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侮辱罪厳罰化!文句は直接対象に伝えよう

ネット上での誹謗中傷に対応するため、侮辱罪が厳罰化されました。SNSやネットの掲示板などに、誹謗中傷を書き込む人たちが後を絶たなくなったいま、必要な法改正だと思います。

「侮辱罪」という罪が広く知られるべき

まず「侮辱罪」という罪があることが、もっと周知されるべきだと思うんです。「やる過ぎるとヤバいのかも…」くらいの認識で、あまり知られていませんよね?

ネットなどであることないことを書き込んで相手を侮辱すれば、それが罪に問われる場合があります。

今回の法改正で量刑が重くなったわけですが、たとえ量刑が以前のままで軽くても、社会的な制裁を受けます。スピード違反などと違い、刑法上の罪なので、会社にいられなくなるなどけっこうきついことになる人も多いはずだからです。

誰もが被害者になる可能性がある

ネットでの誹謗中傷は、根拠などあってもなくてもいいから炎上させちゃえ的なものが多い。相手に対する恨みや関係性そのものさえない場合もあります。そこにあるのは、「誰かを攻撃したいという圧」だけです。

そういう圧がある社会で生きていれば、避けられない交通事故のように、誰しもそうした心ない侮辱を受ける場合があると考えられます。でも、それを罪に問える法律があるということです。

本人に文句を伝えない人が多い

「誰かを攻撃したいという圧」とは、どこからくるのでしょうか。満たされない生活に対する苛立ちでしょうか。何らかの負い目や罪悪感でしょうか。孤独や寂しさでしょうか。

「攻撃したい」という思いが残るのは、攻撃すべき相手を攻撃していない場合。例えば、理不尽なことをされて文句を言いたいけれど、相手には文句を言っていない場合です。

陰でどんなに断罪しても、何をやっても、文句はその対象に伝えなければ成仏出来ませんよね。自覚なく「誰かを攻撃したいという圧」を高めないためにも、出来るだけその場で、出来るだけ上手に、相手に文句を伝える術が必要です。

相手の「コントロールの仕方」みたいな情報は多いけど、「文句の言い方」ってあまり洗練されていないと思います。でも、それってすごく大切なことではないでしょうか。

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