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福祉の中での戦争

男性を口説くことが趣味

 札幌は雪が降り、私の手は凍っています。温かな大きな手の男性が握ってくださると人生バラ色になると思います。若き日は退屈な時や心が折れている時には、素敵な男性に声を掛け恋をしていました。それが私の趣味と言っても間違いではありません。車椅子に乗って、言語障害があり、顔が歪んだりします。そういう私でも、ちゃんと受け入れて下さる男性がいたから幸せ者です。みなさんの趣味は何ですか?しかしコロナの中、事務者に男性がちっとも来ません・・・楽しくないですね。色々な人と会って話がしたい!それが私の希望です。

2度あることは3度ある

ところで、今のニュースは殺人事件のニュースが流れ恐ろしいです。2016年(6年ほど前)の『津久井やまゆり園事件』があり、恐ろしいことが起こりました。マスコミではもう二度とこういう事件はおきてはいけないと言っていましたが、老人ホームなどでは同じようなことが起きています。福祉制度は良くなってきてますが、人々の心がついてきていないような気がします。

弱い人に虐待を何故するのか

北海道西興部村の「障がい者支援施設清流の里』の虐待事件。虐待事件がまた起こった。男性職員6人が、男性入居者を全裸で長時間放置するなど虐待をおこなっていた。村は、身体的・心理的虐待38件が行われたことを確認したとしている。二度と起きてはいけない事件がまた起こってしまった。

裸で雪の中に投げ飛ばされた友達

 60年くらい前、私は施設にいた。職員に虐待を沢山受けていた。私は、豚肉の脂が嫌いであった。吐き気がして少し吐いてしまった。すると職員は、何で食べないのと怒ってほっぺたを叩かれ、それをそのまま食べさせた。リハビリでは腕を逆に曲げたり、足をバレリーナのように開いたり・・・痛いと泣くとなおさらやられた。一番ひどかったのは、部屋の友達がおねしょをすると、職員はその子を真っ裸にして雪の中に投げた。それには私も黙ってはいられなかった。声を張り上げ「死んじゃうよ!!誰か助けて!!」と叫んで、他の職員を呼んだ。

温かな手で友達は助かった

 ちょうど優しい職員が部屋の前を通りかかり、部屋に入って来た。窓の外にいた裸の子どもを見て驚いた。「どうしたのよ!死んじゃうでしょ!」と言って雪の中からその子を救い出してくれた。そして、毛布に包み抱いてストーブの前で体をさすってくれた。このシーンは一生忘れない。60年前からこのような事が起こっており、今も同じようなことが起こっている。悲しすぎる。障がいを持って生まれたことは残念ですか?悲しいですか?残酷ですか?普通の人間なのです。人間は愚かですから繰り返しこういうことが起きるのです。

防犯カメラをつける時代へ

 静岡県『さくら保育園』でも、園児を裸にして逆さづりをする、カッターナイフで脅すなどの虐待事件が起こりました。2人の保育士には子供もいて…どうして虐待が出来るのか、私には分からない。コロナでストレスが溜まっているからだろうか?もうすぐあちこちの施設や学校や保育園などに防犯カメラがつくのだろうか?悲しすぎる。

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