見出し画像

1日24時間じゃ足りない!そんなあなたに贈る「スーパー時間管理術」

忙しい現代、やるべきことがありすぎて
時間が足りなくて困っていませんか?

仕事に、家事に、勉強に追われているうちに、
やろうと思っていたことができず、
先送りを繰り返している、
そんな人も多いかも知れません。

一方で、世の中には、
同じ24時間で、
仕事や家事もしつつ、本を読み、
ブログを書き、アウトプットしている人、
いわゆるスーパーマンがいます。

「そんな人と自分は一体、どこが違うのだろうか、
きっと、自分は要領が悪いんだ、
きっとそんなスーパーマンみたいな人とは、才能が違うんだ」
と思って諦めてはいないでしょうか。

実は、スーパーマンが無意識のうちに採用している
時間の捉え方があります。それが、今回お伝えする
「時間密度」という考え方です。

そこで、今回は時間密度をテーマに、
スーパーマンになれる時間管理術を伝授します。

1 時間密度とは

他人の数倍のスピードで仕事をこなし、成長し続ける人、
そんな人に憧れを感じている方も多いと思います。

一般的には、時間管理が大事と言われていますが、
時間管理よりも、実はもっと重要な概念があります。

それが、「時間密度」という概念です。

時間密度とは、時間の濃さということです。

同じ1時間でも、実は状況によって、仕事できる量や質が違います。

例えば、同じ1時間の受験勉強でも、
本当に集中して勉強している時もあれば、
スマホから届く友達からのラインを気にしながら勉強している時もあるでしょう。

この場合、同じ1時間でも、インプットされた知識の量は
明らかに違ってくるはずです。

同じように、仕事がデキる人は時間の密度が高い。

だから、同じ24時間でも、仕事ができる人は
圧倒的な成果を出し続けることができます。

この時間密度という概念をインストールし、時間密度を上げていけば、
他の人とは比べものにならないほどの成果を出すことができます。

今回は、この時間密度を上げる方法を解説します。

まとめ:時間の密度という概念をインストールしよう。

2 5つのモード

時間密度を高めるためには、
人間の活動にはモードがあることを知っておく必要があります。

ここでは、車の運転に例えて、説明します。

             車の運転  脳
1 スタートアップモード Start-up  寝起き
2 ウォームアップモード   Warm-up  仕事開始、徐々に調子が上がる
3 ドライビングモード      Driving   通常運転
4 ハイスピードモード      High-speed 高速回転
5 エンプティモード         Empty    エネルギー切れ

車の運転では、エンジンをかけてすぐに、トップスピードは出ません。
徐々にスピードを上げていってトップスピードになります。そして、最後はエネルギーが切れて止まります。

同じように、人間の脳も、朝寝起きからいきなり本調子ということはありません。徐々に調子が上がっていき、高速回転になり、最後は必ずエネルギーが切れます。

これは自然の摂理なので、例外はありません。

それなのに、自分は例外だと思って
やる気がない、状態が悪い、コンディションが悪い時に、
必要エネルギーが多いことをやろうとしていないでしょうか。

自分が今、このモードのうち、どの状態にいるのか、
それを現実ベースで見つめながら、タスクを配置していくことが、
時間密度を高めるために重要な考え方になります。

まとめ:人間の活動にはモードがあることを知ろう

3 時間密度を高める方法

では、このモードを踏まえて、
時間密度を上げるためにはどうしたらいいのか
考えてみましょう。

先程、5つのモードがあると言いましたが、
もう少し単純化して4つのモードに言い換えます。

それが、寝起きモード、通常モード、集中モード、お疲れモードです。
このモードに合わせて、その時の状態にふさわしいことをやるのが大事です。

ここでは、やってはいけないのは、以下の3点です。

・起きてすぐに、大事なことをする。
・集中モードの時に、頭を使わずにできることをする。
・お疲れモードの時に大きなエネルギーが必要なことをする。

でも、これは意外とやっちゃいがちなんです。

これの危険なところは、エネルギーが無い時に、エネルギーを多く使うことをやろうとするために、仕事が進まず、自分は能力がないんだと思って自分を攻めてしまうことなんですね。

ですから、次の2点を守るようにしましょう。

・集中モードの時に集中が必要なことをやる
・お疲れモードの時に、それでもできることをやる

このポイントを意識しながら、その時のエネルギー状態にふさわしいことやることで、あなたの時間密度は劇的に上昇します。


まとめ:その時のエネルギー状態にふさわしいタスクを配置しよう

4 時間密度を高めるための準備

次に、注意事項をお伝えします。

ここまで、モードにふさわしいことをやりましょうと説明してきましたが、これは、事前に準備しておかないとできないポイントがあります。

それが、何にどのくらいエネルギーが必要なのか明確化しておくということです。

そこで、この必要エネルギーの明確化について、noteの更新を例に取り上げてみたいと思います。

4−1 ステップ1:タスク分解

まず、やりたいけどなかなか取り組めていないテーマを一つ選びます。
ここでは、note更新を例に取り上げてみました。

 note更新と一口に言いますが、
いくつかのタスクの組み合わせになっています。
実はここが曖昧なために、億劫になって取りかかれていない事が多いので
これは非常に重要です。

順に上げていきます。

ネタ集め、テーマ決定、仮タイトルの決定、マインドマップで構成を考える、note画面で本文を執筆する、文字装飾をする、ヘッダー画像を作成する(選ぶ)、そしてアップロードするという流れです。

1ネタ集め
2テーマ決定
3仮タイトル決定
4構成を考える(マインドマップで)
5本文執筆(note画面で)
6文字装飾(note画面で)
7ヘッダー画像作成(選び)
8アップロード

これで、ブログの執筆は8つの要素に分解できました。


まとめ:ステップ1 やるべきことを、細かく分解する


4−2:ステップ2 必要エネルギーの数値化

次に、自分のやるべきこと(タスク)は、
どれだけのエネルギーが必要なのかを数値化します。



1ネタ集め               3
2テーマ決定              3
3仮タイトル決定            2
4構成を考える(マインドマップで)  20
5本文執筆(note画面で)       40
6文字装飾(note画面で)        5
7ヘッダー画像作成(選び)       5
8アップロード             2
合計                 80
(※1日のエネルギーを100として割り当て)

このように見ていくと、ネタ集めやテーマ決定、ヘッダー画像選び、アップロードは2とか3とか5なのでさほどエネルギーを使いません。

一方で、構成を考えたり、本文執筆には20や40などのエネルギーが必要であることが理解できます。

note更新をしようと思うと、合計で80のエネルギーが必要ということですから、1日のエネルギーの大部分を使ってしまうということになります。

ですので、エネルギー残量が80無いと、一気にはできませんし、
また、一気にやると、疲労感もすごいことになってしまいます。

そこで、一気にやらず、日常に配置していくという作戦を取ります。

まとめ:ステップ2 必要エネルギーを数値化する


4−3 ステップ3:リスト作成

所要時間はエネルギー残量に大きく依存します。

同じ作業でも、夜中に眠気と戦いながら3時間、4時間やっても全然進まなかったのに、日中の調子の良いときにやったら、1時間で終わったという経験をしたことはないでしょうか。

つまり、時間密度を上げるためには、モードにふさわしい適切なエネルギー配分していくことが大事ということですね。

適切にタスクを配置していくためには、下記の2つのことがポイントになります。

1、消費エネルギーが小さなものは合間の時間、“ながら”でやる。

2、集中が必要な大きなものは、環境(状態)を整えてからやる。

この2つを徹底していくことで、時間密度が上がります。

そこで、消費エネルギーが少ないものは、日常で処理することが大事になってきます。その為に、日常でやれることリストを作ることが大事です。

この準備をしっかりしておけば、30分しか時間がないときや、
今日は疲れはてて、ヘロヘロという時、
そういうときにも、そこでできることは進みます。

気合や根性ではなく、前もって準備できていれば、淡々と進みます。

ここで、差が生まれますし
決定的に差が生まれるポイントがここです。

この日常でやれることリストの例をご紹介します。

先程のnoteで言えば、ネタ集め、テーマ決定、仮タイトル決定、文字装飾、ヘッダー画像選び、アップロードが日常で可能です。

1ネタ集め               3
2テーマ決定              3
3仮タイトル決定            2
4構成を考える(マインドマップで)  20
5本文執筆(note画面で)       40
6文字装飾(note画面で)        5
7ヘッダー画像作成(選び)       5
8アップロード             2

このような、軽めの作業を、日常に配置し、
日常においてこういった作業を、きちんと徹底してやっていく
これによって、凡人がスーパーマンになることができます。

そのためには、リストを作り、いつ何をやるか明確にしておく。
その繰り返しが、人生を変えていきます。

これが、時間密度を上げるスーパー時間管理術です。

まとめ:必要エネルギーの小さなものリスト化し、日常で処理していく

5 まとめ

いかがでしたでしょうか。

時間密度を上げると言うと、凡人には難しい事のように思ったかも知れません。

しかし、実は単純なことです。

作業を分解し、必要エネルギーを算出して、それを日常に割り当てていく。
そして、自分のエネルギー残量を見ながら、配置していく。

たったそれだけのことです。
この繰り返しを、2ヶ月やってみてください。

気合とか根性とかではなく、時間密度が劇的に上がります。
スーパーマンになる必要なんて無い、と思う方も、
これを取り入れていけば、気がつけばスーパーマンになっています。

実は、私、この概念を知ったとき、最初はめんどくさいなと思いました。
でも、とりあえずやってみようと思って半信半疑で取り入れてみたところ、確かに、
仕事がスルスルと進んでいっているという実感があります。

私も実践途中ですが、スーパーマンになってみたいぜ、という方、
ぜひ、一緒に取り組んでいきましょう!

ちょっとでも参考になったよ、という方はスキをお願いします。

この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,940件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?