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紅茶との付き合い方

コーヒーショップの前を通るとコーヒーのアロマに誘われる。なんだか、もうそれだけで美味しい気持ちになる。

紅茶というのはコーヒーと違って、こちらから歩み寄らなければその魅力に気付きにくい。

葉だけだとあまり香りも感じない。

ポットに茶葉を入れて熱湯を注いだ時に初めてその紅茶の魅力に触れる。
カップに注いだ一杯目、二杯目、三杯目。
どんどん味と香りが変化していき、もちろん時間が経つにつれて渋味も増すんだけど、その渋味の種類も茶葉それぞれ違ってくる。

心地よい渋みもあれば、これはストレートで辛いと思う渋みもある。
そんな時は何も我慢してそのまま飲む必要はない。差し湯をして好みの味まで薄めたら良いし、ミルクを入れてマイルドにするのも良い。

紅茶は飲み手が努力しなければならない飲み物ではあるけれど、後から好みの味に調整が出来る分、ある程度適当に大雑把に入れたって問題ない。

自分が美味しいと思ったらそれが正解なんだ。

紅茶の美味しい季節になってきた。

日々のティータイムが楽しみだ。

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