここまで考えられていたのか!と驚きました。


・徹底された拡散戦略 

リサーチ力の部分にも繋がってきますが、SNSの特徴をしっかり分析した上で発信されています。

いくつか実践されていることを紹介して頂きましたが、きめ細やかな対応をされています。



中には宣伝をする、ということに抵抗のあるクリエイターさんもいらっしゃるのではないでしょうか?

わたしも今までセルフRTして、フォロワーさんに嫌がられないかな…と不安でした。

でも最近は一度見たツイートはタイムラインに上がりにくい仕様に変更されてきているそうです。

発信者は日に日に増え、そのままでは必要な人に届けられず埋もれてしまいます。

みなさんどんどん自己宣伝していきましょう!



【そもそも名刺って必要?】 

今まで 名刺=そのひとの情報が書いてある紙 という認識しかありませんでした。

ですが、それだけならSNSがあれば十分です。

製造コストを負担してまで作る必要はありません。

名刺を持つことの根底にあるのは、「仕事を依頼してもらう」ことです。

仕事を依頼してもらうために一番重要なことは、やっぱりコミュニケーション。

SNSでかんたんに繋がれるようになったとはいえ、結局は直接会ったときの印象が重要です。

そこで、一番最初のコミュニケーションづくりを名刺に手伝ってもらいます。

名刺を手渡す瞬間をデザインすること。体験をデザインすること。

それが今の名刺の正しい使い方なんだろうと学びました。

なにごとも本質に立ち戻ることって大切ですね。




自分の強みを発見したいクリエイターのための というサブタイトル通り、
これからの仕事をどうして行きたいかを考える良い機会になりました。

#上司とぽてとの名刺セミナー  のタグでいろんな方の感想を見れます。

それぞれ刺さった部分が違うので感想を見るのはとても楽しいです。

セミナー終了時のわたしのツイート https://twitter.com/eichi456/status/1094374352693342210?s=12

上司ニシグチさん、くわたぽてとさん どうもありがとうございました!

ご祝儀はこちらからお願いいたします!