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ヒト以外のヒト科の絵が得意だぞただし(1,341文字)
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私は絵が得意である。
小学校から大学まで美術の成績は常にMAXだった。
なんならお絵描きだけでなく大学では美術史の成績も「S」だった。
大学1年の時自画像をクレヨンで描く授業で
同じく小学校教員を志す同級生の画力の低さに驚き
これなら手を抜いてもいけるだろと調子に乗り…
#ほんとにごめんなさいね
…効き手ではない左手で描いていた。
みんな肌の色や髪の色など彩色がうまくいかず
頭を悩ましているのを尻目に見ながら
私は暖色(赤・橙・黄の3色のみ)で彩色を済ませた。
そして授業の最後に私の作品は担当教員にべた褒めされた。
しかし教員になってからはこの特技は生かされなかった。
本当は板書の時にさっと絵が描けるといいのだろうが
児童が写すことに必死になってしまうかなと思い躊躇していた。
そして担任2年目…
私はふとしたことで児童に憤りを感じていた。
児童が登校するまでに一日の流れや伝えたいことを
黒板に書いていたのだがほとんど見てくれていなかったからだ。
黒板に書いてあるのに
「今日の朝学習は何をやるんですか?」
「今日は朝体操服に着替えますか?」
などなど質問が絶えない。
でもふと「見たくないから見ない」のではないかと思い始めた。
児童の見たいものと教師が見せたいものが違っていたのだと。
そこから朝の黒板を連絡事項や児童へのメッセージで
埋め尽くして勝手に自己満足することを考え直すようになった。
私は大学では理科教育学を専攻していたが
いわゆる物化生地を深く学んでいたわけではないので
理科を児童に教える強みにかけているなと悩んでいたこともあった。
そこで自らの勉強もかねていつも通りの連絡事項等だけでなく
生物の絵と解説もオマケとして黒板に描くことに決めた。
結局この朝のお絵描きチャレンジは
GW明けの5月から始め翌年の3月まで毎日続いた。
かぶらないようにと記録用にとっていた写真も150枚を超えていた。
私の絵を見るついでに児童が連絡事項に目を通してくれるようにもなったし何より驚いたのは他のクラスや学年の子も
毎朝私のクラスの黒板を見てから自分のクラスへ向かうほど
たくさんの児童が楽しみにしてくれていた。
さらっと書くけど
この頃は朝4時には学校に行って日直と学年の仕事を
すべて一人でやって(別に誰にも頼まれていない)
それが終わってから教室でゆっくり絵を描いていた。
今振り返ってみるとその時の自分は頭がおかしかったんだろうけど
当時は時間も体力もほぼ無限にあったからそれでよかった。
今は時間も体力もないからもう絶対にやらないし やれないけれど
このお絵描きチャレンジをやってよかったなとは思う。
もう一度言うけど もう二度とやらないけど。
まだまだ自分にしかできない発信があるはず。
これからもたくさんのことにチャレンジしたい。
以上Edubase fes を終えてふと思い出した
自らの実践のお絵描きチャレンジについて
久しぶりにNoteを活用させていただきました。
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映っていないけど湘北と山王の応援の吹き出しにクラス全員の名前を書いた
![](https://assets.st-note.com/img/1691064685684-rrc3XCWFsi.png?width=1200)
こちらは待機中の写真たち50枚程度…全部アップできるのはいつになるやら
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