中川覚醒の理由についてあれこれ(シーズン終了後の改訂有り)

今シーズン絶好調で中継ぎやクローザーとして活躍した中川皓太投手が覚醒した理由についてあれこれ考えた

①元々の素質
コントロールがずば抜けて良い、微妙な成績だった去年の前半戦も被弾は5とえぐい多いものの、16イニングで与四球はわずか2、一昨年も一軍で25イニングでわずか4。サイド気味にするデメリットで左右にコントロールがブレやすくなるのがあるが問題としないレベルのコントロールを持つ、今季の与四球率は2.51と十分な数字である

②元々右打者に強いタイプの左投手
右打者の内角のを突いていくタイプの投手で対左はあまり得意ではなかった。去年の対右(78–21 .269)に対して対左は(76–26 .342)と目に見えて悪い、サイド気味にすることで苦手だった対左に圧倒的優位性を持つことが出来るようになり以前から強かった対右も合わさり好成績を残すように。
今年の成績でも対右は.269と変わってないが対左は.200と大きく改善。

③スライダーの改善
18年は空振り率9.77%、被打率.271に対して19年は空振り率15.85%、
被打率.156。あとコースに決まるようになり失投自体も減った気が。18年オフの菅野との自主トレでスライダーの改善に取り組んだらしい

あと地味に直球の空振り率も上がってるなど、全体的な投球のクオリティが上がってる。
18年には5-3被打率.600空振り率6.25%と打ち込まれたシュートも19年は被安打0、空振り率19.40%の球種に変貌してるし非常に来年も楽しみ。


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