セカンドオピニオン

東京の病院にセカンドオピニオンを受けるため、朝3時に夫と2人で車で出発。
5時間強かかって病院に着いた。

娘のハタチの記念に2人旅して以来の東京。
まさかこんな形で訪れることになるとは…

診察室の前で待ってる間、本当に長く感じた。
最悪の事態を考えると気が気じゃなかった。

予定時間の9時を10分程過ぎて、先生がいらっしゃった。
ホームページで拝見してたより若い印象。

腹膜偽粘液種で間違いないだろうとのこと。
虫垂が原発。
悪性度は3段階のうちの1番軽いものである可能性が高い。
開腹してみないとわからないが小腸に粘膜が多いかどうかで今後の手術のやり方がかわってくる。

完全減量切除と術中腹腔内温熱化学療法を組み合わせてやる方法は5年無再発生存率が76%で、小腸に粘膜が少ない場合はこの手術ができる。
ただし、小腸に粘膜が多い場合は姑息的減量手術と抗がん剤治療になり、5年無再発生存率が50-60%に下がってしまう。

完全減量切除の手術は8時間もかかる大手術で、年内はもううまっているそう。
年明けまでまっていると病状が進んでしまうかもしれないので、2回に分けて手術をする方法を提案された。

1回目の手術で虫垂と卵巣を切除して、お腹に溜まっている粘液を取り出す。
開腹手術なのでその時に小腸に粘液が多いか確認できる。
原発の虫垂を取るので粘液が新しく作られることはなくなる。

体力が回復してから、小腸に粘膜が少なかったら完全減量切除手術をする。

夫も私もそれが最善の方法だと思ったので、2回に分けて手術することを選んだ。

あとは小腸に粘膜が少ないことを祈るのみ…

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