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39歳、初海外、初インド、勢いで行くとこうなる。10日目最終日

目次
・最後の街コルカタ
・39歳男、初海外旅行、初インドに勢いで行くとこうなる

最後の街コルカタ

寝台列車は極寒だった。インドは外は暑過ぎるのに、エアコンはめちゃくちゃ効いてたりするから困る。使わないと思ってたウルトラライトダウンに助けられた。

14時間揺られてワラナシからコルカタのハウラー駅に到着。なんかワラナシよりも涼しい気がする。ここが最後の地。そして今日がインド最後の日。


信じられない量を運ぶ人

あんだけ見たオートリキシャーもここでは見ない。ここコルカタはタクシーとバイクのタクシーがメインのようだ。バイクでインド博物館に向かう。

this is INDIA状態


インド博物館はオールジャンルの博物館て感じで
ヒンドゥー教の像や、動物の剥製、なんであの人の作品がこんな所に?!など色々あって楽しめた。

繊細な手仕事のヒンドゥー系の像
カバの剥製と癒し


さくらももこ作品


その後は本に載っていた評判のレストラン「カストゥーリ」を目指す。
食べたが、ここのフィッシュカレーはインド暫定一位!美味い!油も使ってるがそんなに重くない!旨みを強く感じる!ついでにルーだけダルカレーも追加!やっぱり美味い!
インドのコルカタに来ることがあれば「カストゥーリ」を強くおすすめします!

なんの魚かはわからないが
とにかく美味いフィッシュカレー
追いダルカレー


その後は街をフラフラ

ここではただの景色



さまよっているとマザーテレサハウスなるものにでくわす。マザーテレサが活動の拠点にし、実際生活もしていた場所のようだ。中にはお墓もあり、祈らせてもらった。教科書に載っていた偉人が目の前にいるのかと思うと感慨深い。

入り口
マザーテレサのお墓

飛行機に乗る前に一回シャワーを浴びて着替えたかったので宿を探していたのだが、人々の救済に生涯をささげたマザーテレサの施設ならワンチャンお願いできるかと思い、聞いてみたらダメだった。自分が外国人だと阿呆なフリして図太くなれるもんだ。

近くの宿でシャワーと着替えをすませ、
いざコルカタの空港へ。
海外ではuberがめちゃめちゃ便利だと、ワラナシで出会った、ななとまりが教えてくれた。
空港まで使ってみたら爆便利だった。値段交渉の必要すらなく、スマホ一つで、初めから地元の相場でタクシーに乗れる。

すごい便利。ただ、便利さを知らずに毎回値段交渉していた頃も、つたない英語が通じた喜びや、プチボッタクリに遭うハプニングがあったり面白かった。どっちも肯定したい。

行きの飛行機に乗り遅れるという大罪を犯した私は、Uber様の確実な手配により、帰りは念には念を押して空港に4時間半前に着いた。
安心、安全、暇過ぎの4時間半前行動だ。

色々あったが、これでインドともお別れだ。
短い様な長かった様な10日間の事が色々と脳裏によみがえってくる。
これがガンジス川で沐浴した走馬灯でない事を祈るばかりだ。

39歳男、初海外、初インド、勢いで行くとどうなる?

この旅は
39歳男が、初海外、初インド、勢いで行くとこうなる!というテーマでやって来た。それの結論はこうだ。




なんとかなる!




「いきなりインドはハードル高いからやめといた方がいい」という助言をいただいたりもした。全英文のホームページでビザ申請するのにゲロ吐きそうになった夜もあった。出発したらしたで、わからない事が多くてやっぱ無理かも…と思った瞬間もあった。
でも結果色んな人に助けられ、なんとかなった。

なったし、初海外だから、比べる対象もないのでインドが他の国に比べてどれだけ大変かもよくわからない。知らぬが仏。インドだけに。

英語力はひどいもんで、チープの反対の英語がわからないレベルでインドに来てるが、これもなんとかなった。かすかにわかる単語を頼りにリアクションしてれば大枠は伝わった。失敗出来ないような場面だけ、ATMで金降ろすとかはGoogleレンズで翻訳すればなんとかなかった。

このなんとかなったという達成感により、

なんか自信がつく

このなんかの自信がついたことにより、
インドに行く前より時速2kmくらいゆっくり歩いてる気がするし、身長も2cm伸びた様な気がする。

あと旅で得た刺激により色んなことに興味が出てくる。
英語もっとわかったらおもしろいだろうなとか。
インドってなんでこんなに貧富の差激しいんだろうなとか。ブッダが悟り開いた場所なのにヒンドゥー教徒の方がバリバリ多いのなんでなんだとか。
他の国にも行ってみたいなとか。
出会った人の影響でマッサージも覚えてみるのもありだなとか。

あと恥を捨てれる。
長文の文章を書いた事もなかったのでそれを公衆の面前で発表する事に抵抗があったが、旅のテンションと書きたい気持ちが勝って、結果抵抗もなくなった。

海の向こうに元気にしてるかなと思う人ができた。同じ釜の飯を食い、お世話になったインドの仲間の事を想う。


色んな事が自分の中で起きた。

このなんとかなる。を自分の中で大事にして、これから先また未知なるものに挑戦すべき時が来たら、この日々の事を思い出したいと思う。

さぁそろそろ出発だ。
ではまたどこかの旅で。








とカッコつけたいところだが、
これは初めに日本で飛行機に乗り遅れたヤツが書いている。インドでトラブル起こす前に日本で大トラブル起こしてるヤツが書いている。
それを忘れるな!でもなんとかなったぞ!

おわり

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