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【企画後】noteリレー① 甦る島/バチコン小林

8月23・24日の、プロトコールプロジェクト「大島まるごとDays」のバレーボールイベントを、中田久美さん、野本梨佳さんをお招きして、ここ伊豆大島で開催することができました。

1日目は、小学生から高校生までが参加できる「大島まるごとバレー」。
2日目は、中田久美さんや野本梨佳さんから、一流の練習方法や技術を教えてもらったり、久美さん率いる大島の中高生チーム「チーム大島」と、野本さん率いる、大島の大人チーム「ドリームチーム」との「ガチンコ勝負」を行ったりしました。

コロナ禍の開催となったイベントでしたが、多くの方の協力のおかげでなんとか無事開催することができました。
イベント当日は、参観してくださる方だけでなく、一緒にプレーしてくださる方もいて、大人も子供も1つのボールを落とさないように、楽しく真剣で、最後は涙が見られた2日間になりました。
島外からも、このイベントのために取材が来てくださいました。プログラムの間にも、久美さんや野本さん、また高校生にインタビューをしてくださり、後日の放送や映像を楽しみにしている声も多く聞かれます。フジテレビさん、亀田大さん・さなえさん、ありがとうございました。

今回私は、このプロジェクトの代表を任されました。
ただ、代表といっても名ばかりで、大島高校のバレー部を指導している方、そして3人の部員の声や思いを形にしていくことだけを考えてきました。
しかし、一人一人の声や思いはなかなか一つではありません。
これまでの、大島バレーの歴史を支えてくださった、たくさんの、そしていろいろな人の思いもあります。
途中、なんのためのイベントなのか、イベント当日は本当に人が集まってくれるのか、そんなことが正直頭いっぱいになりました。
そんな時に、支えになったのが、このプロジェクトメンバーの存在です。何度も話し合いを重ねました。諦めませんでした。誰かができなかったら、カバーし合いました。
それが、イベント当日の、子供たちの楽しそうで真剣な表情、野本さんの子供たちに真剣で向き合ったくれた姿、最後の中田久美さんの涙にもつながったのではないかと思っています。

このプロジェクトの目的は、バレーボールで、スポーツで、大島を「行きつけの島」にすることです。
ただ、今回のイベントを通して、この大島に来てスポーツをしたり観光をしたりすることで、その人がこれまで自分がやってきたことを振り返り、心から元気になるような「甦る島」になるとも感じました。
それくらい、この大島のバレーボールに関わっている人たちは、熱い気持ちを持っている人が多いです。その人たちと、島外の人たちを混ぜることで、よりその気持ちをアップデートできる可能性も感じました。

このプロジェクトは、これからモニターツアーにつながっていきます。今度は、さらに島内の受け入れ体制を整えていかなければいけないと感じています。
そのような環境を引き続き、プロジェクトメンバーを中心に相談し合って、周りの方と力を合わせられるように、丁寧につくっていきたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。



              バチコン小林

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