監督やめろと言う前に

栃木SCは先日のアウェイ長崎戦で敗戦しました。

J2残留するためには痛い敗戦でした。

まあ、この時期色々聞くのは今に始まったことではないし、栃木SCみたいな弱いチームは毎年のようにこんな思いをしてます。

かつて、おいらは「そんなに勝ち試合がみたいなら川崎やマリノス応援すりゃいいじゃん」的な発言しました。

その言葉尻だけ捉えて、さもサポーターやめろ的な意味に捉えた方がいましたけど、うちらは川崎やマリノスのような常勝チームじゃないんだから、負けても諦めないで応援しようよって事なんです。なにも、本当に川崎サポになれって意味ではないです。


サッカーというのは、実際に戦ってるのは選手達です。

だから監督やめろという声を聞くたびに違和感感じてました。

それはかつての石田さん、高橋さん、ハシラさん、松田さん、育夫さん(は短期間だったのでないかなー)、坂倉さん、倉田さん、横さんの時代でもありました。

負けがこむと監督やめろと。

たしかに戦術や選手のチョイスをするのは監督のお仕事です。たしかに試合の責任は監督にあります。ですが、実際にプレーしてるのは選手達です。

監督もまた、栃木SCをなんとかしようと。勝とうとしてあれこれ考えて努力されてるわけです。なにも、わざわざ負けようと思ってやってる監督などどこにもいない。

勝てない悔しさはわかります。そりゃおいらもサポーターの端くれ。毎試合勝つつもりで応援してます。だから負ければ悔しい。何やってんだよ!と負けるたびに思います。

でもね。

勝てない責任が監督にもあるのだとしたら、我々サポーターにもその責任はあるのではないだろうか。

サポーターとは12番目の選手。

選手や監督が納得いく応援ができているか。

応援というのはなにスタジアムで声援を送るだけじゃないですよね。少しでも多くの人をスタジアムに連れて来れてるか。スタジアムでグルメやグッズにたくさんのお金を落としているか。普段から栃木SCの話題をしているか。

そういう積み重ねがクラブを強くするわけで。

リーグ戦はまだあります。

ここで諦めてネガティブな発言を繰り返すのは、本当にクラブを応援してるサポーターと言えるのかしらと。

残りの試合。もう無理だ、うちらは降格するよと諦めた監督や選手がもしいたとしたらどうですか。

今、諦めて監督交代しろと言っているサポーターは、それに等しい行為をしてるわけです。

最後まで諦めずに戦わなくてどうする?

ここで諦めてネガティブな発言を繰り返してるサポーターというのは、今、諦めずに最後まで戦おうとしてる監督や選手よりはるかに劣る行為だと思います。


監督批判、フロント批判はリーグが終わってからで充分。目の前に残りの試合がある以上、今はそれに勝つ為に諦めずに応援するべきではないでしょうか。

サポーターってのは本来、諦めの悪い人種だと思ってます。あのJ3降格した年でもおいらは最後まで諦めずに応援してました。

その結果として降格したのなら、監督云々はもちろん、我々サポーターも反省しなきゃいけないはずです。勝利の後押しをできていなかったサポーターにもその責任はあるはずです。

今は全力で応援しましょう。

文句を言うのはその後で充分。

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