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DaiGoもオススメしている本の著者が書いた世界一有名な”ピアノコピー”

こんにちは。おしりです。

今日のコピーライティングイミテーション(売れる文章を模倣してあなたのビジネスに応用する)は、かの有名な、

「ピアノコピー」

です。

これはDaiGoさんもオススメしている本「ザ・コピーライティング」の著書、ジョンケープスが書いた超超超有名なコピーです!

これ、世界一パクられたコピーとも言われています。

それでは早速見てみましょう。

まずは全文です↓

ちょっと長いけど読んでみてください。

私がピアノの前に座ったら彼らは笑っていた。しかしピアノを弾き始めると!ー

アーサーが、「ロザリー」を弾いたところだった。部屋は拍手で湧きかえっていた。これは私のデビューを飾るドラマチックな瞬間だと確信した。友人たちの予想に反して、私は自信満々に、ピアノへ足を運んだ後、椅子に座った。

「ジャックはトリックでもしようというのか」とくすくす笑う声が聞こえた。彼らは私が一音も弾けないと思っていた。
「彼が、本当に弾けると思う?」少女が、声をひそめてアーサーにそう聞いていました。「ありえないよ!」アーサーはそう叫びました。「人生で一度も、彼は一小節さえ弾いたことがないんだよ…でも、一度彼が演奏するのを見てみよう。もしかしたら、うまいこといくかもしれない。」

嘲笑の中、シルクのハンカチを取り出し、ピアノの鍵盤の地理を軽く払った。そしてちょうど、パデレフスキというピアニストが劇場でやったのを誰からモノマネしたのと同じように、立ち上がって、ピアノの椅子を4分の1回転させた。

長州の後ろの方から「あれは一体何の真似だ?」という声が聞こえた。「面白いじゃないか!」と呼応する声が上がり、聴衆一同、笑いの渦に巻き込まれた。

ピアノを弾き始めると

聴衆は水を打ったように静まり返った。笑いは魔法のように彼らの口から消え去った。リストの不朽の名作「愛の夢」の1小節目を弾いた。聴衆が驚きで息を飲むのが聞こえてきた。私の友人は息も漏らさず、引き込まれていた。

ピアノを弾き続け、その時は周囲の人間の存在は忘れていた。時間も場所も息も漏らさぬ聴衆のことも忘れていた。自分の住む現実世界が次第に薄れてぼんやりとしてきて、現実のものではなくなったように思えた。音楽だけが聞こえた。音楽と幻想だけがあった。かつて偉大な作曲家を呼び覚ました美しくて、変化に富み、風の中に漂う雲や月の光の幻想だった。偉大な音楽家が私に話しかけているように思えたー音楽を通して語りかけているようにー言葉ではなく音で語っているようだった。文章ではなくこの上なく素晴らしいメロディーを通して。
完全なる勝利!

突然の拍手の嵐で部屋が湧きかえり「愛の夢」の最後の部分はかき消されていった。私は興奮した聴衆に囲まれていた。友人がどれほど興奮していたか!ある男性は私と握手をしー大いなる祝福を表しー熱狂的になって私の背中を叩いた。誰もが喜びの声をあげ、矢継ぎ早に質問してきた。

「ジャック!なぜピアノが弾けるって今まで教えてくれなかったの?」「どこで習ったの?」「どのくらい習ったの?」「先生は誰?」

「私は一度も先生をみたことがありません。」「ちょっと前まで全く弾けませんでした」と答えた。
「冗談だろう」と熟達したピアニストであるアーサーは笑った。「君は何年か習っていた。そうだよ」
「私はほんの短期間習っていただけだ。」と言い張った。「私は聴衆のあなた方を驚かそうと思って内緒にしてきました。」と全てを話した。

「US音楽スクールという名前を聞いたことがありませんか?」と聞いた。友人の何人かはうなづいて「それって通信制の学校だよね?」と叫んだ。「そうだよ」と答えた。「その学校では、たったの数ヶ月でノートだけを使ってどんな楽器でも弾けるようになるという新しく簡単に習えるようにした方式を取り入れているんです」
先生なしでどうやってピアノの弾き方を習ったか?

それから、私が何年もの間、ピアノに憧れていたことを説明した。

「一日数セントだけで学習できる新しい方法をうたったUS音楽スクールの興味深い広告を目にしてから、わずかしかたっていないと思います」その広告にはある女性が家で暇な時間を見つけてーしかも先生なしで!ーどのようにピアノをマスターしたかが書いてありました。何よりも、彼女が実践したその素晴らしい方法では、骨の俺るようなスケール(何オクターブかを往復して運指の訓練をすること)やー温かみのない練習もーうんざりする練習も必要なかった。これはとても説得力があったので、無料デモレッスン申込み用のクーポンに必要事項を書き込んで送った。

「すぐに無料サービスんお本が届いて、その夜すぐにデモレッスンを始めた。私はこの新しい方法でいかに簡単にピアノを引くことができるかを知って驚愕した。そして正式にレッスン教材を申し込んだ」

「レッスン教材が届いた時、広告がうたっていた通り、アルファベットのABCを習うくらい簡単だということがわかった。レッスンが進むにつれどんどん簡単になっていった。それがわかる前でも、全てのレッスン曲を弾いたし、とても楽しかった。何事も私を止められなかった。バラードもクラシックもジャズzも同じように簡単に弾けた。音楽の特別な才能なんて全くなかったのに。」
どんな楽器も弾ける

あなたも、通常かかる時間の半分の時間で-家にいながら-音楽家を目指して、先生を雇わずに、自分で演奏方法を学習することが可能です。
シンプルで新しいメソッドに、間違いありません。

約50万人の人々が、お気に入りの楽器を演奏する方法を習得したことから、このメソッドの有用性が裏付けされています。特別な「才能」が必要だという、昔の考え方はもう古いです。

パネルに記載されている、楽器のリストを一読して、演奏したい楽器を選んでください。
あとは、U.Sミュージックスクールにお任せください。
なお、どの楽器を選ぼうとも、費用は同額になります-1日に数セント払えば、どの楽器の演奏方法であっても学習することができます。初心者、熟練者を問わず、誰もがこの新しい、すばらしいメソッドについて知りたくなるでしょう。

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どうですか?

これを読んで何かを思い出しませんでしたか?

そうです!このコピーは、まるでスーザンボイルが有名になったあの番組を見ているようではないですか!?

あの動画は世界中の人々の心を打ちました。

一方このコピーが書かれたのは1920年。

そう考えると、人の心を打つ要素ってのは、何年経っても変わっていないということがよくわかります。

では、分析をしていきましょう。

ターゲット

まず、ターゲットです。コピーの書き方を見ることでターゲットは見えてきます。

これは楽器の通信講座の販売レターです。

で、

「なんか楽器をやりたな〜」
「通信講座に通いたいな〜」

と、そもそも通信講座を検討している人をターゲットにしてるなら、こんなまどろっこしいストーリーから話はしません。

ストレートに、

どんな楽器でも通常かかる半分の時間で(しかも自宅にいながら先生を雇わず!)弾けるようになるシンプルで新しいメソッド!

とすればいいだけ。

じゃあ、どうしてストーリーから話を始めているのか。

その理由は単純です。

ターゲットが、

通信講座なんて検討していないような人

だからです。

もっと言えば、

「楽器を弾けるようになれば、素晴らしいと思っているけど、そこまで優先順位は高くないかな」

と思っている人。こういう人がターゲットだとわかります。

さらに本文を読むと、文章が上品ですよね。例えば、

ピアノを弾き続け、その時は周囲の人間の存在は忘れていた。時間も場所も息も漏らさぬ聴衆のことも忘れていた。自分の住む現実世界が次第に薄れてぼんやりとしてきて、現実のものではなくなったように思えた。音楽だけが聞こえた。音楽と幻想だけがあった。かつて偉大な作曲家を呼び覚ました美しくて、変化に富み、風の中に漂う雲や月の光の幻想だった。偉大な音楽家が私に話しかけているように思えたー音楽を通して語りかけているようにー言葉ではなく音で語っているようだった。文章ではなくこの上なく素晴らしいメロディーを通して。

こことか、かなり上品な文章です。このような書き方をしているということは学歴が高く、収入もそこそこある人をターゲットにしてることがわかります。

基本戦略

このような”ウォンツは高いけど、ニーズが低い”人に向けては、最初に商品の話をしないのが鉄板。

まずはターゲットのウォンツや悩み事に共感することから始めます。

このコピーでは、どんな戦略を使っているかというと、

ストーリー

という戦略を使っています。どんなストーリーかというと、

奇跡の大逆転ストーリー

ですね。

ピアノの前に座っただけで笑われるような人が、完璧な演奏をすることで聴衆を驚かし、「すげーじゃんか!!!」って賞賛の嵐を巻き起こす

そう。まるでスーザンボイルのように。

奇跡の大逆転ストーリーは、時代を超えて人々の心を打ちます。

さらに、ストーリーのいいところは、

自然とセールスができる

ということです。

全文を読んでいただければわかりますが、いつのまにか、通信教材のセールスがされていて、いつのまにか欲しくなっています。

ちなみにピアノコピーでセールスに切り替わる部分はここです。

「ジャック!なぜピアノが弾けるって今まで教えてくれなかったの?」「どこで習ったの?」「どのくらい習ったの?」「先生は誰?」

「私は一度も先生をみたことがありません。」「ちょっと前まで全く弾けませんでした」と答えた。
「冗談だろう」と熟達したピアニストであるアーサーは笑った。「君は何年か習っていた。そうだよ」
「私はほんの短期間習っていただけだ。」と言い張った。「私は聴衆のあなた方を驚かそうと思って内緒にしてきました。」と全てを話した。

「US音楽スクールという名前を聞いたことがありませんか?」

なんと自然な流れ!!

セールスレターで一番むずしいのは、

いかにセールス部分まで読み手を引きつけておくか

です。

ストーリーはこれをなんとも自然に行ってしまう力があります。

ストーリーの語り方

「ストーリーなんて難しくて書けないよ・・」

って思いますよね?

安心してください!簡単にストーリーを書く方法があります。それは、

セリフを入れる

ということです。そもそも、小説のようなストーリーを書く必要はないです。このピアノコピーもセリフが多いですよね?セリフを入れるだけで一気にストーリー感が出てきます。

ベネフィット

そして、奇跡の大逆転ストーリーの何がいいかというと、そのままベネフィットを伝えることができるってことです。

ピアノコピーのストーリーも全て読み手のベネフィットが物語形式で書かれています。例えば、

・聴衆が驚きで息を飲むのが聞こえてきた。私の友人は息も漏らさず、引き込まれていた。

・ピアノを弾き続け、その時は周囲の人間の存在は忘れていた。時間も場所も息も漏らさぬ聴衆のことも忘れていた。自分の住む現実世界が次第に薄れてぼんやりとしてきて、現実のものではなくなったように思えた。音楽だけが聞こえた。音楽と幻想だけがあった。かつて偉大な作曲家を呼び覚ました美しくて、変化に富み、風の中に漂う雲や月の光の幻想だった。偉大な音楽家が私に話しかけているように思えたー音楽を通して語りかけているようにー言葉ではなく音で語っているようだった。文章ではなくこの上なく素晴らしいメロディーを通して。

・完全なる勝利!

・私は興奮した聴衆に囲まれていた。友人がどれほど興奮していたか!ある男性は私と握手をしー大いなる祝福を表しー熱狂的になって私の背中を叩いた。誰もが喜びの声をあげ、矢継ぎ早に質問してきた。

「バカにしていた友人が演奏を聞いて驚きのあまり息を飲み込む」
「ピアノを演奏することを心から楽しめる」
「興奮した聴衆に囲まれる」

このようなベネフィットが書かれています。

で、ですね、

ストーリーの素晴らしいところはここからです。

このようなベネフィットをストーリーなしで伝えるとどうなるか。例えば、

この通信講座で楽器を学べば、

「バカにしていた友人が演奏を聞いて驚きのあまり息を飲み込む姿を目にすることができます。」
「ピアノを演奏することを心から楽しめます」
「あなたの演奏を聞いて興奮した聴衆に囲まれ、あなたと握手をしー大いなる祝福を表します。」

となるわけです。かなり怪しいですよねww

「いや、ほんまか〜」

ってなるわけです。

でも、全く同じことでもストーリーの力を使うと、いやらしくなくベネフィットを伝えることができます。

その他のベネフィットも見て見ましょう。

一日数セントだけで学習できる
・骨の俺るようなスケール(何オクターブかを往復して運指の訓練をすること)やー温かみのない練習もーうんざりする練習も必要なかった。
すぐに無料サービスんお本が届いて、その夜すぐにデモレッスンを始めた。
・レッスン教材が届いた時、広告がうたっていた通り、アルファベットのABCを習うくらい簡単だということがわかった。
レッスンが進むにつれどんどん簡単になっていった。
全てのレッスン曲を弾いたし、とても楽しかった
バラードもクラシックもジャズzも同じように簡単に弾けた。
音楽の特別な才能なんて全くなかったのに
どんな楽器も弾ける
・あなたも、通常かかる時間の半分の時間で-家にいながら-音楽家を目指して、先生を雇わずに、自分で演奏方法を学習することが可能です。
特別な「才能」が必要だという、昔の考え方はもう古いです。
心から、自分の演奏したい楽器が弾けるようになりたい、楽器を弾いて幸せな気持ちにいなりたい、有名になりたいと思っているなら-一度、こちらから無料のブックレットをお送りしますので、体験レッスンを受講されることをお勧めします。

書かれているベネフィットは実は少なく、

簡単に、すぐに、安く楽器が弾けるようになる!

ということを表現を変えて何度も何度も言っています。

例えば、簡単にというベネフィットは、

・骨の俺るようなスケール(何オクターブかを往復して運指の訓練をすること)やー温かみのない練習もーうんざりする練習も必要なかった。
・レッスン教材が届いた時、広告がうたっていた通り、アルファベットのABCを習うくらい簡単だということがわかった。
レッスンが進むにつれどんどん簡単になっていった。
バラードもクラシックもジャズzも同じように簡単に弾けた。
音楽の特別な才能なんて全くなかったのに
特別な「才能」が必要だという、昔の考え方はもう古いです。

このように表現を変えて書かれています。

これがかなり重要なポイントです。

つまり、

ベネフィットは何度も何度も伝えるべし!

ってこと。同じベネフィットでも角度や表現を変えて何度も何度も伝えることが大事です。 なぜなら、お客さんは商品ではなく商品がもたらすベネフィットを買っているのですから。

イミテーションポイント

”ウォンツは高いけど、ニーズが低い”ターゲットにはストーリーを使おう
・自分のサービスや経験から奇跡の大逆転のストーリーがないか探そう
→もしあれば、ラッキー!!!読み手を引きつけて自然とセールスをすることができる素晴らしいセールスレターを書くことができます
・ストーリーの語り方はセリフをたくさん入れよう!
・ベネフィットは形を変えて何度も伝えよう!



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