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忙し過ぎる時こそ「ひとり合宿」が必要です

忙しい時は、どんどん頭を切り替えて目の前のことに集中する必要がありますよね。そうしないとタスクをこなせませんし、ミスをしてしまうかもしれません。

でも、そうやって目の前に表れたことに次々と対処していく動き方は、「そもそも、自分はなぜこれをしたいんだっけ?」というような、根っこの部分を見失ってしまうことにつながりやすい傾向があります。

年に2回、合宿をしています

僕が代表をしているNPO法人れんげ舎では、年に2回、全員参加で2泊3日の合宿を開いています。温泉旅館を予約して、食事と風呂と休憩以外は、ほぼずっと会議をするという、なかなか過酷な取り組みです。

なんでそんなことを始めたかというと、日常的な業務というのは、基本的に「目の前の事業を良くするためには?」という視点で貫かれています。当然と言えば当然なのですが、そうやってみんなで目の前のことにかかりきりになると、大切な2つの視点を失ってしまいがちです。

1.この事業を、継続すべきかどうか?
2.新しい事業を、始めるべきかどうか?

つまり、そもそも「この事業ってまだ続ける価値がる?」という視点と、まったく新しい話として「こんなことやろうぜ!」という視点が、日常が忙しければ忙しいほど、失われがちなのです。

合宿は個人でもペアでも開催できる

さて、この合宿ですが、自分ひとりでも、ペアでも、同じように開催出来ます。

もちろん、本来「合宿」というのは、大勢で同じ場所に宿泊して取り組む場のことです。でも、前述のような意味合い、つまり、「日常から離れて日常を俯瞰し、根っこの部分について話し合う機会」だと位置付ければ、それは組織だけのものではなくなります。

延々と続く忙しさに身投げせず、自分自身がどう生きたいのかを問い直す。ものすごく重要なことなのに、そういうことを「ちゃんとやろう」と言われることって、あまりないですよね。例えば、夫婦のペアなんかでも、お互いの関係を見直す機会として有効です。

僕のおすすめは、ちょっと遠くにある気持ちのよい宿を予約すること、期間中はSNSから完全に離れること、最低2泊することです。ぜひ、試してみてくださいね。

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