【ちっちゃなプライド】
正しい情報を知り、病気との向き合い方を考える。
自分らしい向き合い方を。
僕は、病気と共存して、幸せに生きることを選びました。
僕自身も時間がかかりました。5年以上もかかりました。
「恥ずかしい自分を見せたくない。」
今思えば、ちっちゃなプライドを大事にいつまでも持っていました。
家族の悩みの原因は「金銭面」でした。
思うように仕事がうまくいかなくなりました。
整体の仕事は、力仕事でもあります。
だんだんと体力は続かなくなり、今は完全予約制になりました。
1日に1組限定の治療院です。
当時は結婚したばかり、まさに新婚生活を満喫していました。
人が生きるには、当たり前のようにお金が必要です。
妻も自営業で、夫の稼ぎはありません。困ったどころじゃありません。
そんな時、マユミは言いづらそうに切り出します。
「シュン、アルバイトしてくれない?」
「あと3か月で家のお金がなくなっちゃう。どうすればいいと思う?」
僕はこう切り返します。
「またお金の話?これ以上言うのやめて。もう話する事なんてない!」
この時期はよくケンカしていました。
今思えば、妻にはホント悪いことをしたなぁ、と思います。
お金のこと、全部押し付けちゃっててごめんなさい。
当事者だって、いい分はあるし、自由に仕事は選べません。
でも現実から逃げてちゃいけないと思う。
聞きたくない、見たくない現実を逃げないで。受け入れてほしい。
「ごめんね」って謝ろう。その後で「ありがとう」って感謝を伝えよう。
あなたの一言で、変わっていくよ。
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