アイドルにとって最善の人気の出方とは

突然、重めのタイトルになりましたが今回語っていきたいのはこれについてです。
「アイドルにとって最善の人気の出方とは」
皆さん、今こう思いましたよね?そんなんデビューから爆売れすんのが良いに決まってんじゃん!と…
私もそう思っていました…っていうか実際それも凄く良いと思います。
ただ、ひとつの動画をみて「そんな考えもあるんだな」と感じたことがあるのでここに書いておきます。

PleTALK JYP×3RACHA

JYPエンターテインメント所属のstraykidsとJYPを代表するプロデューサー、パクジニョンの対談動画です。
その中で歌手になってどう?と餅ゴリが質問する場面があります。リーダーのバンチャンはプロデューサーから見てどうですか?と聞き返しました。そして餅ゴリはこう言うんです。

「僕が思うに心配のない速さかな。1段ずつ上がるのが感じられる速さだ。これを超えると道に迷う恐れがある。何がなんだか分からなくなる。今の速さが君たちにとって最適だと思う。」

この発言、当時のスキズやstayとしては凄く安心する言葉だったと思います。今では第4世代を代表する人気グループとなったスキズですが、デビュー当初は今ほどの勢いはありませんでした。先輩のTWICEのような爆発的な人気というものがなかったんです。
そんな中、数々のヒットグループを作ってきたパクジニョンが最適な速さだと話すんです。
私は、この言葉を聞いた時に深く考えました。アイドルにとってどの段階で売れるのが最適なんだろうか…と

「アイドル」って社会に出ていても、実際はまだ若い少年少女ばかりですよね。
そんな少し前まで普通に学校に通って、ただダンスと歌が好きなだけだった子達が突然、爆発的に売れて誰もが知るようなアイドルになってしまったら…?大量のファンが目の前に現れたら…?

いくら練習生として訓練されていても、デビューすることへの欲や覚悟があっても、「怖い」と感じてしまう子は少なからず居るのではないでしょうか。
大量のファンがいることに対しての達成感よりも先に恐怖が勝ってしまう子もいると思います。

だからこそ、1段ずつ1段ずつ丁寧に人気を得ていくということが最適な速さなんだと思います。

そして、その後餅ゴリの話はこう続きます。

「ファンのみなさんも理由を持ってjoinしている。ブームに乗っているのではなく、理解して、好きで集まって下さっている感じがする。特別だし、いい事だよ。」

これからもstraykidsが1段ずつ丁寧に成長して、自分たちだけの音楽を作り、トップアイドルになることを願っています。そして、そんなstraykidsの音楽を愛し、理解するSTAYが増えますように。






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