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③The Rubicon Groupによるカイロプラクティックサブラクセーションの定義について

今回は以下の部分に関して↓

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◆原文はこちらから(https://www.therubicongroup.org/policies/

~ central segmental motor control problem~

Central segmental motor control problem

この部分、初めて見た時はこの表現だけだとものすごくわかりにくいなと思いました。イメージしづらいというか。

なので詳細な説明があって良かった!

この部分はつまり、”中枢神経系が背骨の動き・状態をちゃんとコントロールできていない、把握できていない状態”ということです。

背骨の機能低下・機能不全・(歪みやずれ*あまり使いたくありませんが一応入れておきます。)と聞くと人によってはものすごく局所的な、ローカルな問題(その場所が動いていないから良くない、痛くなる)と捉えてしまうことがあります。

カイロプラクティックサブラクセーションでは背骨の問題は中枢神経を含む身体全体への影響へとつながるとしています。

*Centralって略さないでせめてCentral Nervous System (CNS)という言葉は入れて欲しかったな。

脳とからだのコミュニケーション

最近のカイロプラクティックに関する研究では、アジャストメント(脊椎への介入)が脳のはたらきに影響するとされています。

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◆画像はThe Reality Checkhttps://therealitycheck.com/)より引用

そして、

現在のカイロプラクティックを理解する上でとても大切な部分ですので是非覚えておいてください。

今回までのまとめ

◎カイロプラクティックサブラクセーションは放っておくと悪循環に陥ってしまい勝手に良くなっていくことはない。

◎それらは単に局所的な問題ではなく、中枢神経系を含む身体全体に影響している。

つづく⇒

近江顕一, DC


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