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2023/3/31

今日(2023/3/31)、ミライアカリが引退した。

正直、自分は熱心なファンというわけではなかった。
どこで知ったかはもう覚えていない。ただ、ミライトミライが出たころにはすでにチャンネル登録はしていて、普通に知っていたのを覚えているし、あの伝説のアニメ(?)「バーチャルさんはみている」もリアタイしていた。
その後も大きなニュースは入っていたし、時々youtubeで流れてきたら見る…それぐらいの人だった。

ところでミライトミライはヘビロテしていて本当にお世話になった。いつ何回聞いても良い曲。

ミライアカリとぶいちゃと僕

ミライアカリといえば、いわゆる「Vtuber四天王」の一人として数えられ、一時代を気づいたVtuberとの印象だが、ここ最近(本当に最近、なんなら今年になってから)彼女の功績というか、VRChatへの影響はものすごかったんだなぁと感じることが多いので、つらつらと書いていく。

ミライアカリは活動初期にVRChatへ遊びに行く動画を何本かだしていて、その影響で「ミライアカリに会うために」VRChatを始めた人が非常に多かった。VRChatに入って長い人ほどその割合が高い(当たり前っちゃあたりまえだが)。そしてVRChatに入って長い人というのは界隈では有名な人だったり、今の文化を作ってきた中心にいる人だったりする。
要は日本のVRChatの何割かはミライアカリから始まっている。

わお、マジかよ。自分はそんなことはあんまりなかった気がするなぁ…と思いながら履歴をさかのぼっていたら、一番最初のVRChat動画を見ていたことが判明。
見返したらめっちゃ覚えていた。
流石にリアルタイムではないけれど、自分も影響を受けた一人だったらしい。

ところで、なんで今年知ったかというと、『SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland』に参加したから。
去年のはすごかったという話を聞き、チケットを買ったので、せっかくなら知ってるVtuberのライブを見ていこう、と思ってミライアカリのライブを見に行った。

ミライアカリのライブは本当に良くて、セトリの最後、Paradeからのミライトミライの流れが凄かった。

なんとVRのライブで、コール&レスポンスが成立したのである。
演者と受け手との距離が違い路上ライブや個人イベントではなく、通常のライブで、である。
当時はコロナ禍で、リアルのライブでは声出しがまだ解禁されていなかったころ(ようやく解禁される直前)で、最も声出しになれていないころ、そしてVRはその特性上、どうしても声がそろわないし、部屋で見ている関係上なかなか声が出せないという人もいるため、リアルよりも声が出しにい状況にある。

VRのライブでコール&レスポンスが成立するところを、少なくとも自分は初めてみて非常に感動した。
色々な要因を吹き飛ばして「ライブ」をしている、ミライアカリ本人、楽曲、そしてそれにこたえるファンの力が合わさった光景。(少なくとも自分の中では)今まで誰もVRのライブではなしえなかった「ライブ」の光景がそこにあった。

メチャ良かったっすねぇ~!みたいな話をしていたらぽつぽつ「ミライアカリに会うために…」という話を聞くようになったというわけ。

そこからはまた楽曲のヘビロテの生活である。
ミライトミライからParadeの間には多くの積み重ねがあり、知ってる曲も知らない曲もあった。
もし次ライブがあったら行くぞと思っていた矢先の引退発表である。

最後の生配信

これもすごい配信で、初っ端からVtuberを「辞めたくない」と「バーチャルだから引退とかはない」が、運営に対しての「ありがとう」と「言いたいことはいっぱいある」が同時に出てくる。
本当に色々裏であったんだろうなというのがうかがえるものだった。

その後のVRChat配信。まあ知っている人がたくさんいる。「ミライアカリに会うために」VRChatを始めました!のオンパレード。まじですごい。
ミライアカリきっかけでVRChatを始めた人が、時を越えてJoin戦争を勝ち抜け、ここまでくる。もちろんJoinできなかった人もたくさんいて、最初にちらっと見ただけで少なくとも200人ぐらいは、はじかれた人用のインスタンスにいた。多分もっと多くの人が集結していた気がする。その熱量たるや。

最後は懐かしの初期衣装に戻ったり、VRChatに墓標を建ててね!って言ったり(要はミライアカリモチーフの物があれば、そこで思い出せるし話しかけたりできるため)

色々と凄い配信だった。
配信後もまあ色々な人が言及していたりして、さすがの影響力…!と思ったり。

まとめ

まとまりなく色々書いたけど、やっぱ時代の先駆けは違うわぁ…って感じです。数字とかでは測れないすごさがあります。
振り返ってみると自分ですら結構影響受けてるので、いわんや他の人をや。

全くとりとめのない文章だけど以上です。





ミライアカリの未来が明るいものでありますように。





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