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第12回:コピーライティングイミテーション(競合が多いなら、このレターを参考に!独自のポジションを築いて差別化する方法が学べます)

こんにちは。おしりです。

今日のコピーライティングイミテーションはこちら!

飛行機に乗っている時、絶対に、
決して食べてはならないもの!

このなんとも興味をそそるキャッチコピーで始まるレターは、雑誌の定期購読を売るために送られました。

・どのようにして読み手の興味を引いているのか
・共通の敵を作って独自のポジションを築く方法

などいろいろと、学ぶことが多いです。

ただ、、、

例によって本文がゲキ長なので、最初はポイントとのなるところだけを抜粋しておきますw

全文は最後に載せておきますので、興味のある人は読んでくだい!

抜粋部分

飛行機に乗っているとき、絶対に、
決して食べてはならないもの! 世界中で一番不潔で悲惨なエアライン

・どうすれば病院で VIP 待遇が受けられるか(すべての患者が 平等に扱われるわけではない)
・クルーズ船上で起こっているレイプ事件:報道メディアでさ え触れようとしない、隠された真実
・「過去」を背負っている人間を見つける方法――犯罪歴、破 産など、隠された過去
・アトランティックシティとネバダで最高の配当率を提供して いる知られざるカジノ
・個人の趣味に使った費用を、(たとえ収益がゼロでも)仕事 上の必要経費として落とす方法
・ホワイトハウスの大統領執務室ツアーを当てる方法 ・ホテルのスタンダードな部屋の料金でスイートに泊まる方法 ・あなたの弁護士や会計士はどれくらい「有能/無能」か?内密に調査してみよう
(その他もろもろの、あなたが知ってはならない驚くべき真実)

アメリカ国民の皆様
この手紙でお知らせする情報は、あなたにとっては「他人事」に過ぎないものです。 どういうことかと言いますと......

あなたは、機内食として提供される食品の中に、高度の高いところで血糖値を下げる 働きをするものがあることをご存じでしたか?あなたを疲れさせ、具合を悪くし、頭痛 を引き起こすのです。

今、あなたはこう思っているでしょう。「航空会社がわざわざ乗客を疲れさせて、ぶ つぶつ言わせたいと思うわけがないじゃないか?」 もちろん、そんなことをしたいと は思っていません。彼らはただ、機内食の費用を削減したいのです。だから、より安け れば、そして(人工的にせよ)味がよければ、そちらを選ぶに決まっています。

それではどうやって生き残るかについて考えてみましょう。もしかするとあなたは、 航空機の安全基準はFAA(連邦航空局)により書面で詳細に決められており、すべて の航空界社は厳重な保守管理を厳守すべきとみなしているはず、と考えているかもしれ ません。

紛失した荷物はどうなるのか?
確かにそう考えている航空会社もあるでしょう。でも、そうは考えていない会社もある のです。もし何百万ドルもの損失を毎年出している航空会社があったとして(実際、そ ういう会社は存在します)、ウォールストリートで「倒産」が噂されない日はない...... そんな時、経費節減、それも大規模な節減につながる道を進みたくなるのは当然のこと でしょう。

航空会社の乗務員と一度話してみてください、驚愕するような事実を教えてくれるで しょう。FAAからオフレコの話を聞き出せば、経費削減政策で限界のところまで追い つめられているということがわかります。保守管理の記録は、常日頃からねつ造されて いるのです。

私がなぜこんな話をするかお教えしましょう。私たちは情報化社会に生きている、と 言われています。そのとおり、私たちは情報に溺れています。残念な事に、それらの情 報のほとんどは価値がないのです。一方、本当に必要な情報は、「関わりのない」あな たには届けられないのです。
機内は不衛生で従業員は高齢化し、保守管理もずさん、まるで「家畜運搬車」を飛ば しているような航空会社はどこか、知りたいですって? ご勘弁ください、「あなたに は関わりのないことです」から。

あなたの一日を台無しにするような(それだけで済めばまだマシですが)機内食とは? 乗っていいかどうかの安全警報をあなたはどうやって知り得ますか? (つまり通常の リスクとは別に、その事実を知ったからといってフライトをキャンセルするほどの理由 にはならない類いの不安材料のことです)。セキュリティが最高な空港と航空会社はど こで、最悪なのはどこでしょう?
すべて「あなたには関わりのないことです」。その理由はおわかりですか? なぜな らそれは、ビジネスにとっては都合が悪いからです。航空会社の株価を下げるという意 味で都合が悪い、また、その会社の独裁的なワンマン経営者に恥をかかせるという意味 でも都合が悪いのです。こういう話を雑誌で読んだりテレビで見たりすることもないで しょう。なぜならメディアの経営陣は、航空会社からの広告収入を失うのを恐れて黙っ ているからです。
まったく、嘆かわしいことです! いったい何が実際に起こっているのかを確かめて ください。

『Bottom Line( ボトムライン )』を 3 号分、無料購読してみてください

12 年前、私は 16 ページの雑誌を隔週で発行し始めました。当時は(あるいは現在も) 米国でこうしたスタイルの雑誌は他には出版されておらず、珍しいものでした。

どこが珍しかったって? 考えてみてください。『ボトムライン』は広告を載せないし、 派手な写真も載せません。社説や読者からの手紙の掲載もしません。

それが今日では 100 万人を越える非常に熱心な購読者を抱えているのは、どうしてで しょうか? (これは『ビジネスウィーク』、『フォーブス』、『フォーチュン』といった 雑誌よりも多い数です。)答えは簡単です。この雑誌は他の雑誌にはないものを読者に 提供しているからです。日常生活、仕事、余暇といったあらゆる話題をカバーしています。

元を取る、ということがどういうことであるか、私の言おうとしていることをご説明し ましょう。

・スーパーマーケットで一番のお買い得品はどこにある? それは思いがけな い場所にある!
・世間一般の常識では、保険会社からお金を引き出すのは至難の業とされてい るが、違う! 数日で保険金を得るための、立証済みの方法を2つご紹介。
・自分の弁護士のミスや敗北に対して訴訟を起こそうとしている? それなら、 面倒な方法(ほとんどの人がこちらを選んでいる)と、簡単な方法がある。 すぐに勝てる方法はこれだ。
・火災保険料の支払済小切手は、あなたが補償されていることを証明してくれる、というのは正しい? いや、間違いだ。

先を読まざる得ないキャッチコピー

このレターで一番注目されるのはなんと言ってもこのキャッチコピーです。

飛行機に乗っているとき、絶対に、
決して食べてはならないもの! 世界中で一番不潔で悲惨なエアライン

日本人はあまりイメージできないかもしれませんが、アメリカは飛行機社会。出張に行く時も飛行機に乗ることが多いです。

ですので、飛行機は身近な存在。

そんな飛行機に乗っているときに

「絶対に食べてはいけないものがある」

と言われれば、

「なんだそれは?!」

って反射的に反応してしまいますよね。日本なら、

「ファミレスで絶対に食べてはいけないもの」

みたいな感じでしょうか。

このレターで雑誌(商品)の話が出てくるのはずっとあとです。これこそが一番重要なポイントになります。

たくさんの雑誌が販売されている中で、雑誌のDMが届いたときに読み手はなんて思うか?

「また、雑誌のDMか」

と思うわけです。そう思われると、そのDMはゴミ箱行き確実・・・読まれもしません。

ですので、

いかにして雑誌のDMだと気づかれないか。
いかにして読んでもらうか。

ここを工夫する必要があります。

その工夫の1つが、

役に立つ(かつインパクトのある)コンテンツをDMに載せる

ということ。

それがまさに

「飛行機で絶対に食べてはいけないもの」

ということです。

キャッチコピーに続く箇条書きはいわゆるボレットと言われるものです。

・どうすれば病院で VIP 待遇が受けられるか(すべての患者が 平等に扱われるわけではない)
・クルーズ船上で起こっているレイプ事件:報道メディアでさ え触れようとしない、隠された真実
・「過去」を背負っている人間を見つける方法――犯罪歴、破 産など、隠された過去
・アトランティックシティとネバダで最高の配当率を提供して いる知られざるカジノ
・個人の趣味に使った費用を、(たとえ収益がゼロでも)仕事 上の必要経費として落とす方法
・ホワイトハウスの大統領執務室ツアーを当てる方法 ・ホテルのスタンダードな部屋の料金でスイートに泊まる方法 ・あなたの弁護士や会計士はどれくらい「有能/無能」か?内密に調査してみよう
(その他もろもろの、あなたが知ってはならない驚くべき真実)

飛行機ネタに興味がない人でも、続きを読んでもらうためにこのようなボレットを載せています。

そして本文では、機内食では高度の高いところで血糖値を下げる食品が提供されているという事実と、なぜ、そのようなものが提供されているのかの理由について述べています。

アメリカ国民の皆様
この手紙でお知らせする情報は、あなたにとっては「他人事」に過ぎないものです。 どういうことかと言いますと......

あなたは、機内食として提供される食品の中に、高度の高いところで血糖値を下げる 働きをするものがあることをご存じでしたか?あなたを疲れさせ、具合を悪くし、頭痛 を引き起こすのです。

今、あなたはこう思っているでしょう。「航空会社がわざわざ乗客を疲れさせて、ぶ つぶつ言わせたいと思うわけがないじゃないか?」 もちろん、そんなことをしたいと は思っていません。彼らはただ、機内食の費用を削減したいのです。だから、より安け れば、そして(人工的にせよ)味がよければ、そちらを選ぶに決まっています。

それではどうやって生き残るかについて考えてみましょう。もしかするとあなたは、 航空機の安全基準はFAA(連邦航空局)により書面で詳細に決められており、すべて の航空界社は厳重な保守管理を厳守すべきとみなしているはず、と考えているかもしれ ません。

紛失した荷物はどうなるのか?
確かにそう考えている航空会社もあるでしょう。でも、そうは考えていない会社もある のです。もし何百万ドルもの損失を毎年出している航空会社があったとして(実際、そ ういう会社は存在します)、ウォールストリートで「倒産」が噂されない日はない...... そんな時、経費節減、それも大規模な節減につながる道を進みたくなるのは当然のこと でしょう。

航空会社の乗務員と一度話してみてください、驚愕するような事実を教えてくれるで しょう。FAAからオフレコの話を聞き出せば、経費削減政策で限界のところまで追い つめられているということがわかります。保守管理の記録は、常日頃からねつ造されて いるのです。

ここまで読み進めると、読み手はどんな心境になるかといえば、、

「全く許せない!!!」

という気持ちになるわけです。

ここはちょっと悪いテクニックですが、、

読み手を怒らせることができれば、セールスライターの勝ち

です。

なぜかといえば、人は感情的になればなるほど、IQが下がります。IQが下がるということは冷静な判断ができなくなります。つまり、書き手の主張を無条件に受け入れる可能性が増します。

そして何より、書き手のことを信用するようになります。

「この人は私たちにいいことを教えてくれた。そしてあいつら(ここでは航空会社)は我々(読み手と書き手)敵だ!」

と思ってくれます。これが、コピーライティングのテクニックの1つで強力なのが、

共通の敵

と言われる所以です。

そしてレターではさらなる共通の敵を作っています。それはメディアや雑誌です。


こういう話を雑誌で読んだりテレビで見たりすることもないで しょう。なぜならメディアの経営陣は、航空会社からの広告収入を失うのを恐れて黙っ ているからです。

こうすることで、後にセールスするこの雑誌は他とは違うと思ってもらうようにしています。

そして、次に読者の気持ちを代弁しています。

まったく、嘆かわしいことです! いったい何が実際に起こっているのかを確かめて ください。

そしてやっと商品の話が出てきます。

『Bottom Line( ボトムライン )』を 3 号分、無料購読してみてください

ここまでのレターでこの商品をどのようにポジショニングしたか。

・他とは違う雑誌
・自分にとって不都合な真実を教えてくれる雑誌

ということを、共通の敵を作りながら印象付けています。

いや〜!素晴らしい!!


12 年前、私は 16 ページの雑誌を隔週で発行し始めました。当時は(あるいは現在も) 米国でこうしたスタイルの雑誌は他には出版されておらず、珍しいものでした。

ここで珍しいものということに意味があります。基本的に雑誌は世の中にたくさんあります。ですので、他の雑誌ではなくこの雑誌を選んでもらうためには、

他とは違う

ということをアピールしなければなりません。

書き出しでそのような印象づけを行いましたが、明確に明言する必要があります。ですので、

米国でこうしたスタイルの雑誌は他には出版されておらず、珍しいものでした。

という必要があるんですね。

そして次にどうして珍しいのかの理由について書かれています。


どこが珍しかったって? 考えてみてください。『ボトムライン』は広告を載せないし、 派手な写真も載せません。社説や読者からの手紙の掲載もしません。

さらにしれっと100万人を超える購読者がいるということをアピールすることで権威性や安心を与えています。

それが今日では 100 万人を越える非常に熱心な購読者を抱えているのは、どうしてで しょうか? (これは『ビジネスウィーク』、『フォーブス』、『フォーチュン』といった 雑誌よりも多い数です。)答えは簡単です。この雑誌は他の雑誌にはないものを読者に 提供しているからです。日常生活、仕事、余暇といったあらゆる話題をカバーしています。

さあ、ここまで読んで読者がもっと知りたいことはなんでしょうか?

そうです!

「で、この雑誌は私にどういうメリットがあるの?」

ってことですよね?

なので、この続きはベネフィットが書かれています。

元を取る、ということがどういうことであるか、私の言おうとしていることをご説明し ましょう。

・スーパーマーケットで一番のお買い得品はどこにある? それは思いがけな い場所にある!
・世間一般の常識では、保険会社からお金を引き出すのは至難の業とされてい るが、違う! 数日で保険金を得るための、立証済みの方法を2つご紹介。
・自分の弁護士のミスや敗北に対して訴訟を起こそうとしている? それなら、 面倒な方法(ほとんどの人がこちらを選んでいる)と、簡単な方法がある。 すぐに勝てる方法はこれだ。
・火災保険料の支払済小切手は、あなたが補償されていることを証明してくれる、というのは正しい? いや、間違いだ。

このような情報が雑誌を読めば知れるということです。

この続きは、

・この雑誌には他にどんなことが書かれているのか
・この雑誌が他とは違う理由↓

『ボトムライン』はどこからこうした情報を仕入れているのでしょう? 弊社の編集 スタッフ、ライター、リサーチャーに加え、165 人のトップレベルの専門家からなる顧 問委員会を擁しています。委員は全員、各分野でよく知られたプロフェッショナルです。 つまり、私たちの記事づくりには、権威ある内部関係者が協力してくれているのです。

などが書かれています。

このレターのブレット(箇条書きのところ)は非常に興味を惹きつける文章の書き方がされているので参考になりますよ!

ぜひ、全文を読んでみてください!

イミテーションポイント(どこを模倣すればいいのか?)

最も模倣しやすいのは、

商品の話ではなく読み手が興味のある話から始める

ということでしょう。

例えば、あなたがジムを経営しているなら、

「運動をして健康になる人と、不健康になる人」

というテーマは興味をもたれるかもしれません。

また、ダイエット目的のお客さんを獲得したいなら、

「運動しても絶対に痩せられない理由
〜もし、この3つのをやってしまっていたら、
いくらジムに通ってもよくて3ヶ月で1キロしか痩せません〜」

みたいなテーマもいいかもしれませんね。

そして、もっと深く模倣するなら、やはり

共通の敵を作って独自のポジションを築く

というところでしょう。

ダイエットなら、例えば、

「一度もダイエットをしたことがないインストラクターが、あなたの気持ちを理解できるはずがありません。」

みたいな感じでもいいでしょう。

こうすることで、

・他のインストラクターとの違い
・自分の気持ちを理解してくれる人

という独自のポジションを築くことができます。

ぜひ、チャレンジしてみてください!

全文

ここからはレターの全文を載せておきますね!

飛行機に乗っているとき、絶対に、
決して食べてはならないもの! 世界中で一番不潔で悲惨なエアライン

・どうすれば病院で VIP 待遇が受けられるか(すべての患者が 平等に扱われるわけではない)
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・ホワイトハウスの大統領執務室ツアーを当てる方法 ・ホテルのスタンダードな部屋の料金でスイートに泊まる方法 ・あなたの弁護士や会計士はどれくらい「有能/無能」か?内密に調査してみよう
(その他もろもろの、あなたが知ってはならない驚くべき真実)

アメリカ国民の皆様
この手紙でお知らせする情報は、あなたにとっては「他人事」に過ぎないものです。 どういうことかと言いますと......

あなたは、機内食として提供される食品の中に、高度の高いところで血糖値を下げる 働きをするものがあることをご存じでしたか?あなたを疲れさせ、具合を悪くし、頭痛 を引き起こすのです。

今、あなたはこう思っているでしょう。「航空会社がわざわざ乗客を疲れさせて、ぶ つぶつ言わせたいと思うわけがないじゃないか?」 もちろん、そんなことをしたいと は思っていません。彼らはただ、機内食の費用を削減したいのです。だから、より安け れば、そして(人工的にせよ)味がよければ、そちらを選ぶに決まっています。

それではどうやって生き残るかについて考えてみましょう。もしかするとあなたは、 航空機の安全基準はFAA(連邦航空局)により書面で詳細に決められており、すべて の航空界社は厳重な保守管理を厳守すべきとみなしているはず、と考えているかもしれ ません。

紛失した荷物はどうなるのか?
確かにそう考えている航空会社もあるでしょう。でも、そうは考えていない会社もある のです。もし何百万ドルもの損失を毎年出している航空会社があったとして(実際、そ ういう会社は存在します)、ウォールストリートで「倒産」が噂されない日はない...... そんな時、経費節減、それも大規模な節減につながる道を進みたくなるのは当然のこと でしょう。
航空会社の乗務員と一度話してみてください、驚愕するような事実を教えてくれるで しょう。FAAからオフレコの話を聞き出せば、経費削減政策で限界のところまで追い つめられているということがわかります。保守管理の記録は、常日頃からねつ造されて いるのです。

私がなぜこんな話をするかお教えしましょう。私たちは情報化社会に生きている、と 言われています。そのとおり、私たちは情報に溺れています。残念な事に、それらの情 報のほとんどは価値がないのです。一方、本当に必要な情報は、「関わりのない」あな たには届けられないのです。
機内は不衛生で従業員は高齢化し、保守管理もずさん、まるで「家畜運搬車」を飛ば しているような航空会社はどこか、知りたいですって? ご勘弁ください、「あなたに は関わりのないことです」から。

あなたの一日を台無しにするような(それだけで済めばまだマシですが)機内食とは? 乗っていいかどうかの安全警報をあなたはどうやって知り得ますか? (つまり通常の リスクとは別に、その事実を知ったからといってフライトをキャンセルするほどの理由 にはならない類いの不安材料のことです)。セキュリティが最高な空港と航空会社はど こで、最悪なのはどこでしょう?
すべて「あなたには関わりのないことです」。その理由はおわかりですか? なぜな らそれは、ビジネスにとっては都合が悪いからです。航空会社の株価を下げるという意 味で都合が悪い、また、その会社の独裁的なワンマン経営者に恥をかかせるという意味 でも都合が悪いのです。こういう話を雑誌で読んだりテレビで見たりすることもないで しょう。なぜならメディアの経営陣は、航空会社からの広告収入を失うのを恐れて黙っ ているからです。
まったく、嘆かわしいことです! いったい何が実際に起こっているのかを確かめて ください。

『Bottom Line( ボトムライン )』を 3 号分、無料購読してみてください

12 年前、私は 16 ページの雑誌を隔週で発行し始めました。当時は(あるいは現在も) 米国でこうしたスタイルの雑誌は他には出版されておらず、珍しいものでした。

どこが珍しかったって? 考えてみてください。『ボトムライン』は広告を載せないし、 派手な写真も載せません。社説や読者からの手紙の掲載もしません。

それが今日では 100 万人を越える非常に熱心な購読者を抱えているのは、どうしてで しょうか? (これは『ビジネスウィーク』、『フォーブス』、『フォーチュン』といった 雑誌よりも多い数です。)答えは簡単です。この雑誌は他の雑誌にはないものを読者に 提供しているからです。日常生活、仕事、余暇といったあらゆる話題をカバーしています。

元を取る、ということがどういうことであるか、私の言おうとしていることをご説明し ましょう。

・スーパーマーケットで一番のお買い得品はどこにある? それは思いがけな い場所にある!
・世間一般の常識では、保険会社からお金を引き出すのは至難の業とされてい るが、違う! 数日で保険金を得るための、立証済みの方法を2つご紹介。
・自分の弁護士のミスや敗北に対して訴訟を起こそうとしている? それなら、 面倒な方法(ほとんどの人がこちらを選んでいる)と、簡単な方法がある。 すぐに勝てる方法はこれだ。
・火災保険料の支払済小切手は、あなたが補償されていることを証明してくれる、というのは正しい? いや、間違いだ。

過去の株取引での損を取り戻す
・株式ブローカーは、自分たちの財産目録にある証券をいかに市場価格より高 く売り払うのか。そしてその証拠は、確認書に印字された細かい文字の中に 埋もれている。
・手持ちの自由になるお金を使って、2 つのマネーマーケット・ファンドから 同時に利息を得る方法。
・保険査定員に決して話してはならないこと。損失の後であなたが最初に口に するひと言は、あなたの最大の過ちとなり得る。査定員はそのひと言を待っ ている!
・不景気の時に家を売りたい? 型破りで突拍子もないと思われる手法が結果 をもたらす......しかも速く!
・米国のアンティーク商品を最も品数豊富で低価格に取り揃えている穴場情報。

『ボトムライン』はどこからこうした情報を仕入れているのでしょう? 弊社の編集 スタッフ、ライター、リサーチャーに加え、165 人のトップレベルの専門家からなる顧 問委員会を擁しています。委員は全員、各分野でよく知られたプロフェッショナルです。 つまり、私たちの記事づくりには、権威ある内部関係者が協力してくれているのです。

3 号分の無料購読を手に入れる方法をお伝えする前に、もう少し、この雑誌が明らか にしたユニークな情報についてお話させてください。

今までよりお金をかけずに、より良く、より安全に生活する
ほとんどの人が、より良い生活にするにはもっとお金が必要だと思っています。でも それは真実ではありません。お金はたしかにあった方が良いですが、内部事情を知るこ とも役に立ちます。たとえば......
・オーバーブッキングのために取り消されたフライト予約の代償として次のフ ライトの無料バウチャー(うまくいけば、無料往復チケット)を獲得する、 最善の方法。
・スポーツクラブに加入する際、一番お得な方法:かなりの額を節約できる。 また、避けた方がよいスポーツクラブを判断する方法は?
・ホテルでの盗難を免れる方法:貴重品はどこに隠すのが一番安全か。
・自動エレベーター内の強盗(大都市に潜む最悪のワナの一つ)の裏をかいて 身を守る方法。また、女性が大都市のホテルやアパートメントの廊下で襲わ れたときにはどうするべきか? 「助けて!」と叫ぶ? いや、それより他に、 ずっと良い方法がある。
・100%合法で米政府から承認されたセカンド・パスポートを手に入れる方法。 これを持っていると自国と海外の両方で非常に有利。
・クルージングを、通常価格よりも 50%から 60%安い料金で予約する。(また、 避けた方がよいクルーズツアーの情報。)

強盗はどのようにして防犯ベルを解除するのか
・デューティーフリーショップに関する、身の毛もよだつような話。(旅行業界 では公然の秘密。)
・旅行中の下痢を防ぐ簡単な方法。
・航空会社が、あなたからもっとお金を搾り取るためにあえて隠している話。 (まったくもって、ひどい!)
・何百ドルもする、家庭用防犯システムの多くがほとんど役立たずだという。 一体なぜ......そして、何を買うべき?
・健康で長生きするには――メディアが見過ごしている大事なポイント。
・無作法な公務員から失礼な対応をされた、尊大な役人から侮辱された、大企 業でたらい回しにされた......。そんな経験をお持ちの方のために、簡単な手 紙で事を公にし、告発の声を拡大させて金銭的な補償を勝ち取り、そして胸 のすくような復讐をする方法。
健康で長生きする
『Bottom Line( ボトムライン )』は、他の消費者向け定期刊行物に比べて大きな利点があ
ります。それは、独立した医療出版部門を持っているということです。このため、医学 界の最先端の動き、ヘルスケア業界で実際に何が起きているのかを常に把握しています。 たとえば......
・患者によって病院での扱われ方が違うのはなぜか......望ましい治療法を受け られる人とそうでない人。ほとんど知られていない情報が、あなたの命を救う。
・医学上の発見について、かかりつけの医者よりも早く知る方法。
・中毒にならずに睡眠剤を使う方法。薬を使わずに頭痛を治す方法。
・医者独特の分かりづらい話:患者のカルテに書き込まれた専門用語をどのよ うにして解読するか。
・介護施設の良し悪しを判断する方法:ぼったくり(あるいはもっと悪質なこと) を見抜くためのヒント。
・代替医療:米国の医療界を驚愕させる、普通の風邪のための東洋医学に基づ いた治療とは。
・血圧の高低に惑わされない......二日酔いにならない飲酒方法。 ・歯科治療に関する真実と誤り。最新の治療法。
・よく知られた 2 つの風邪薬を併用すると、潰瘍ができることがある。

将来に向けての計画 何千万人ものアメリカ人は、夢の世界に暮らしています。
引退後についてのんきに構え、万事問題ないと考え、一定の収入があると見込み、身 体が元気な間は人並みの暮らしが営めると思い込んでいるのです。

アメリカ人のための、退職後の安息の地
いいでしょう......では彼らは、今から 10 年後、15 年後も、現在と同じだけの額の社 会保障小切手が受け取れると考えているのでしょうか? そんな期待はできません。
『Bottom Line( ボトムライン )』は、あなたにとって、何が起ころうとよりよく生きる為 の有益な情報を満載しています。たとえば......
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国税庁対策――この他のさまざまな事例
『ボトムライン』は毎号、分かりやすい英語で書かれ、あらゆるタイプの話題を網羅 しています。例の、アメリカ人なら誰もが悪口を言いたがる組織も取り上げています。 ここでも、お役に立つ情報を提供できます。
・なぜ、最も恐ろしい税務監査はあなたが死んだ後にやってくるのだろう。でも、 実を言えば、あなたは墓の中から反論することが可能なのだ。(それに、死人 として戦う方が断然有利!)
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銀行は金利を利用してどんなトリックを仕掛けるか
貸金庫の安全装置......そしてあなたが格好の標的になる、その知ら れざる弱点。
あれも、これも......。おわかりでしょうか? 『Bottom Line( ボトムライン )』。税金、 投資、予算管理、旅行、健康維持、フィットネス、保険、お金の預け入れや引き下ろし、 遺産相続計画、自分の財産管理、家計管理、キャリアプランなどあらゆる全てのことを 正しく行う方法をお教えします
あなたのお金をどうやって増やすか、または、使うのであればいかにしてそのお金と 引き換えに最高に価値あるものを得るか。書かれていることはすべて、わかりやすく、 すぐに実行に移せます。
さらに自慢できることは、私たちは逆風を恐れないということです。こんなことを言 うと動揺する人がいるかもしれない......。ときには、脅迫状が送りつけられることもあ る......。しかし、ノー、そうしたことで私たちの行動が阻まれることはありません。な ぜなら、広告を載せないことで、私たちには編集の自由があるからです。

なぜこのユニークな雑誌が 100 万人をゆうに越える数の人に読まれているのか、あ なた自身の目で確かめてください。実は、創刊 12 周年記念として特別なオファーをご 用意しています。

すぐにお申し込みいただければ、3 号分の『Bottom Line( ボトムラ イン )』をお届けします。もちろん無料です。お届けする 3 冊を含め、 1 年分のお試し購読予約をされた場合には大幅なディスカウントが 適用されます。
もし私の言うことが間違っていて、『Bottom Line( ボトムライン )』はあなたのお役 に立たないということでしたら、お送りした請求書の「キャンセル」欄にチェックをして、 そのままご返送ください。損はさせません!
無料試読申込フォームを今すぐ、お送りください。(郵送料も弊社負担です。)この手 紙を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
敬具 マーティン・エデルストン 編集部

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追伸 試読期間の後、購読を継続なさるお客様には、この手紙の中で出てきた疑問への答えが 載っている別冊ブックレットをお贈りします。この他にも情報満載の冊子です。

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