最後まで、

⚠Attention!



ご注意。(必読欄)

・年齢操作
・謎軸
・マイナーカプ(鏡芥)
・死ねた










幸せの形


そこにあるものだけが幸せじゃない。
幸福はずっとは続かないし、
不幸はずっと続かない。


青年の場合、今あるのは不幸だった。
好きだった人に"ビジネス上"の態度をとった結果、彼女は、青年の元を去った。

己の師が、自分を捨てた。
その4年後に、師を見つけたが、人虎――敦という迚も優秀な異能力者を部下に持っていた。

師は、彼には優しく接していた。

「 莫 迦 だ な 、    僕 は 。 」
大事なものを初めて失った日からずっと、

「僕 は 、 ず っ と 不 幸 だ 。 」

こんな幸せ、望んでない。
――辛いけれど、あのときが一番楽しかった。

芥川はそっと、今は亡き仲間たちを思い出す。




「    」


もしも


もしも、私があのとき、何か声をかけていたら、展開は少し違ったかもしれない。

もしも、貴方と私が普通の人だったらこんなに、こそこそせずに会えたのに。

まぁいいや。
どうせもう


「「終わりなのだから」」

え?


驚いた。
真逆、彼が、

「心中?」
私の“現”相棒―詰まり、国木田くんは小さく溜息を吐き、云った。
「嗚呼。この社員のやつとな、」
正直、驚いた。と彼は云った。

「誰と、したの?」
国木田くんは答えなかった。
代わりに、彼の子と、或る意味最も親しかった子が答えた。

「鏡花ちゃんですよ。」
なんで、
あの子は、
嫌っていた筈じゃ、



「ど う し て 、」


答は出ぬまま、太宰治は夜を過ごした。







―――BADEND



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