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家計版長期経営計画を立てる(ライフプランシートを作る)

企業も長期経営計画とか、中期経営計画とか立てて、年間や期の予算に落とし込みますよね。それと同じで年間計画を作る前に、まずは長期経営計画(ライフプランシート)を埋めて行きます。

ライフプランシート とは

「ライフプランシート 無料」などのキーワードで検索すると出てくる、「死ぬまでに起きるイベントを洗い出す表」です。FPさんに作成を依頼したことある方は見たことあると思いますが、それの簡易版を作ります。
とはいえ、退職後のことはよくわからいことが多いので、私はとりあえず大きな金額が必要となる、子供の入学・卒業(大学受験の場合は授業料や入学金が入学の前年にかかるので前年に記入)イベントをExcelに入力して行きます。

ライフプランシートのおすすめツール

Excelで作る方が多いですが、そうするとPC以外で閲覧できなくなります。個人的におすすめなのがgoogleドライブにスプレッドシートで作成するやり方。クラウドサービス上に置いておけば配偶者の方もすぐに確認できますし、ネットワークにつながっていればPC、タブレット……スマホからも閲覧・編集できるからです。

ライフプランシートを作る

保険会社などが提供しているものを使用しても構いませんが、手作りでも構いません「長期的にいつ、どれくらいの金額が必要」かを見える化するために作ります。※奨学金の返済、住宅ローン減税終了、賃貸の更新など

教育費がどれくらいかかるか考える

住宅購入や、車の買い替えなどのイベントは我慢したり多少延期することもできますが、教育費はそうも言ってられません。子供がいる家庭では特に入学・卒業時にお金がかかります。

よくある幼稚園〜大学まで私立の額に惑わされない

保険会社の試算などで、こんなにお金がかかるんです!だから保証を!というのは大抵全て私立に行った場合。未就学児は保育園、小・中は公立。高校・大学は私立。オール公立など、各家庭の考え方によって変わってきます。
「入学 費用」などで検索するとそれぞれいくらかかるのかが出ています。幼〜高まではざっくり等分で割って、大学入学時の入学金、初回納付額などの大金は高校三年で支払うようにタイミングと金額を記入します。

どうやって蓄えるか考える

ざっくりと、いつ、どれくらいかかるのかが見えてきました。
次に、どうやって備えるかを考えます。

よくあるのが児童手当を使わずにそのまま貯蓄する方法。
4月生まれの1人子の児童手当を全て貯蓄した場合
3歳まで:15,000円
3歳〜中学卒業まで:10,0000円
3歳まで:3*12*15,000=540,000円
中学卒業まで:12*12*10,000=1,4400,000円
合計:1,980,000≒2,000,000円
約200万円をためることができます。
また、高校3年間も児童手当をもらっているものとみなしてためると、
高校卒業まで:3*12*10,000=360,000円
約230万円ためることができます。

下記のサイトでそれぞれいくらかかるか算出してくれます。
国立だと80万、私立理系だと160万なので、児童手当でなんとかなりそうです。医学部の場合半分は賄えます。

2年度以降の授業料、一人暮らしをするなら生活費、その他高校の入学金等を考えると児童手当以外にも貯金が必要になることがわかります。
これに加え、住宅購入や車の購入の時期と金額も入れると、全て子供の自由に進路を選ばせることができるか、国公立限定なのか、その辺りも確認することができます。


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