NFT.NYCに行った感想 -NFT.NYC行って何がよかったの?-

どうも、NYCでピザ食べ過ぎてピザになりかけているOshio(おしお)です!
2022年6月19から6月24日にかけて、NFT.NYC2022とそのサイドイベントに参加してきました!

NFT.NYCメイン会場のMarriott Marquis

日本ではなかなか体験できないことばかりで終始興奮しておりました。毎日ピザ食べ放題とかね!
今回はNFT.NYC現地での学びを皆様にお伝えするべく、感想を書かせて頂きます。よろしくお願いします!

NFT.NYCとは
毎年ニューヨークで開催されるNFTの大型イベントです。
ホテルや劇場を貸し切ってNFT.NYC公式のセッションが多数行われる他、企業主催で行われるサイドイベントが250以上あり、ニューヨークの至る所でイベントが行われます。
昨年は5,000人動員だったところ、今年2022年は15,000人(公式発表)の参加者が集まったようです!

NFT.NYCで何をしていたか

5日間、毎日朝から深夜までひっきりなしにイベントに参加しましたが、主にやっていたことは以下の5つです。

  1. NFT.NYC公式のセッションの参加

  2. SNS上の有志が開催するミートアップの参加

  3. 企業やNFTプロジェクト主催のパーティーで踊る・ネットワーキング

  4. 空いている時間にイベント会場やカフェでネットワーキング

  5. NFTプロジェクトが主催しているイベントで遊ぶ

サマリーとしてはネットワーキングの時間が80%くらいのイメージです。公式のセッションは実は5%程度。

自分は行く前は市場調査とお酒飲み飲み🍻目的で、ネットワーキングはそれほどで考えていたのですが、結果的にはほとんどネットワーキングの時間になっていました。
理由は簡単で、皆めちゃめちゃ打ち解けやすいのです。
国籍・人種問わず、NFTに本気の方々が来るので、一瞬で分かち合えました。そして、イベント終わった後一緒に何かしよう、という流れになる。

仕事にプラスになる、ということも頭にありましたが、何より、NFTを中心に人と繋がっていくことが楽しかった。
気がついたら1日中ネットワーキングしてました。

何を学んだか

ネットワーキングやイベントへの参加を通して、以下のことを学びました

  • グローバルレベルのNFTの熱量

  • グローバルなネットワーキングの作り方

  • 日本人活躍の可能性

グローバルレベルのNFTの熱量

個人的にNFT.NYCで一番経験したかったことはグローバルのNFTの熱量で、これはばっちり体感できました。
ここで言う「熱量」とは、以下を複合的に抽象化したものです。

  • 資本力(広告やイベントの規模)

  • 参加者のマインドや展望、本気度、知識量

  • 街を挙げた協力体制 など

タイムズスクエアでどデカく広告を打つCrypto Wolves Club

NFTプロジェクト CoolCatsのイベント「CoolTopia」

資本力の影響は大きいものの、仮に日本のプロジェクトに同等の資本力があったとしても、2022年現在ではまだNFT.NYCのような熱を産むことは厳しいのではと感じました。主催側にこれだけのクオリティの大規模イベントをやり切れるだけの熱狂や協力が今の日本ではまだ無いのでは、と肌感で感じました。

逆に言えば、まだまだ伸びしろがある日本の立ち位置を知れたことは大きな収穫でした。

グローバルなネットワーキングの作り方

これまで自分は国外の方々以外と仕事外でネットワーキングを作ったことはほぼありませんでした。そんな自分でも、マリオットマーキスの3階フロアやCryptCoffeehouseという休憩所兼ネットワーキングのカフェでたくさんの方々と繋がることができました。

やり方は簡単。目を合わせるか、楽しそうに話している、です。
目を合わせる方はこちらのminicoohei.ethさんのツイートがまさにな感じです。

目を合わせなくても、楽しそうに別の方と話しているだけで、海外の方、だいたいフランクに会話に参加してきます。カフェでも、パーティーでも、列に並んでるだけでも。

これまで、こういったつながりの持ち方をしてこなかった自分にとっては新しい発見でした。

国産プロジェクト活躍の可能性

個人的に今回の渡航で最も収穫だと思ったのは国産プロジェクトも全然活躍できる可能性を見出せたことです。
日本から参加した多くのプロジェクトが会場に来た海外参加者からの注目を浴びておりました。

NFTを使った鍵のw3lock (a42.inc)

Developerのトークイベントの話を聞いても、基本的には日本にいても知っている内容だったり、会場の方々と話していても、NFT自体の知識量について自分達が劣っているといったことは感じませんでした。

マーケティングの差を埋めること、つまり、国外とのリレーションをより高めることさえできれば、世界に通用するプロジェクトが量産できるのでは?と感じました。

NFT.NYCに改善して欲しいところ

これまで、いいところばかりフォーカスしましたが、もう少し改善が欲しいという部分も色々ありました。

メインイベントに魅力がない

本当に残念なことなのですが、NFT.NYCが主催しているトークイベントが全く面白くありませんでした。。。これは現地で聞いても多くの方が同じ意見でした。Twitterでも言及されてますね。

問題なのは、登壇者が誰でもなれてしまうということと、トーク内容がふわふわし過ぎている(NFTの市場の作り方とか流石に広すぎる…)ことかと思います。
否定的な声が多かったので、次回以降の改善は入ると思います。改善に期待。

公式が用意してくれているネットワーキングの場が意外と無い

先述の通り、自分は5日間のほとんどをネットワーキングに費やしていましたが、それは公式の場ではなく、有志のミートアップや、企業主催のサイドイベントでした。
VIPと展示以外で公式で用意された中ものは、おそらく唯一、CryptCoffeehouseというキャパ最大40~50人くらいのカフェです。

めっちゃこじんまりしたCryptoCoffeehouse

このカフェは投資家や各プロジェクトの代表がひっきりなしに集まっており、繋がりを求める人にとっては非常に居心地が良い空間だったのですが、こういった場がもっと欲しいと感じました。コーヒー無料でしたし。
ピザ屋無料の分、もっと多くのカフェを開放頂きたいと切に思いました。

総評

いい点も改善点もあるイベントでしたが、自分にとっては最高に刺激的で最高に学びがあるイベントでした!
グローバルに打って出たいNFT関係者や、国外のNFTの熱を感じたい方にとってはうってつけだと思います!ご興味ある方、是非一度行かれることをお勧めします!

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