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絶対正義というドラマを見て


絶対正義というドラマを一気見しました。面白かったです。色々考えさせられました。

主人公がまず、絶対正義マンISTJに見えました。なんとなく見覚えのある人物像です。

そう、我が父です。石橋を叩いてぶち壊す程の慎重派です。

思いやりは無くはないんです。でも、なんか微妙にズレているんです。
書いてある文章を読むのは得意ですが、書いてない事は読めません。書いてないですから。

父として娘であるわたしに心配も愛情も親として注いでくれました。理解しています。
でも違うんです、微妙に。普通はわかりません。

いつも心配してるのはわたしの体調や仕事の調子ではなく、車の保険や生命保険、家のコンセント(父は電気系の国家資格持ち)、免許更新などです。わたしの昇進<<<<車の保険でした。

悪い事をしていないのに、わたしは実家に免許証と保険証、パスポートのコピーがあります。

父はなんでもかんでも取っておくのが好きです。

また、そこで「相手の気持ちになって」などと言われても、相手は自分と同じだと思っていれば気づきません。そして娘のオサシミが大事だから気にかけてるのです、車の保険、生命保険、家のコンセントの具合を。

うちの父は職業柄、機械のメンテナンスなどをキッチリキッカリ、ミスは許されない、手順を守って……という部署だったので余計に「ヒトノキモチ」などという漠然としたもの、苦手だったと思います。

何よりも手順や規律が大事ですから。
そこを甘やかすと、見落とすと「大変な事になる」「とんでもない事になる」のですから。(父の口癖でした)

主人公の範子を見てると、父もこういう生きにくさを感じていたのかなあ、などと思いました。
疑問を感じる箇所の説明が理屈で語りにくすぎます。

「もっと皆のこと考えて……」「人の気持ちを……」

考えていない訳ではないんです。むしろ、考えての行動です。

周囲と人との関係もなんだか父の姿と重なるようで、考えさせられるドラマでした。

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