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沖縄に行ったけれど、すぐに消えた。

飽きてきたのかな?

  二ヶ月間も、私はNoteを書いていなかった。書きたい!という思いは頭の片隅にあったが、文章が思いつかない…。
 私はどうも、桜の花が咲く頃、うつ病になるらしい。眠れなくなる。身体が硬直し、吐き気がする。若い時には、良く幻覚が見えたものだ!
 今は、幻覚は見えないので、主治医の先生から溢れるほど薬を頂き治している途中である。私は22歳から札幌いちご会を始めて、47年が経とうとしている。もう同じことを繰り返し繰り返し行ってきているので、飽きてきたのか?と考える。
 やはりヘルパーさんに来ていただき、生きて行く事は辞められない。気の合うヘルパーさんに一人でも来ていただきたいので、仕事は辞められない。

自己判断で生きるとは

 春の初めごろから、調子が良かったので、強い薬を減らして、沖縄の空気でも吸うことにより、気分が良くなるのではないか?と考えた。
 しかし、薬を減らすと徐々に眠れなくなり困っていた。(まぁ沖縄に行けば治るだろ!と自己判断しそれが間違えていたのである。)
 沖縄に行く途中空港の車椅子にはヘッドレストが無く首が曲がってしまい、尚更身体の緊張が強くなり吐き気がした。沖縄には四泊五日と決めていたのに、ホテルの浴槽が滑って座っていられない。ベッドは柔らかすぎて首と背中が痛い!洗面台は高すぎて、洗顔も歯磨きも出来ない。あぁ~帰りたいなぁと思ってしまった…。
 豪華なホテルであったが私達には使いにくかった。二泊泊って思い切って帰って来た。二人のヘルパーさんと一緒に行ったが、これ以上迷惑をかけてはいけない!と思い帰る事を決心した。もう一泊泊まれば気分が良くなるかもしれない!しかし、もっと悪くなるかもしれない。という考えが頭の中を行ったり来たりしていた!
 でも青い美しい海は観れた!ホテルのレストランには、高齢者が多く働いており海外の人も多かった!若い人はどこでも、足りないのだなぁ~と肌で感じた。帰る途中であまりにも具合が悪かったので、「もとぶ野毛病院」に行った。美ら海水族館に行く予定だったが、病院に行くなんて思っても見なかった。でも、その病院はベッドが硬く寝やすかった!胸が楽になった!

優しくてハンサムな先生と出逢えた

 ハンサムな背の大きい医師が居て、とても優しく語り掛けてくださった!堀川恭平先生という!丁寧な口調で、やさしぃ~く語り掛けてくださったので、具合が悪いことも忘れてしまいそうだった!
 医者は障がい者にはなかなか語り掛けてくれない!ヘルパーさんに語り掛けてくる人が多いのだ!困っているのは私なのに!私の方を向かない先生もたまには居る!何年経っても変わらないのだ!
 しかし、堀川先生は初めて会ったと思えないほど、私が飛行機の時間に帰れるように、スピーディーに話を聴いて下さり点滴をしたり、薬も出して下さった。あれほど、心優しい先生が北海道にもたくさん居てくださったなら障がい者達も病院に行きやすくなるだろう!
 美ら海水族館には、行ってみたいが、まだその気持ちにはなれない。心穏やかにしてベッドの硬いホテルがあったなら行ってみたいが、もう行かなくてもいいかなぁ~と思っている。定山渓に行き日帰りでお風呂に入るくらいなら良いだろう!私の家が最高のホテルだと気付いた!もうどこにも行かないで家にいるのが一番だ!と思っていたが、買い物に行き若い女性が嬉しそうな顔をしてパンを選んでいた。その顔がとても愛らしく見え、「幸せそうだなぁ」と思った。後ろから近寄って「どのパンが美味しいですか?」と訊いてみたかった。やはりちょっとした新しい出会い!新しい風景!を観なければ、もうNoteは書けない!と思った。
 また、幸せそうな顔をしている人に出会いNoteを書き続けたいと思う!

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