これぞ、コンテンツマーケティング！広告の父が書いた伝説的な広告
こんにちは。おしりです。
今日は、広告の父と呼ばれているデイビッドオグルィの伝説的な広告をご紹介します。
この広告はオグルウィの会社を宣伝し、顧客を獲得するために出された広告です。
「これぞ、ザ・コンテンツマーケティング！」
と呼べる驚きの広告です。
自社を宣伝し、顧客を獲得するためのポイントを学ぶことができますよ！
それでは行ってみましょう！
本文
本文はこちらをみてみてください。
あまりにも普通すぎるキャッチコピー
まずはキャッチコピーからみてみましょう。
「売れる広告を作る方法」
これがキャッチコピーです。あまりにも普通すぎますよねw
正直、なんの工夫もされていないキャッチコピーです。
オグルウィのキャッチコピーはもっと素晴らしいものがたくさんあります。
例えば、
「時速６０キロマイルのロールスロイスの車内から聞こえてきたのは時計の音だけだった」
それだけ静かに走行できるという驚きの事実を上手に表現しています。
これは、ロールスロイスをバカ売れさせたキャッチコピーです。
こんな素晴らしいコピーを書く広告の父と呼ばれている人がこんな普通のキャッチコピーを書いたのでしょうか？
その秘密は、書き出しにあります。
どうしても続きを無視できない書き出し
書き出しはこうです。
ここで何を書いているかというと、要は、
「うちの会社は広告で１４億ドルの売り上げを上げました。そして490万ドルを費やして成果が出る広告がどういうものなのかを研究しました。そして見つけたのが、この売れる広告を作る38のポイントです。」
と言っているわけです。
これってかなりの驚きじゃないですか？
１４億ドルって今で言えば、日本円で１４００億円ぐらいですよ！！wそれぐらいの売り上げを上げてきたというわけです。
そして、どうして成功したのかを490万ドル（約５億円！）かけて研究したわけです。
その秘密をこれから教えます。と言われては、続きを読まざる得ないですよね？
この広告は、自社がやっている広告事業のお客さんを獲得するための広告です。
つまり、ターゲットは広告を出している企業であり、出しているけど思うような成果が出ていない企業、代理店をスイッチしようかなと検討している企業になります。
そんな企業にとって「売れる広告を作る方法」というのは最も魅力的なキャッチコピーになります。
さらに、このような書き出しでスタートされてしまえば、読まざる得ません。
このあとは、38のポイントがつらつらと書かれています。
このポイントですが、今でも十分参考になるぐらいいいことが書かれてます。例えば、
などなど。まるで広告の参考書を読んでいるようです。
これぞまさにコンテンツマーケティングです。
読み手にとって有益な情報を提供することで、信頼を獲得しています。
１４００億円を売り上げて５億円かけて研究してわかった売れる広告の38のポイントですよ？
下手な広告の本を読むよりもこれを印刷して常に読み込んだ方がよっぽど身にると思いませんか？
さらに、見出しをつけることで読みやすくしています。
どうやって自分たちを売り込んでいるのか？
オグルウィは
「広告の目的は商品を売ることだ」
と言い切っています。それ以外の目的はないと。
では、この広告ではどのように自分たちを売り込んでいるのでしょうか？
それの秘密は最後の文章に隠されています。
いや〜、すごいですねw
「この特別な情報は、お客さんになった人にだけ明かしますかね。」
とかなり強気なセールスをしています。
普通はこんな上から目線のセールスをされたら嫌な気になります。
「誰がお前のところなんかの情報を知りたいと思うか！」
って怒りだす人もいるでしょう。
でも、この広告を読み進めた人は違います。なぜなら、ここまでに
かなり有益な情報をたくさんもらっているから
です。
「なるほどな〜」
「勉強になるな〜」
「これは盲点だったな」
と思えるような情報をたくさんもらっているわけです。ですので、オグルウィの会社への信頼感は抜群に上がっています。
さらに、38のコンテンツが全て有益であるという裏付けが書き出しの
です。ですので、疑いようがなくコンテンツの価値を信じてしまいます。
「この会社はうちだけでなく、今の代理店さえも知らない成功の秘訣をたくさん知っている」
と思わせているわけです。
この広告は非常にシンプルですが、コンテンツマーケティングの本質がよくわかる広告です。
正直、この広告スタイルをまねるすことはなかなか難しいと思います。なぜなら、書き出しで書いているような実績が必ず必要だからです。
ですが、この広告に書かれている38のポイントはかなり参考になりますので、ぜひ読み込んでみてください！
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