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年齢を質問する意味って?

「ところで、おいくつなんですか?」

不意に年齢を質問されることがあります。年齢って、当たり前のように人について回る数字ですよね。「年齢が分かると、何か分かるの?」とも思います。

年齢が意味を持つ範囲は狭い

統計を取っているならまだしも、年齢なんてあまり参考にならないと思うんです。まだ幼い子どもたちであれば、発達段階に応じた配慮が必要です。でも、それだって参考値に過ぎません。

これが40歳とか50歳ともなってくると、もうバラバラです。年齢を尋ねないと分からないことがその証拠ですよね。50年間という生きた年月は同じでも、そこをどのように過ごして来たのかということで、人は大きく変わります。

人を年齢で判断するのは偏見

以上の理由から、僕は、人を年齢で判断するのはただの偏見だと考えています。そもそも、目の前に本人がいるのに、属性を尋ねるのってちょっとよく分からないんですよね。もっと他に質問することないの? と思えます。

と言いつつ、何かで年齢の話になって同い年だと分かると、妙に親近感を覚えてしまうことがあります。まぁ相手によりますが、それでもなんだかそれだけで距離が近づく独特の感覚があります。

年下だからとか年上だからとか、そういうことの取り扱い方も多様化しています。また、そういう考え方を、例えば会社の中だけに留めるのか、生活全体に広げるのかといった、境界線の引き方の問題もあります。

僕自身は、自分のなかに年齢に関する偏見がまだ残留していることを感じつつ、年齢で人を評価することから卒業したいと考えています。あなたは、どう思いますか?

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