そう。
君は俯き過ぎてとうとう、希望にも絶望にも属さない時間の流れを掘り当てたの。

まるで高速道路だね。

ひとつの夏の終わりへ向かって、滞りなく流れ続ける、暗くも明るくもない、ニュートラルなひかりのはやさの帯。