見出し画像

プレミアムプランで何ができるか

無料プランで出来ることを中心にこのマガジンの記事を書いていますが、プレミアムプランだとさらにどんなことが出来るのか。こんなところが「プレミアムの良さ」気が付いたところをまとめてみます。

まずは、公式ページでのプランと価格を見てみましょう。

Adobe Stockの1億6,000万点を超えるロイヤリティフリー写真が利用できる
・作成したSNS用の画像や動画の自動公開できるスケジューラーの利用
ブランドを複数登録できて、ワンクリックで利用

と、やはりこの3つは大きな違いだと思います。

他にもプレミアムプランの機能として便利なものは、自分で登録したテンプレートを別の作品のテンプレートとして利用できること、そしてカットアウトの編集ではないかと思います。

●テンプレートとして利用
無料プランでもテンプレートの作成と登録までは出来ますが、それをテンプレートとして再利用することはできません(じゃあテンプレートを登録する意味って?と思ってしまうのですが)。

例えば、このnoteの記事見出し画像のサイズに合ったテンプレートは、現在Adobe Expressには既存のテンプレートとして準備されていません。
もちろん、「カスタマイズ」サイズで毎回縦横のサイズを指定して作成できますが、テンプレートがあると選ぶだけなのでとても便利ですよね!同様にnoteのヘッダー画像のサイズもテンプレートとして登録しておけば、さくさくっと作業できます。

●カットアウト編集
もうひとつのカットアウトの編集ですが、これは写真の背景を削除する時など、少しだけ削除したい場所が残ってしまったり、または消えてしまったりした時に、その部分だけ編集することが出来る機能です。被写体と背景の色の違いにあまり差がない写真を使いたい場合、この機能が使えるかどうかは大きな違いになります。

もちろん背景だけではなく、元の写真の中で「ここは消したい」「ここは残したい」という部分だけの編集も可能です。これはいわゆる「マスクする」ことですがPhotoshopを使っている方にはお馴染みの機能です。製品版と違い、ブラウザ上での操作になるのでやや動きが重たく、時々反応が鈍いのがやや難点です。

●サイズ変更
作品を制作してからサイズを変更したい場合、無料プランではサイズ変更が出来ません。始めからサイズをカスタマイズして制作することは可能ですが、一度制作した作品を、そのまま別のサイズにすることが出来ないので、同じデザインを使いまわししたい時には不便です。プレミアムプランでは、後から作品のサイズを変更できるので、複数のSNSサイズやチラシなど同じ素材を使ったデザインをサイズ違いで複数準備することが多いようであればプレミアムプランがおススメです。

●PDFの変換や加工
PDFファイルの加工は無料プランでもかなり使うことが出来ますが、PDFと他の形式のファイルへの相互変換や書き出しはプレミアムプランでの利用になります。他の形式→PDFは、いろいろなアプリケーションで出来ることが多いですが、PDFを他の形式にするのはなかなか難しいので場合によっては使える機能だと思います。

IllustratorやPhotoshopなど、複数の製品版を利用されている方はCreative Cloudメンバーだと思いますのでプレミアムプランと同様の機能がフルに利用できます。製品版を利用している方は、そもそもExpressを利用するシーンがあまり思い浮かばないかもしれませんが、Adobe Stock同様にデザインのテンプレートとして活用したり、クライアントへの提案用の資料として活用するといった使い道もあると思います。

製品版までは必要ないけれど、無料プランよりもっとフルに使いたいという方には金額的にもAdobe Expressのプレミアムプランかおススメです。

画像1

マガジンの目次はこちら

画像2

☆note記事のダイジェスト版として、日々の練習作品の公開の場としてInstagramも始めました。
@k.peachfield

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?