カジュアル環境における理想のデッキとは。
挨拶
全国1億1千万の決闘者の皆さん、大型連休いかがお過ごしでしょうか。
オスカーと申します。
僕はというとリモートデュエルに通話モンハンライズ等、現代の利器を活用しながらオタクとして割と充実した日々を送っております。
最近遊戯王について他の決闘者さんとお話ししたり、自分自身で考えることが多々ありました。
大それたタイトルになってますが、自分なりの視座を備忘録的にまとめておきたいと思って記事にしてみました。
「良いデッキ」とは
僕はよく対戦させてもらった後に「良いデッキですね」「〇〇さんのあのデッキ、好きです」など、ちょくちょく口に出して生意気にも他人のデッキを批評することが多いです。
大胆な告白は以下略
別にお世辞とかではなくて素直にそう思ったら声に出してる、というだけなんですが、ふと思ったのです。
自分にとって「良いデッキ」「そうではないデッキ」を分ける分水嶺は何なのだろうか
これをきちんと突き詰めれば自分がデッキを組む際に気をつけるべきことも明確になって、構築レベルの向上につながる気がしました。
①やりたいことがハッキリしている
まずはこれ。
この「やりたいこと」が自分の中できちんと整理されているかは私も特に注意しています。
今までの2つ(ガチまとめさんのを含めると3つ)のデッキ紹介記事を書く際にはこの「やりたいこと」を冒頭に持ってくるよう意識しました。
クトグアダランベルシアンで爆発サーチします
涅槃とアフターグローでライフ刈り取ります
ケラスからパラディオン展開します
別にこの「やりたいこと」はド派手な超必殺コンボじゃなくても良いんだと思います。
このカードとこのカードを組み合わせたら継続的にアドバンテージが取れるじゃん!!がそのデッキの「やりたいこと」なのであればその2枚をどう揃えるか、ということになりますから。
あと、たまに見かける「〇〇というカードを主軸にしたデッキを組みたい!」は実はこの「やりたいこと」が明確化出来てない場合が多いと思います。
個人的には「〇〇を上手く使うためのデッキ」ではなく、「〇〇を上手く使った△△という動き、コンボのためのデッキ」まで落とし込めてはじめてデッキとなる、といった印象です。
②そこそこ勝てる
なんか突然ユルい指標に変わりましたね。
別に思考放棄したわけではなく真面目にそう思ってます。
カジュアルデッキを考察する際によく引用されている原作遊戯王のこのシーン。
↑あまりにも名言
僕もこの名言は大好きなのですが、バクラがこだわっているのが「勝ち方」なのが更に良い点だと思っています。
(この後闇バクラ自身はそれゆえあえての敗北を選んでしまいましたが)
遊戯王は1万種類以上のカードとそれらの組み合わせでどんな構築も面白いコンボも披露することが出来る素敵なカードゲームです。
と同時に、初期ライフ8000ポイントを削り合う決闘、果たし合いでもあります。
ヒトの心を失くしてでも勝ちにくる人もいます。
我々はデッキビルダーでありながら決闘者なのです。
↑但し、私的な決闘は犯罪らしいので注意
果たし合いに勝負を捨てにくる人はいません。みんな勝ちにきます。
時には前述の「やりたいこと」を一旦脇に置いて、相手盤面の処理に動かないといけない場面もあるでしょう。
そういう時にきちんと対応できるデッキが「良いデッキ」なのだと考えています。
この「やりたいこと」と「勝ち負け」のバランス配分はかなり人それぞれだと思うので、完全にこれは僕独自の持論です。
ただ、僕は勝敗に真摯な決闘者でありたい。
以前のツイートから引用しました。
皆さんがどの順番で順位を置かれてるのか非常に気になるところです。
③全から1に、1から全に
これは前述の①、②をより具体化した形となるかもしれません。
・全から1に
→複数の選択肢から1つの動きに収束できる
・1から全に
→1つの動きから複数の選択肢に移行できる
どんな妨害や難敵があっても2の手、3の手で「やりたいこと」を通すデッキはカッコいいですし、少ない準備から場面場面に応じて最適解をデュエルごとに導き出せる構築にも憧れます。
私の究極の理想はこの2つの要素を同じデッキに組み込むことなのですが、未だ成功した試しがありません。
どちらか1つは組み込めるよう努力はしているのですが、それもままならないことが多いです。
精進あるのみ。
終わりに
ざっくり書きましたが、デッキ構築の際に大前提として、自分が重きを置いているところをつらつらと書き連ねさせて頂きました。
この大前提をクリアするための構築論も無くはないのですが、どんどん細かくなってしまうのでまたの機会に気が向いたら、にしときます。
僕だけが思考開示するのもアレなので皆さんの理想のデッキについても知りたいですね。是非教えて下さい。
次回更新は新デッキ紹介記事の予定です。
かなりド派手なデッキになりそうなので、デュエルによる最終調整と記事作成頑張ります。
お粗末でした。
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