第11回:コピーライティングイミテーション(暴露!お客さんの声をレターにした素晴らしい事例)
今日は面白いレターです!
このレターのアイデアは今もすごく使えるので是非とも模倣しましょう!
本文
この広告はある雑誌に掲載された広告です。
で、どのようなことをやっているかというと、
いつもこの雑誌に掲載している広告主のいうことを素直に聞いてみたらすごくうまくいった!
という内容が書かれています。
今風に言えば、YouTubeとかでよくある
「〜をやってみた」
みたいな感じです。
ここがこのレターの一番のイミテーション(模倣)ポイントです。
通常、広告はずっと出し続けてると飽きられます。
その時に別角度から商品について紹介した広告を出すのが一般的です。
で、この広告は
販売者視点ではなく、実際に商品を使ってみたお客さん視点で書かれています。
ここがポイントです。
あなたもそうだと思いますが、いくら販売者が
「これは素晴らしい商品です!」
と言ってもなかなか信じませんよね。
でも、お客さんから
「これ使ってみたんだけど、かなり良かったよ」
と言われたら信じる確率は上がります。
それが、自分たちに似た人なら尚更です。
このレターの中盤にはこう書かれています。
つまり、ここでは
「私はあなたと同じ(もしくはあなたよりちょっと稼いでいる)なんですよ」
と言っています。
このような立場の人の意見だからこそ、真実味がますワケです。
このようにお客さんの視点から商品について書くというのは、現在でも多く使われています。
よくあるのが、BtoB向けのホワイトペーパー、つまり事例集です。
この方法はすごく使える方法なので、ぜひ真似をしてみましょう。
その上で、キャッチコピーからみてみましょう。
すごいキャッチコピーですねw
たった2文字
暴露
とだけ書かれています。
これこそがパワーワードです。どうしたって気になりますよね。さらに、
化けの皮を剥がす!
と書かれています。
これは好奇心を刺激します。
読み手の興味を引きつけるためには、
・新しい情報
・ベネフィットがある
・好奇心を刺激する
・意外性
などがあります。
このレターは好奇心を刺激して、読み手の興味を引きつけています。
そして書き出しでは共感からスタートします。
読み手が広告を見て最初に思う本音を述べることで、共感しているワケですね。
ただ、その後、
「実際に試してみたらうまくいったんだぜ!」
と言っています。
これが、共感がなしに、いきなり
「実際に試してみたらうまくいった!」
と言ったらどうでしょう?
「どうせ、この広告主に仕事を依頼された人でしょ?」
と思って内容を信じようとしません。
読み手に書かれている内容を信じてもらうために、最初に共感をして、
「私はあなたと同じです」
ということを示さないといけません。
そして、次に
他のシステムとは違うということを述べています。
このレターのターゲットは、
たくさんいい話を聞いたけど、問題は解決されていない
人たちです。この人たちが求めているのは、
今までと違うやり方
です。ダイエットなんかはまさにそうですよね。いろんなダイエット方法がたくさん出てくる理由は、ダイエットをしたい人が望んでいるのが、全く新しいダイエット方法だからです。
その後は、このシステムを使った際の実績が書かれています。
実績を書く場合、このようにできるだけ具体的な数字を述べることが重要です。
この後も、このシステムを使えばこんないいことがあったんだ!ということが書かれています。
ここまで読んだ読み手はこう思います。
「確かにこれはすごいシステムかもしれない。でも、本当だろうか?信じていいのだろうか?」
そこで、
「私はあなたと同じ(もしくはあなたよりちょっと稼いでいる)なんですよ」
ということを述べることで、信頼性をましています。
そして、説得に入ります。
ここでうまいところは、
もし、あんたが今までその広告に反応していなかったとしたら、それは多分自分の知らないことをなんか何おないって思っているからだろうな。昔の俺のようにさ。だけど、俺は自分が間違っていたと気づいたよ。
の部分です。
相手を説得するために、あなたは知らないことがあるんですよってことを伝えないといけません。その際に、ストレートに伝えては相手に嫌な気持ちになりますよね。
だから、
「昔の俺もそうだったよ」
と自分のことにすり替えています。
これは鉄則です。つまり、
読み手に嫌なことを伝える際には、自分に置き換えるということです。
そして、保証があると述べ流ことで、安心材料を提供しています。
イミテーションポイント(どこを模倣すべきか?)
最大のポイントはやはり、
お客さん視点でレターを書く
ということです。
あなたのサービスを使っているお客さんに実際にインタビューしてそのインタビュー内容をそのままレターにすることで、あなたのレターの信憑性を上げることができます。
お客さん視点のレターを書く際のポイントは、
いいことばかり書かない
ということ。
もっと言えば、
「実は最初は疑心暗鬼だったんですよ」
というような、見込み客があなたのサービスを選ぶ際に疑問に思うことや本音をしっかり書くことです。
そうすれば、読み手はあなたのレターに共感し、もっと反応が良くなります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?