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【12】天明の徳の教え6  五円玉の話

皆さま、こんにちは。お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?
今日は私がそうですね、20代の頃のお話をさせていただこうと思っています。


私は1回約束破る、嘘をよくつく、もう、そうしますともう、全人格を抹消するといいますかね、許さない、付き合わない、そういう人でした。見かねた夫が「母さん五円玉ありますか?」というので、はいって、持ってまいりました。「形は何通りに見えますか?」と言いますので、五円玉を持って「まる」と言いますと、「そうね、他には?」って言いますので五円玉をこうして、こうして、あっ!サッカーボール?楕円です。「そう、丸に、楕円に、他には?」と言われましたので、しばらく考えましたね動かしながら、でも、わかりませんでした。思いつきませんでした。


そうしましたら、今のようにその頃はね、携帯電話のない頃でしたのでね「母さんは公衆電話で電話かけたことますか?」と言うので、「ありますよっ」、て言いましたら、「お金入れるところ、穴はどうなってましたか?」って言われて、あっ!長方形っていうのがわかったんですね。


そして、「そうね、まだ、他にも形が見えるかもしれないけれども、五円玉ひとつが三つの形に見れたでしょう」と、「人も一回でこの人はダメな人と決めつけてはいけませんよ」と言われました。


私、勝ち気で非常に感情のあの激しい人でしたから、敬語で私に夫は話しかけてるんですね。しかも、優しく。そうしなかったら100口くらい帰っていきますから、それお見通しでねとっても優しくね、諭すように話をしてくれました。

「3回は受け入れなさい。4回約束を破ったらその人とお付き合いするのは控えてもいいと思いますよ。」この時から私は人の見方が変わりましたね。夫婦、子供、親子関係、嫁舅、友達、上司と部下、これは使えるんじゃないかと思う。相手を変えるのはとても難しい。自分も変わらないのですから。それが分からなくて人を相手を変えようとばかりする。そうじゃないんだっていうことを学びましたね。


そしてね、どうしてどうしたら、そうなるかと、絶対教えてくれない人でした。自分でお考えなさい言う方でしたので、どうしてだろうな?考えたら部分で、人っていうかね相手を見るのではなくて全体的で見るっていうことに気がつきました。この部分はこの方のこの部分は嫌だ。それは意外と自分と同じような自分が嫌だ嫌いだっていうのと意外と同じのものなんですね。それで、立ち位置を相手に動かすんじゃなくって、自分が立ち位置を変えてその方を見るんだっていうことを教わったんですね。

それから、その方を見る時に、ここは嫌なところ、ここは絶対に嫌って思ってても、ちょっと見方を変えたら、「あらっ!そんないいところあったの
へえ、私にないところだわこれ」とかというように相手の方を全体的で見れるようになったっていうのがこの頃頂いた「五円玉の教え」です。


そしてね、その方のいいところをね、認めてあげて、褒めてあげて、そして、伸ばしてあげるっていうことを教わりました。これは社会にある会社でも、親子でも先ほど申しました、色んな所にね使えると思う。


どうぞ、この「五円玉の教え」をね、参考になさってね、日々のね、あの人間関係を紡いでいただきたいと思います。ありがとうございます。


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