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1年間ありがとうございました/かめりあ金子

3月31日になりました。本日をもちまして、2022年度の東京宝島事業、チーム大島の伊豆大島プロトコールプロジェクトも幕を下ろすことになります。

私事ながら、かめりあ金子も12年間過ごした伊豆大島を離れ、内地に戻ることになりました。本音を言えば、まだまだ大島に居たかったのですが、宮仕えの身の辛さです。この3年間は単身赴任でしたので、家族と過ごせることを喜びと割り切り、明日からの職場での職責を果たしていきます。

この数年は、山本さんのご指導の元目覚ましい成果をあげてきた大島高校バレーボール部ですが、2022年度は部員が3人しかいない、そして新入部員ゼロ。このピンチを乗り越えるために、島高バレー部の素晴らしさをより発信しよう、人数不足は慢性的な課題なので、なんとかピンチをチャンスに変え、地域の課題解決にもつなげよう。そんな夢みたいな話に乗ってくれたのが、3人の生徒と同僚たち、そしてプロトコールメンバーです。東京宝島事業を戦略的に利用、活用して、Win-Winの互恵関係をつくる、これが私の狙いでした。私の残留につながらなかったのだけが計算外でしたが(笑)

リーダーを引き受けてくれたバチコン小林さん、名前だけで大丈夫という話ではじまりましたが、ここまでやってくださって感謝してもしきれません。今後も地域と学校をつなぎ、島の明るい未来に続く道を照らす存在として活躍されることと思います。本当にありがとうございました。

豊富な経験に裏打ちされた洗練された指導法で生徒たちをひっぱってくれた山本さん。細やかな気配り目配りで支えてくれたえりさん。お二人がいてくれたからこそ、中田久美さんを招くことができました。

明るく前向きに協力してくれて、周囲と調整してくれた粟本さん、一生懸命練習してプレゼンを成功させてくれた和歌子さん、スポーツと防災ワークショップを真剣に考えてくれた勝子CEO、筋書きを一緒に考えたり、東海汽船の動画を調整してくれたり、影でサポートしてくれた清水光一さん。

メンバーのみならず、メンバー以外の関わってくれたたくさんの大人、それぞれが自分の得意分野で力を発揮してくれたおかげで、本プロジェクトは成功裏に終えることができたと確信しています。

決して一枚岩のティームではありませんでしたが、目的を共有して動くことができたのは確かです。

島を離れた今だから言いやすい部分でもありますが、「島を良くしたい」、その思いは皆同じです。人が集まれば当然摩擦や好き嫌い、合う合わないはあるでしょう。

無理に話を合わせたり、仲良しごっこをする必要はない。ただ、島の未来のために今何をすべきか、合目的的に考えて力を結集することが大切だ。このプロジェクトを通じて、つくづくそれを感じました。

そして、このプロジェクトを通じて何かがうごいたのも事実です。4月以降、大島高校バレーボール部の復活を楽しみにしています。

次年度もきっと新たなプロジェクトがはじまると思います。引き続き、伊豆大島にご注目ください。

繰り返しになりますが、ご協力いただいた全ての方に心より感謝申し上げます。

1年間、本当にありがとうございました🏐

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