石子と羽男 第7話

※ネタバレを含みます。

毎回のことながら、最初の事件から話がどんどん広がって、私ごとになっていく感じ本当に素敵だなと思う。

ミラーを壊された損害賠償から始まり、青少年問題、虐待、殺人など、何話にも分けれそうなものが1つに凝縮。
事件って客観的に思うというより、1人の人間の話だなと主観的に捉えられる。ごく自然に。そういうことろが好きなんだと思う。

スーパーマンじゃない

法の範疇でしか動けなくて、法だけでは救えないものもある。時に本物の悪人も守られてしまう推定無罪。
世の中綺麗事だけじゃいられない。
ただ、助けてくれる人がいるって分かるだけで、少し救われる気がする。(これも綺麗事か)
大人って一括りにされるけど、色んな大人がいるんだから、きっと助けてくれる人もいる。
私は年齢的には大人だけど、大人って一括りにしてしまうくらいには精神的に子ども。
困った人に自然と手を差し伸べれるような優しくて強い人間になりたい。

人生は些細なことで変わる


誰かの人生が変わるのなんて一瞬なんだなって。
事故や事件があった場合、被害者や加害者やご家族だけじゃなく、ただ目撃してしまった人の人生も一瞬で変わってしまう。
ちょっとした何かとの遭遇で、望まない環境に身を置くことになったんじゃないか。
だとしたら逆に私達との遭遇で、彼女達の人生を少しでも変えられるかもと思いませんか?
石子と羽男 第7話

石子が司法試験に落ち続けている理由が明らかに。
人生変えよう!って大きいことをしようとしがちだけど、今の私も、ふとした誰かや何かとの出会いでできてるなと。
その出会いが自分にとって小さなことだったか、大きなことだったかは、後になって分かる。
そして、小さくても大きくても今の私を作り上げるもとになっている。
事件の目撃者の人生まで変わるかもってところにはっとした。

親子と友達

親が暴力をしつけとして正当化。自分の正義だから罪悪感もなくなってしまうのか。
親を訴えるのは、大きな決断だと思う。
でも、美冬ちゃんには、ひなちゃんという最高の友達がいるからきっと大丈夫。石子と羽男も綿郎さんも。
物語が終わっても、この人たちどこかで元気にしてるかなと思えるような感覚が最近強くなった。

最後に

石子と羽男コンビはもちろん、大庭と塩崎コンビも好きだなとなった回。

最後の代表取締役の名刺にとても不穏な空気。
第5話にしれっと出てた不動産投資詐欺のwebニュースに関係ある?これは第6話が不動産だったから?

頼まれてもないのに勝手に色々考えてしまう。それだけ好きということか。今日の第8話も楽しみ。

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